めんどくせぇことばかり “中国”『新しい日本人が日本と世界を変える』 日下公人

“中国”『新しい日本人が日本と世界を変える』 日下公人

信用ならない“中国”の統計によれば、国際決済銀行の統計で、二〇一五年末までの三年間で“中国”の政府、企業、家計の債務合計は約九百二十兆円増加したそうです。まあ、日本政府の借金もバカにならない金額ですが、国債を国民が購入するという形での借金ですからね。しかも、日本は経済実態の透明性が確保されていて、国際的な信用度も高いですから、バカにならない金額の借金があっても信用不安は起きてません。

でも、“中国”はどうでしょう。

二〇一〇年、“中国”のGDPは日本を抜いてアメリカに次いで世界で二位になりました。加熱する不動産市場の中で《工業生産能力は二〇一四年までの七年間で粗鋼約二倍、自動車二.三倍、セメント一.九倍と膨張し、世界経済の怪物になった》わけです。

そんな状況の中で、世界は“中国”と商売をすることで経済の浮揚させる手っ取り早さに惹かれたんですね。今では“中国”が官民で打ち出す数字の信用なさは有名です。それでも“中国”は、地方共産党官僚のおべんちゃらと中国共産党の強権による綱渡りを続けているし、世界が“中国”に淡い夢を抱いている状況がそれを可能にしているわけですね。

バカな話だとは思いますよ。でも、18世紀以来欧米は、この“中国”の抱える膨大な人口によだれを垂らしてきたわけです。アヘン戦争以降は“中国”の柔らかい肉にむしゃぶりついてきたわけです。そのしびれるような美味しさは、いまだに欧米の脳みそにこびりついているのでしょう。そして中国共産党は、それを見越して、冷や汗を隠した綱渡りを続けているわけですね。


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さまざまな分野で活躍する「新しい日本人」に着目し、日本と世界の明るい未来を指し示す
第一章 「新しい日本人」の台頭が始まる
第二章 マスメディアの旧態依然とした「報道」
第三章 「反知性主義」って何のことですか?
第四章 「新しい日本人」にとっての憲法観
第五章 日本の「ストーリーの力」を体現する安倍首相
第六章 「新しい日本人」は優位戦思考を持つ
第七章 グローバリズムからローカリズムの時代へ
第八章 日本国家の歩みは“終わりのない芝居”
第九章 さまざまな分野で活躍する「新しい日本人」
第十章 そして「新しい日本」の時代が始まる

日本だって偉そうなことは言えません。《伊藤忠商事の元会長で“中国”大使を務めた丹羽宇一郎氏は、伊藤忠の役員時代、「将来は大中華圏の時代が到来する」「日本は中国の属国として生きていけばいい」「日本が幸福かつ安全に生きる道は中国の属国になること」》と語ったそうだ。

“中国”大使に就任したのは二〇一〇年、民間出身の“中国”大使として彼を起用したのは、菅直人内閣総理大臣でした。折から、尖閣諸島“中国”漁船衝突事件では“中国”政府から早朝に呼びつけられたりしてましたね。まさに率先して属国の代表のようにふるまったんでしょう。

二〇一二年の反日運動がさかんに行われている頃、丹羽宇一郎大使の乗る公用車が、二台の車に走行を妨害され停止したところ、一台から下りてきた男に公用車に掲げてあった日本国旗を奪われるという事件がありました。

しょせん、儲かるから“中国”と関わってきたのが彼らです。属国になってでも、儲かるから付き合うという根性です。チベットや東トルキスタンがどんな目に合されようが、“中国”と付き合えばもうかるから見て見ないふりをして付き合おうという人たちですよね。

“中国”経済発展の背景にあるのは、日本の対“中国”ODA(とは言っても伊藤忠商事のように、それを横から吸い取ろうとする企業もありますが・・・)と農民工の低賃金。“中国”で儲けようとする企業は、それに付け入ってきたわけですね。残念ながら多かれ少なかれ・・・。これは、単に労働力の安い国に工場を作ろうとするのとはわけが違います。その“中国”国内における都市と農村の戸籍格差からくる差別に加担しているわけですから。

そういう、“中国”社会の問題と取り組もうとする人たちと、日本は連帯していくという姿勢がありましたね。そうして“中国”社会の深いところとも接触をしてきました。よく考えれば問題も抱えていますけど、かつての“中国”との関係の仕方には、そのようなものが根強くあったと思うんですけどね。




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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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