めんどくせぇことばかり 『俳句七十二候』 石田郷子

『俳句七十二候』 石田郷子

定年が、頭に思い浮かぶようになりました。つい先日、昨年の3月31日で定年を迎えた方と、つまり、定年して1年と少しの日々を過ごした方ですね。そんな方と、なんとなく話す機会がありました。お互いに前のめりになるような関係ではなかったはずなんですが、その方、なぜかその時は前のめりになって私に話してくるのです。そう、定年後の毎日のことを・・・。

定年後、なにも束縛がない生活を楽しめるのは最初のうちだけで、時期に自分が世の中から取り残されているというか。つまり、何にも所属していないことの不安なんでしょうね。そんなものを感じて、まあ、パートを始めたと・・・、そんな話でした。

「私はどうなんだろう」と考えました。束縛のない生活に憧れます。所属したくありません。今はそう思っていても、それを不安に感じるようになるんでしょうか。

お金はつましく暮らせば何とかなると思います。山に行くくらいで。あとは、釣りに行くくらいで。そうですね。連れ合いの日常を壊したくありませんから、できるだけ昼間は家にいないのがいいでしょうね。で、夕ご飯の前にうちに帰る。山と、釣りで・・・?

あ、そうか。本を読むんだ。どこで読もうかな。喫茶店?・・・お金かかるな。山で読むか。近所のハイキングコースの見晴らし台にはベンチがあった。あそこでいいか。

俳句を詠んでみたい。「・・・だったら詠めばいいんじゃないの」ということで、勝手に詠みます。

いつもそう思ってるわりに、続かない。「俳句を詠んでみたい」と思うのも、花や虫、季節の移り変わる様子をいとおしく思うようになったからでしょうね。足を直して、山登りを再開できたことも大きいと思う。だけど、同じように山に登っても、若いころはそう思わなかった。やはり年齢ってものがあるんだと思う。



NHK出版  ¥ 1,944

季節のうつろいを動物や草花で表した七十二候 俳句の季語にもつながることばの宝庫
七十二候と俳句鑑賞
春  立春 雨水 啓蟄 春分 清明 穀雨
夏  立夏 小満 芒種 夏至 小暑 大暑
秋  立秋 処暑 白露 秋分 寒露 霜降
冬  立冬 小雪 大雪 冬至 小寒 大寒
季語に親しむ

この本は、その季節の移ろいに視点を合わせて、今、詠みたい季語をはっきり意識しようという試み、・・・なんだろうと思います。

まず、前半の《七十二候とはいく鑑賞》では、二十四節気を、さらには七十二候と細分化して、季節が移り変わろうとするときに現われる花や虫、鳥や自然現象に思いが至るように工夫されています。

後半の《季語に親しむ》では、二十四節気、七十二候に合わせた季語を紹介してあって、言うなれば、まさに今詠みたい自然の様子と季語がそこに置かれているわけですね。ちょっと過保護かな。

二十四節気でいうと、5月6日~20日ころは立夏ですね。え~、もう夏ですか。たしかに、今年はずいぶん熱いですけどね。七十二候でいうと、初候が《かわずはじめてなく》、次候が《みみずいずる》、末候が《たけのこしょうず》ですね。

今年、すでに蛙の鳴き声を聞きました。覚えています。連休に入る前の4月25日です。「午前中は荒れ模様の天気で、前線が通過した後は晴れ空となり、一気に気温が上がる」という予報通り、午後は日が出て暑くなりました。公園で一休みしていたところ、かたわらの池の方から蛙のなく声が聞こえてきました。

結婚してしばらくの間住んでいたアパートは、すぐ近くに広大な水田が広がっていました。夏場、夜になるとうるさいほどの蛙の声が聞こえてきましたが、この時期の蛙の声は心地いいもんですね。

そんな気持ちを俳句に詠めばいいんですね。・・・で、できた❢ でも、教えない。

ああ、なんでも五七五で考えるようになりたいな。




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心地よし今年最初の蛙かな
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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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