めんどくせぇことばかり 『日本史のツボ』 本郷和人
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『日本史のツボ』 本郷和人

私は子供のころからの本好きで、「本を読むな」と言われたことはあっても、「本を読め」といわれたことはないです。「そんな本を読んでるんじゃない」ってことは、けっこう言われましたね。私の母は、賢くも私を全く信用してませんでしたから、押し入れのふとんの間に隠した本まで見つけ出しましたからね。・・・あの本が見つかったときはバツが悪かったなぁ。あの本の時はもっとひどかったなぁ。

小学校の頃、図書室が開いているときは、だいたい通ったような気がします。このブログの右下の方に《こんな本、あんな本》のところにも紹介してあるんだけど、『火星のプリンセス』みたいなSFモノとか好きでしたね。当時から、分野にこだわらずに何でも読みましたけど、そんな中で歴史の本に触れていったんじゃなかったかなって思います。伝記モノとかね。

《歴史は面白いもの》

それが原点です。だから、歴史に価値を求めません。求められるのも好みません。著者の本郷和人さんは、プロのたこつぼ歴史屋だったから、それだけに歴史の“価値”を意識しすぎているんじゃないかなって感じました。


『日本市のツボ』    本郷和人

文藝春秋  ¥ 907

七つのツボを押さえれば、歴史の流れが一気につかめる。最もコンパクトな通史
第一回  天皇を知れば日本史が分かる
第二回  宗教を知れば日本史が分かる
第三回  土地を知れば日本史が分かる
第四回  軍事を知れば日本史が分かる
第五回  地域を知れば日本史が分かる
第六回  女性を知れば日本史が分かる
第七回  経済を知れば日本史が分かる

高校の時の通知表、今はどこにあるか不明ですが、いつか実家で見たときによく高校を卒業できたもんだと驚いた。高校2年の時のものでしたが、体躯と世界史が5で、あとは全部2でした。好きな科目以外は怠けていたんですね。とにかく歴史が好きだったんです。

にもかかわらず、大学では史学科には進んでません。いろいろ調べてみると、史学科ってなんだかつまらなそうだったもんですから。で、私が進学したのは経済学部です。ソ連崩壊後、その学問の世界がどうなったか知りませんが、マルクス経済学です。一時はとち狂いましたが、何とか自力で脱出しました。

本郷和人さんは、そのたこつぼを「よこ」に広げていかずに「たて」につなげて行ったんだそうです。「たて」につなげて、「いま」に結びつける。

《これならば、歴史学は「むかし」との比較を通じて「いま」の特質を明らかにしてくれる(あとがき)》

たしかにそういう側面はありますね。しかもそれを、時代の流れの中で捉えて説得力を持たせるようにしているんだそうです。これも“あとがき”に書かれていることですが、たしかに本編を思い起こすと、そのような努力をされて書いているんだなって思い当たります。

でも、そのやり方は、有効な場合と、さほど有効とは思われない場合とがあると思います。さほど有効とは思わらない場合、あるいは、そうすることで、かえって分かりにくくなったり、つまらなくなる場合もあると思います。著者が把握した“流れ”に無理に当てはめられているように感じる部分ね。

だから、この本には“当たり”の場所と、“はずれ”の場所が、混ざり合ってるんですね。




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ジャンル : 本・雑誌

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古代史は謎だらけだといわれる。
なぜか――。
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誰もがとらわれているからである。
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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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