めんどくせぇことばかり 『夜ラクごはん』 秋元薫
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『夜ラクごはん』 秋元薫

始まりは、双子のお子さんを出産されたことだったんだそうです。好きな料理をする時間もない。あれもできない。これもできない。1日36時間ほしい」って状態になってしまったんだそうです。

そうですよね。子供一人で十分大変ですもんね。私の一番の恩人でもある先輩のところも双子ちゃんでね。上に長男がいて、下が男女の双子。先輩に出会った頃は、上がもうすぐ小学校に上がる頃でした。よく飲みに行って泊めてもらって二日酔いの最低の朝、三人が私の腹の上で飛び跳ねるんです。「おきて~」って。

先輩も、双子が小さい頃は大変だったそうです。仕事中に意識を失うようにして寝てしまったそうです。ちなみにドライバーではありません。私もその後、最初の子に恵まれて大変でした。これが二人いたらと思って、ゾッとしたこともあります。

小さい頃によく聞いた話です。うちでも鶏を買っていたのですが、卵を割ると、時々双子の卵がありました。若い女の人は、双子の卵を決して食べなかったそうです。双子が生まれたら大変だから、二人も育てられないから、どちらかを間引かなきゃいけないから。

小学校の頃、双子の下級生がいましたが、あのうちはお金持ちだから大丈夫なんだと、私はこっそり納得しておりました。土地柄もありますが、貧乏な時代だったんですね。

でも、双子には二人分の手がかかるのは、今も昔も一緒。その分、他に手がかけられなくなるのは理の当然。おじいちゃん、おばあちゃんの手を借りたり、公的扶助を利用したりとなるわけですが、当のお父さん、お母さんも、もちろん誰もがいろいろな工夫をしているわけですよね。

どうやら、そんなところから生まれ落ちた本のようです。


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帰って15分でできる夜ラク生活でいいことたくさん 家族と過ごし、好きなことをして
第1章  夜ラクのための時短テク講座
第2章  たった15分でできる! パパっと一汁二菜の献立
第3章  組み合わせて時短! 「酒菜」「副菜」「汁もの」カタログ
第4章  これ一品で栄養満点! ワンプレートごはん


うちには今、双子どころか、私たち夫婦以外には誰もいません。連れ合いは、いろいろな事情で結婚してからは仕事につきませんでしたし、私ももうすぐ定年です。なにも、15分でごはんを作らないと、自分の時間がなくなってしまうわけじゃありません。それこそ最近は、味噌を作ってみようかとか、梅干しに挑戦してみようかとか、何ヶ月も時間をかけてつくるものに興味をもつようにさえなってきました。

それでも、この手の本には、どうしても興味を持ってしまう私なのです。私にとっての料理というものが、山での食当というものと密接に結びついているからかも知れません。まず、時間を使わずに、うまいものを食わせることを求められましたからね。・・・関係ないかな。いずれにせよ、あるものでさっと作るのが、私の信条です。

ただこの本は、「3日分をまとめて買い物をする」ことを前提にするものなんです。「こういう料理をつくるために、この食材を買う」という前提なのですが、私の料理は「あるものでなにか作る」って感じなんですね。“感じなんです”なんていい方はおこがましいですね。「さっと作る」ってことが、買い物の段階から始まっている本なわけです。

2・3・4章で実際のレシピが紹介されています。こちらはもちろん、“時短”のための様々な工夫が散りばめられていて面白いです。でも、私が心の底から頭をたれて参考にさせてもらおうと思ったのは、第1章です。《時短テク講座》です。
・切らずに使えるメイン食材と、お助けストック食材
・調理をラクにする道具たち
・すきま時間にできる簡単下ごしらえ
・グリルやレンジ、ビニール袋などを使った時短調理
冷蔵庫に常備すると便利・・・なんでしょう。いくつも上げられてますけど、「納豆・油揚げ」、・・・これはうちもやってます。ほかにも、「賞味期限を迎えた・・・」とかね。ほかにも、“冷蔵庫にあるよ便利”、“食品庫にあると便利”、これも参考になりますね。

まだまだありますよ。“旨み出し、コク出し食材”、“風味付け食材”。これはポイント高いです。《プラスアルファ》食材ですね。“時短料理”を、ただの“時短料理”ではないレベルに引き上げてくれます。

参考になりますね。




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テーマ : 料理の本
ジャンル : 本・雑誌

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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