めんどくせぇことばかり 『おそロシアに行ってきた』 嵐よういち
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『おそロシアに行ってきた』 嵐よういち

また、こんな題名をつけて! しかも、この表紙、プーチンがヒグマに乗っています。これじゃあ、“おそロシア”過ぎます。

世界のちょっと怖いあんな所や、こんな所を旅している著者の嵐よういちさんが、今回いよいよロシアに乗り込んだわけです。ロシアに乗り込む前の印象を絵にしたら、この本の表紙のように、プーチンがヒグマにまたがってのしのし歩いているようなものになるわけでしょうか。

やっぱりなんといってもロシアですからね。その前はソ連。ソ連とは第二次世界大戦末期の“あの”思い出があるし、ロシア革命後のいろいろなすったもんだもありました。その前はロシア帝国。ロシア帝国とは日露戦争を戦いました。さらにその直前のロシア帝国は当時、イギリスの覇権に挑戦する国家で、イギリスに対抗して力をつけていく中で“ウラジオストック”じゃなくて、《ウラジ・ヴォストーク》、つまり「東方を征服せよ」を実行しつつあったわけですね。

つまり、近代以降の日本とロシアの関係なんて、残念ながら、ろくなもんではない状況なわけです。かといって、ロシアと“ろくなもんではなくもない”関係を結んだ国家と言うのは、残念ながら聞いたことがありませんけど。

ところが、そんな“おそロシア”を旅してきた著者の嵐さんが、なんとロシアを「好きになっちゃったよ」ですって。あの、ロシアをですよ。1991年まではソビエト社会主義共和国連邦で、1917年まではロシア帝国だった今のロシアを、嵐さんは「好きになっちゃった」んだそうです。

いったいこの旅で、いったい嵐さんになにがあったんでしょう。・・・あっ!もしかしたら、あんなことや、こんなことをしてきたんじゃないでしょうか。だとしたら、許せませんね。



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不愛想?威圧的?英語が通じない?実際に訪れたロシアは面白すぎる国だった!
第1章 日本から一番近いヨーロッパ『ウラジオストック』
第2章 ロシアが実効支配を続ける『樺太(サハリン)』
第3章 ロシアの飛び地『カリーニングラード』
第4章 ヨーロッパ最大の都市『モスクワ』
第5章 世界遺産都市『サンクトペテルブルク』
第6章 極寒のシベリア『イルクーツク』


ロシア人っていうのは、洗練されてなくて、つまりは粗野で、不愛想なんだそうです。どうやらこれは間違いないみたいですね。普段、知らない人間には笑顔を見せないそうです。日本に生活するロシア人に言わせれば、逆に日本人はおかしくもないのに笑うって写るそうです。ロシア人にそういうふうに写る所は、日本人に言わせれば愛想笑いというもので、人間関係を円滑に進めるための方便というものですね。

欧米の方も、人間関係を円滑にするために“笑顔”を活用されますよね。そうなると、日本人はじめ外国人から、「ロシア人は冷たい」と思われるでしょうね。

だけど、ロシア人にしてみれば、われわれの愛想笑いは、《形式的微笑》と呼ばれて、偽善的で裏がある人物ととられかねないものなんだそうです。つまり、こちらが「ロシア人は冷たいな」と思っている時、ロシア人は「裏のあるわけの分からないアジア人」と思ってるようなんです。

《こちらが笑顔を見せるほど、相手がこちらをにらんでくる》、そんなことがロシアではよくあるようなんです。だけどロシア人は、本当に困っている人間を見ると、にこりともせずに手を貸してくれる、助けてくれるんだそうです。それ以外の時は、他人との間に取る距離が長いんですね。どうも、人と人との間の距離感が、ロシア人は独特なようです。

どこに行っても、「中国人か?」って聞かれるようなんですね。それくらい、ロシアでも中国人は存在感があるってことです。サンクトペテルブルクでは、ビールを買いに入った雑貨店で「中国人〇☓~」と差別的な言葉をかけられたそうです。お店の人も、“中国”人に嫌な思いをさせられたのかも知れませんけどね。

それから、最後に、トイレが汚いみたい。急にお腹が痛くなってトイレに駆け込んでも、余りの汚さに脳みそが危険信号を発して急な便意を止めてしまうのだそうです。おお、最近、通勤の車の中で急な便意に冷や汗をかいている私ですが、どこかにそんなトイレがないものでしょうか。




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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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