『神様のファインダー』 ジョー・オダネル
この本に掲載されている写真を撮ったのは、ジョー・オダネルさんです。ジョー・オダネルさんは1941年に米軍の海兵隊に志願し、撮影や現像の訓練を受けて、45年に占領軍のカメラマンとして来日したんだそうです。そして、広島・長崎をはじめ、各地の空襲による被害状況を写真の記録として残した人だそうです。
戦後はホワイトハウス付きカメラマンをしばらく務め、のちに反戦・反核の活動に飛び込み、日本やアメリカ、世界各地で写真展や講演会を開いたんだそうです。
残念ながら、もう亡くなっています。亡くなったのは2007年、85歳だったそうです。
その最期をみとったのは、もちろん奥様なわけですが、その奥様が坂井貴美子さんという日本人なんですね。地元福島で行われたオダネルさんの写真展で出会い、活動に賛同して95年に渡米し、97年にオダネルさんと結婚したんだそうです。
この本の文は、すべて奥様の坂井貴美子さんによるものです。
書かれているのは、オダネルさんの生涯です。米軍カメラマンとして日本で活動した頃のオダネルさんのこと。反戦・反核運動に心を写していった様子。活動に圧力がかかった話も書かれています。スミソニアンでの写真展ですね。アメリカでは写真集の出版にも苦労されたそうです。
それでも、粘り強い活動が続けられて、やがては大きな賛同と共感を得られたようです。いまその活動は、奥様に引き継がれているそうです。


多くを語るのは、やめておきます。

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戦後はホワイトハウス付きカメラマンをしばらく務め、のちに反戦・反核の活動に飛び込み、日本やアメリカ、世界各地で写真展や講演会を開いたんだそうです。
残念ながら、もう亡くなっています。亡くなったのは2007年、85歳だったそうです。
その最期をみとったのは、もちろん奥様なわけですが、その奥様が坂井貴美子さんという日本人なんですね。地元福島で行われたオダネルさんの写真展で出会い、活動に賛同して95年に渡米し、97年にオダネルさんと結婚したんだそうです。
この本の文は、すべて奥様の坂井貴美子さんによるものです。
書かれているのは、オダネルさんの生涯です。米軍カメラマンとして日本で活動した頃のオダネルさんのこと。反戦・反核運動に心を写していった様子。活動に圧力がかかった話も書かれています。スミソニアンでの写真展ですね。アメリカでは写真集の出版にも苦労されたそうです。
それでも、粘り強い活動が続けられて、やがては大きな賛同と共感を得られたようです。いまその活動は、奥様に引き継がれているそうです。
『神様のファインダー』 ジョー・オダネル いのちのことば社 ¥ 1,620 終戦直後の広島・長崎で戦争の惨禍を目の当たりにした元米従軍カメラマン |
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