めんどくせぇことばかり 『山岳遭難』 PEAKS
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『山岳遭難』 PEAKS

この本を買ったときは、実は違う山の本を買いに行ったんだけど、行ってみたらこの本が目について、気がついたらこの本だけ買って帰ってしまいました。

だいたい、題名がいいですよね。『山岳遭難』ですもんね。

以前、書いたことがあったでしょうか。高校で山岳部に入る時、やっぱり親は反対したんです。頑固親父を父にして生まれたせいか、私も若いときから頑固で、ちゃんと考えて決めたことは、親が反対してもやりました。山岳部も入っちゃったわけです。あとで、祖母に呼ばれて部屋に行くと、「遭難するときは、分かりやすいところで遭難するんだで」と諭されました。「分かりづらいところで遭難して、何日も何日も捜索されると、身上が吹っ飛ぶんだかんな」って。・・・うちがつぶれるってことですね。

よーく、納得しました。私も、「うちの身上を吹っ飛ばすような真似だけはすまい」と決意しました。

もともと、『岩と雪』よりも『山と渓谷』派でしたので、無理にスリルを求めるつもりもありません。成り行きで、『岩と雪』派に付き合うことはあっても、それはたまたまなこと。ただ、『山と渓谷』派の登山でも必然的にベットシーンに突入することも・・・、失礼、危険な状況に遭遇することは珍しいわけではありません。

だから、『遭難』を前提に訓練することは必要なんですね。

日本人は、どこか、起きてほしくないことは、口に出さない、話題にしないってことが不文律になっているところがありますよね。受験生を前に、《落ちる》とか、《滑る》とかって言葉を使っちゃダメですよね。受験生用の消しゴムに、《激落ち君》を用意するなんて最低ですよね。

結婚式で、《別れる》、《切れる》は禁句です。私の叔父は、私の兄の結婚式で、別れの縁かをうたい上げておりましたが・・・。

だから、《山岳遭難》って正面から取り扱われると、もうなんだか気持ちがいいくらいですね。だけど、本気で考えた方がいいですよね。実は私、足が痛くなって山をやめる前、岩場で足が痛み出して、にっちもさっちもいかなくなり、救助されたことがあります。あれ、・・・遭難ですよね。


『山岳遭難』    PEAKS

枻出版社  ¥ 1,404

落石や滑落事故、道迷いに思わぬケガ。そしてそれらから不意に陥る山岳遭難
Part1 道迷い遭難を防ぐナビゲーション術
Part2 天候・気象に関する基礎知識
Part3 身体を守るウエアリング
Part4 野営に関すり知識と技術
Part5 生き抜くための食知識
Part6 危険な動物・植物・毒キノコ
Part7 ファーストエイドの基礎知識


そんなことがあったから、とりあえず山をやめることになっちゃったわけです。で、久々に山に戻ってみれば、こんな本に出くわすんですから、日本も変わったんですね。以前であれば、こんな縁起でもない本は、お目にかかれなかったでしょう。

“道迷い”、“滑落”、“天候”、“遭遇”と、遭難の原因はたくさんありますが、どこの山に登るなら、自分ならどこで、どんな形で遭難することがあり得るか想定するくらいのことはできますね。

どうかなぁ、私なら。

私は人がいない道を歩くのが好きだから、人が来ない場所で、転んだりして、チタン合金の入ってる股関節を脱臼して動けなくなるというケースが最も可能性が高いような気がしますね。

スマホが通じる場所ならいいし、一応、無線の免許もあります。山を再開して、岩場、ガレ場を歩いてなんかおぼつかなくて怖かったんだけど、体幹を意識してトレーニングしてたらだいぶ安定感が増してきた。そういう場所は慣れも必要だと思ってたら、この本にもありましたよ。岩場や、鎖場、ハシゴと言ったところは、場数を踏んでいくとだんだん慣れてくるもんです。

その他もそうですよね、山の場数って、とっても役立ちます。場数踏んでいって、自分にとって、遭難に至りかねない危ないケースってのを把握しておけば、それへの対策も立てられます。たくさん、山の経験を積みましょう。

p98に《机上遭難シュミレーション》ってのがあって、ほら、よくある、質問に“はい”、“いいえ”で答えながら先に進んでいくやつです。私は、けっこう最短コースで《無事下山!おめでとう!》にたどり着きました。

そう、やっぱり《山岳遭難》を語り合うべきです。そうしてこそ、《山岳遭難》を防ぐこともできるわけです。

どうように、結婚をまじかに控えたカップルは、もう一度、愛が冷えたのちの二人について考えるべきでしょう。もうベットを共にすることもない二人が、一つ屋根の下に互いを敬遠しながら暮らす毎日を想定しておくべきでしょう。・・・そんな想定をしたやつは、絶対結婚をやめるでしょうね。

でも、受験生は《激落ち君》を筆箱に入れておくべきです。これは、疑う余地がありません。



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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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