めんどくせぇことばかり 『おなかがすいたハラペコだ② おかわりもういっぱい』 椎名誠
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『おなかがすいたハラペコだ② おかわりもういっぱい』 椎名誠

新日本出版社の本ですね。新日本出版社の本を読むことはあっても、日本共産党中央委員会発行の『女性のひろば』は読みませんからね。その、『女性のひろば』に、椎名誠さんが《おなかがすいたハラペコだ。》というコラムを連載しているんだそうです。いや~、時と場合によっちゃあ、お目にかかれないこともあったかもしれません。読む機会に恵まれて、本当に良かったです。

どんなものでも、ご飯を一生懸命食べようとしている人は信用できます。かりにそれが、日本共産党中央委員会発行の『女性のひろば』の読者の方であってもです。ああ、いけない。思想的な話題は避けましょう。食べることは思想なんかに関係ないと言いたかっただけです。

小学校の頃、学校の先生がクラスの皆さんに、「皆さんは、目の前に出された食べ物が安全だと、どのように判断しますか」という質問をしたことを覚えています。変な質問だなと思いました。50年も前のことですからね。今みたいな大きな冷蔵庫はありませんでした。残り物は冷蔵庫よりも茶箪笥に入っている時代ですからね。たぶん、梅雨から夏にかけての時期に、食あたりしないようにとか、そういうことで投げかけられた質問だったんじゃないかと思うんです。

でも、子供にとって料理っていうのは、母親に作ってもらって食べるものですからね。それ以上でも、以下でもありません。母が喰えと言えば、毒でも食います。・・・私、心に引っかかることがあると、それにとらわれて、思考が止まってしまうところがあるんです。特に子供の頃はそうで、このときも、なんだか大したことじゃないのに、先生に突っかかったような気がするんです。

よく覚えていないんですけどね。

いつも、腹が減ってました。学校から帰ると、「なにか食うもんある?」って。飯の残りがあればそれを食うし、芋が蒸してあれば芋を食うし、秋なら柿もいで食うし、漬物樽からたくあんを引っ張り出してかじるしね。かじったやつを、何事もなかったようにもとに戻してておいたら、あらためて出したときにかじったのが見つかって怒られたことがありますね。お勝手においてあった豆腐を食ったときも怒られましたね。大体は、兄との共犯なんですけど。



新日本出版社  ¥ 1,296

おなかがすいて、メシを食う。ほんとうのおいしさはイブクロのあとで胸に染みるもの。
夏麺サスペンス
目下居酒屋黄金時代
駆け足、うまいもの大全
男がひとり自宅で何を食うか
うどんと饅頭の対決(台湾篇)
おせち改革派の躍進なるか
春山雪洞カンズリ鍋
ゲンゲ科のナンダ
体内にも友達がいるけれど
まぜごはんのおにぎり     〔ほか〕

ニューヨークのラーメン屋の話が面白かったです。ラーメン一杯20ドルから30ドル。え~っ、2000円から3000円?そりゃ、いくらなんでも❢・・・私はラーメンが800円とかでも、高すぎるような気がしてるもんですから。

昔、下北沢に住んでるとき、近所に安い中華料理屋さんがあったんです。餃子が80円とか。ラーメンが150円とか。ちょっと、いくら安いとしても桁違いの安さでね。30年以上前のこととはいえ、他にはありえない安さで、ずいぶん助けられました。老夫婦がやってる店で、どちらかの調子が悪いと店を閉めてるので、やってるときは、「しめた」っとばかり、喰いまくりました。

決して、「安かろう、わるかろう」って代物ではないんです。もちろん、ナルトとのりが一枚乗ってるくらいのラーメンだけど、ちゃんとしたラーメンでしたよ。きれいに澄んだ、しょう油のスープでね。他に客がいないタイミングに声をかけてもらったことがあって、安くて助かるということを伝えると、まったく儲けようとしていなければやっていけるというようなことを言われました。

ニューヨークのラーメンは、チャーシューの厚さが1センチもあるんですって。どうも、私たち日本人とアメリカの方とじゃ、ラーメンに求めているものが違うんですね。食い終わったラーメンどんぶりをはさんで、じっくり愛を語り合うカップルを椎名さんは見かけたらしいです。

仕方がない。だったら、ラーメンどんぶりを小鉢に変えて、塩、味噌、しょう油と三種類のラーメンを次々と出していったらどうでしょうか。めんどくさいことこの上ないが、その分高い金を取ればいいでしょう。ラーメンの上に乗せるのはやはりなるとの赤が映えます。1センチのチャーシューに見合うようにするなら、ナルトなら5センチは必要でしょう。

ハートマークのナルトなんて簡単すぎるし、アメリカに媚びているようでよくありません。カップル向けには《寿》のナルトがいいでしょう。ちょっとハードル高いでしょうか。




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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