めんどくせぇことばかり 『日本史&世界史年表』 山本博文監修
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『日本史&世界史年表』 山本博文監修

《ブラジルでの蝶々の羽ばたきがテキサスで台風をおこす》ってことになるんなら、テキサスの人はブラジルの蝶々が羽ばたくことの大きな関心を払わなければなりません。だけど、ブラジルの蝶々ってのは、どんな蝶々なんでしょうね。

嵐につながりかねない羽ばたきの力を持つ蝶々というと、私が知っている範囲ではモスラがいます。・・・あれは、蛾かな?それにモスラが現れるのは、だいたい日本がゴジラかキングギドラに、あるいはその両方に教われた時くらいなもんです。モスラがゴジラと協力してキングギドラと戦ったときもありました。

いずれにせよ。モスラ級になると、それが巡り巡って遠く離れた場所に影響を与える前に、そこに存在することそのことが大きな脅威ですね。

《ブラジルでの蝶々の羽ばたきがテキサスで台風をおこす》かどうかよりも、《風が吹けば桶屋が儲かる》かどうかの方が可能性がありそうです。

風が吹けば、土ぼこりが舞い上がります。それが目に入って、目を痛める人が増えます。中には目をひどく傷つけて、視力を失う人がいるかもしれません。視力を失ったら、男は按摩、女は瞽女になりますね。瞽女さんたち用の三味線が良く売れますから、猫がたくさんつかまっちゃいます。世間から猫がいなくなりますから、ネズミは万々歳です。ネズミはやりたい放題で、あっちこっちで桶をかじります。みんなが新しい桶を買いに行きますから、桶屋が儲かります。

おお、・・・美しい!

《ブラジルの蝶々》の話よりも、何倍も美しい。・・・多少の飛躍には目をつぶってね。それだって、ジャン・ジャック・ルソーやカール・マルクスの飛躍よりも、よっぽどましだとは思うんですが・・・。

『日本史&世界史年表』    山本博文監修

NHK出版  ¥ 1,080

大河ドラマ《西郷どん》の時代、日本そして世界では何が起こっていたのか
第1章 列強の接近
第2章 幕末の動乱と国際情勢
第3章 明治の日本に迫るロシア帝国


歴史は歴史です。

歴史は歴史として考えるべきものであって、日本史とか西洋史とかに分けて考えるようなもんじゃありません。それを分けてしまったところに、根本的な間違いがあったでしょうね。さらには、古代史、中世史、近現代史。どうも、分け始めると止めどがなくなるみたいなところがあって、どんどん細かくなっていきました。

そりゃいいんですけどね。細かくなった研究成果をもともとの歴史にフィードバックして、もともとの歴史を豊かにしていかなきゃ意味がないですね。そのへんはどうなんでしょうね。

この本は、見開きで一テーマになっていて、冗談に日本史年表とその解説、下段に世界史年表とその解説という構成になっています。時代的に取り上げられているのは《幕末・維新~並列100年》という副題のとおり、19世紀の100年間です。具体的に申しますと、その始まりが1804年のレザノフの来航で、終わりは1904年の日露戦争の開始です。

んんん、・・・ロシアに始まり、ロシアに終わってますね。

まあ、日本にとっても大変な100年だったわけですが、実は世界にとっても大変な100年なんですよね。ちょっと大きなことだけ挙げてみても、アメリカ・メキシコ戦争、クリミア戦争、セポイの反乱、アメリカ南北戦争、普墺戦争、普仏戦争、パリコミューン、露土戦争とかね。たいへんですね。

並べてみると、やっぱり日本史と世界史の関連性というのは明白ですね。

だけど、上下に分けて、日本史と世界史を別に記述すること自体、本当はおかしいと思うんですけどね。




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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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