めんどくせぇことばかり 『日本語のへそ』 金田一秀穂
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『日本語のへそ』 金田一秀穂

だから、会話を楽しめればいいのね。

でもなあ。ちょっと無理だなぁ。全然知らない人となら、けっこう歳が離れた若い人とでも話をすることができるんだけど、職場の人とか、知ってる人とだと、こっちが話そうとしても向こうが警戒してるのが分かっちゃうんだもの。だったら、一切話しをしないことにしておいたほうが楽だもの。

全然構えない、昔からの仲間はいますけどね。

その人たちと話すときや、知らない人と話すときは、・・・そうですねぇ。話をしてるってコト自体、その場のリズムを楽しめてるって感じでしょうかねぇ。結局、なにか特別なことを話しているってことじゃないんですよねぇ。

秀穂さんは、・・・あっ、個人的な知り合いというわけじゃありませんけど、なんか、こんな呼び方が似合うような気がするんです。・・・ということで、秀穂さんは、「言葉のむだ遣い」こそが、今は必要だって言ってます。多分、言葉だけじゃないんですよね。なんかさ、♬右を向いても左を見ても♬、効率、コストパフォーマンス、時短。いやんなっちゃいます。

私みたいにむだな人生を歩んできた人間の出番は、もうないです。


『日本語のへそ』    金田一秀穂

青春出版社  ¥ 950

本書は日本語に隠された「むだ」を、金田一先生がさまざまな角度から論じた一冊。
第1章  「言葉」をむだ遣いできているか
第2章  「むだ話」が人生を豊かにする
第3章  言葉も人もへなちょこで、自由がいい


真面目だからなぁ。意味のあることを伝えなきゃって思っちゃうんですよね。意味のあることを伝え合う人間関係の中ではどうしても警戒されちゃうので、いっその事、話なんかしないほうがいいです。苦痛なだけだし、ストレスが蓄積されちゃいますからね。だって結局、その度その度に評価されちゃうじゃないですね。もうね、私、23歳のときに合格した試験の後、二度と他人から評価されるのは嫌だと思ったんですよ。

だけど、その余波で、やはり家族との会話も少なかったみたいです。連れ合いからは、「もうちょっと喋ったほうがいい」って怒られるんです。娘も息子も苦労させちゃったのかなぁ。娘も息子も家を出て、今は連れ合いとふたりだけだけど、ここのところ、私、努力してます。

料理の話や、食材の話なら、ペラペラ出てくるからね。そうだ、昔から料理の話や食材の話をすればよかったんだ。「すごいスイカだねぇ」って言ってりゃいいんですもんね。遅ればせながら、これからでも取り戻します。

昔から言葉遊びみたいなことは好きなので、そういう話題もいいかな。そういや最近出た本で、『ねみみにみみず』というのがありましたね。かなり、得意なパターンです。『うまのみみにとんじる』とかね。・・・だめですか。

秀穂さんは、『ニューオールド』っていう、かつてあったウイスキーの名前にいちゃもんつけてましたよ。そういや、大相撲は終わっちゃいましたけど、『高安』っていう高いのか安いのかはっきりしてほしい関取がいますね。

もう一つ、秀穂さんがひどくいちゃもんつけてたのが、“努力”です。「“努力”は人を裏切らない」なんて嘘を言うなってくらいでしたよ。「努力した成功した人もいる」って子供が主張しても、「たまたまだ」って打ちのめすんですって。ひどい人ですね。

私も、「諦めなければ夢は叶う」って青少年を誤った道に引き込もうとしている大人たちんは呆れています。人間、夢に敗れてからが本当の勝負です。

おお、この感じでどうでしょう。私の周りには若い人たちの夢を育てようとしている人たちがたくさんいるから、まずはアイツラの夢をぶち壊しにしてやろう。

・・・それじゃだめじゃん。




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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