『山でお泊り手帳』 仲川希良
ああ、あんまり可愛いんでつい買ってしまいました。「お泊り手帳」なんて題名つけるのやめてもらえませんか。ついつい手を出してしまって、必ずあとからその助平心を後悔するんですから。
四〇年前、私が山に登り始めた頃には、山で女の人を見かけることはあんまりなかったし、少なくともこんな可愛い子はいなかった。でも、最近はいるんですよね。
ずっと以前から、基本的に一人で山に登るのでグループ登山の経験は乏しいです。山岳部は別ですよ。その私の乏しい経験上、山に登るとき、グループの中に女の人がいると、まず、いいことはありません。考えるまでもなく分かってますので、私が判断していい場合は、グループに女の人は入れません。人の判断でやむを得ない場合は、・・・諦めます。
偏見だと言われるかもしれませんが、偏見ではありません。・・・たぶん。
この間の本も《テント泊》を扱ってましたね。まあ、山に登るなら、泊まるのが当たり前です。
高校山岳部で山を始めれば誰でも多分そうだと思うんですけど、部としての山行は全部泊まりですよね。新歓の段階からね。山岳部に入部したら、最初の日曜の朝に、二年部員の青野さんって人が朝、私の家まで迎えに来て、あわててる私の母親に、「お母さん、大きめのおむすびを4つほどお願いします」ってね。結局、一日中、山を引きずり回されました。
次の土日は新歓合宿でした。土曜日の授業が終わってっから出かけて、武甲山の裏側に浦山川をさかのぼって、河原のいいところにテントを張りました。そんで新歓行事ですね。新入部員はいじられて遊ばれるわけです。そしてこの時だけは、先輩の作ったカレーを食べて、まあ、お楽しみ会ですね。先生は酒飲んでました。
日もとっぷり暮れて、さて、真っ暗な中で、武甲山に登りました。とてつもなく楽しかった。二時間位かけて夜間登山から下りてきてからも、これから三年間、山岳部でどんな楽しい経験ができるかと考えると、興奮して眠れませんでした。


上記のように、目次の項目は、《山小屋に泊まる》、《テントに泊まる》の2つだけ。こんな可愛い子が山小屋に、そしてテントで山に泊まろうってんですから、本当にいい時代になりました。当然ですが、この本はとても丁寧に、親切にどうすればいいかを教えてくれています。「本当に山に登るんですか」って考えちゃうくらいに、本としての作りがスマートです。
仲川希良さんのことはの、テレビの山番組で何度かみたことがあります。本当に可愛い子ですね。この本もそう。仲川希良さんの魅力がいっぱいです。もう、連れ合いには内緒で、永久保存版にしてしまいましょう。
山に登る上で、《泊まる》ってことはとても大事だと思います。今は、装備の軽量化も進み、テントとはいってもポール入れても二キロ位でしょう。いつでもザックに入れときゃいいんでしょうね。二キロ余分に担ぐ体力だけつけとけば、道に迷ったら泊まればいいんですもんね。
「なんとか帰らなきゃいけない」って考えなくて済むだけでも、どんだけ遭難事故が減ることでしょう。なんて言っといて、私がザックに入れてるのは、五〇〇グラムもないようなツェルトのフライだけですけどね。
小屋止まり、テント泊、それぞれの場合に合わせて必要な知識、仕組みや、持っていて便利な装備など、本当に親切に作られた本だと思います。おまけに、仲川希良さんお気に入りの山小屋やテント場が紹介されていました。なんか、そこばかり狙って行ってたら、いつか御本人にお会いすることができるでしょうか。こんな可愛い子とならぜひグループ登山も・・・。
・・・ああ、自分が嫌いになりそう。

一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
四〇年前、私が山に登り始めた頃には、山で女の人を見かけることはあんまりなかったし、少なくともこんな可愛い子はいなかった。でも、最近はいるんですよね。
ずっと以前から、基本的に一人で山に登るのでグループ登山の経験は乏しいです。山岳部は別ですよ。その私の乏しい経験上、山に登るとき、グループの中に女の人がいると、まず、いいことはありません。考えるまでもなく分かってますので、私が判断していい場合は、グループに女の人は入れません。人の判断でやむを得ない場合は、・・・諦めます。
偏見だと言われるかもしれませんが、偏見ではありません。・・・たぶん。
この間の本も《テント泊》を扱ってましたね。まあ、山に登るなら、泊まるのが当たり前です。
高校山岳部で山を始めれば誰でも多分そうだと思うんですけど、部としての山行は全部泊まりですよね。新歓の段階からね。山岳部に入部したら、最初の日曜の朝に、二年部員の青野さんって人が朝、私の家まで迎えに来て、あわててる私の母親に、「お母さん、大きめのおむすびを4つほどお願いします」ってね。結局、一日中、山を引きずり回されました。
次の土日は新歓合宿でした。土曜日の授業が終わってっから出かけて、武甲山の裏側に浦山川をさかのぼって、河原のいいところにテントを張りました。そんで新歓行事ですね。新入部員はいじられて遊ばれるわけです。そしてこの時だけは、先輩の作ったカレーを食べて、まあ、お楽しみ会ですね。先生は酒飲んでました。
日もとっぷり暮れて、さて、真っ暗な中で、武甲山に登りました。とてつもなく楽しかった。二時間位かけて夜間登山から下りてきてからも、これから三年間、山岳部でどんな楽しい経験ができるかと考えると、興奮して眠れませんでした。
『山でお泊り手帳』 仲川希良 エイ出版社 ¥ 1,296 ハイキングから一歩ふみだして、山で「お泊まり」する経験は、楽しみの幅をぐっと広げてくれます |
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上記のように、目次の項目は、《山小屋に泊まる》、《テントに泊まる》の2つだけ。こんな可愛い子が山小屋に、そしてテントで山に泊まろうってんですから、本当にいい時代になりました。当然ですが、この本はとても丁寧に、親切にどうすればいいかを教えてくれています。「本当に山に登るんですか」って考えちゃうくらいに、本としての作りがスマートです。
仲川希良さんのことはの、テレビの山番組で何度かみたことがあります。本当に可愛い子ですね。この本もそう。仲川希良さんの魅力がいっぱいです。もう、連れ合いには内緒で、永久保存版にしてしまいましょう。
山に登る上で、《泊まる》ってことはとても大事だと思います。今は、装備の軽量化も進み、テントとはいってもポール入れても二キロ位でしょう。いつでもザックに入れときゃいいんでしょうね。二キロ余分に担ぐ体力だけつけとけば、道に迷ったら泊まればいいんですもんね。
「なんとか帰らなきゃいけない」って考えなくて済むだけでも、どんだけ遭難事故が減ることでしょう。なんて言っといて、私がザックに入れてるのは、五〇〇グラムもないようなツェルトのフライだけですけどね。
小屋止まり、テント泊、それぞれの場合に合わせて必要な知識、仕組みや、持っていて便利な装備など、本当に親切に作られた本だと思います。おまけに、仲川希良さんお気に入りの山小屋やテント場が紹介されていました。なんか、そこばかり狙って行ってたら、いつか御本人にお会いすることができるでしょうか。こんな可愛い子とならぜひグループ登山も・・・。
・・・ああ、自分が嫌いになりそう。


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