『秒速! 山ごはん』 萩原浩司✖げんさん
山ごはんのカリスマブロガーといわれる方がいらっしゃるんですね。それが、“げんさん”だそうです。
“編集長”こと萩原浩司さんと、その山ごはんのカリスマブロガーである“げんさん”による「速さが一番」を大きなテーマとした珍しい山飯レシピ本です。
さっそく、“げんさん”のブログにお邪魔してみました。《山めし礼賛》というブログです。そりゃまあ見事なブログです。美味そうっていうか、なんというかって、美味そうなんです。そちらで紹介されている料理も、まさに秒速で、〈きゅうりとみょうがの生ハム巻き〉は朝っぱらからゴックンです。3ゴックンです。
完成した料理の写真を見ると、料理の隣に缶ビールが写ってます。いずれも、どちらかの山で食された料理の紹介みたいですが、なんて上品な趣味でしょう。こんなやり方も、登山の一つの形なんですね。一度どこかでやってみよう。一人だとめんどくさいが先に立っちゃうから、徳ちゃん誘ったときにやってみよう。
そちらのブログでも、この本のことが紹介されていました。


今のところ、単独の日帰りがほとんどなもんで、お昼はラーメンか、スパゲッティですね。行動食はいろいろですけど、おむすびやロールサンドを家で作っていって、あるきながら食べてます。おむすびは大概が塩むすび。ロールサンドは、すりこ木で食パンをペラッペラに潰して、ソーセージと野菜の千切りを巻いてラップで巻き巻きするんです。潰してあるだけ、大きさの割にお腹にたまるんです。
テント泊で行って、早めに行動やめて、夕ご飯までの酒の時間っていいですよね。この間、連れ合いと尾瀬に行ったときもそうだけど、あの時間は至福ですね。特に、一番のパートナーの先輩と一緒に過ごすあの時間は、自分の人生の中でも大切にしたい時間の一つです。
夕焼けの空が次第に暗くなっていくのを眺めるのもいいし、雨の音を聞きながらテントの中で飲むのも、またいい。「おい、今日のつまみはなんだ?」って感じにピッタリの本ですね。
以前にはなかった、新しい食材が登場してますよね。そういうのを使ってるのも面白いです。缶詰に至っては、今や何でもありですからね。でもね。この間、尾瀬に行って分かったんです。手の加えようがないくらいに調理しきってある缶詰って、値段の割に、魅力が少ない。本当は、素材としての缶詰がいいですね。
30年も前に食べたのは、大根の千切りに塩をしてしんなりさせたのと、ホタテの缶詰を和えたやつ。うまいですよ。ホタテの缶の汁を一緒に入れるか、入れないかで、先輩と喧嘩になったいわく付きの秒殺料理です。
どっちがいいかって?
やってみりゃ分かりますよ。

一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
“編集長”こと萩原浩司さんと、その山ごはんのカリスマブロガーである“げんさん”による「速さが一番」を大きなテーマとした珍しい山飯レシピ本です。
さっそく、“げんさん”のブログにお邪魔してみました。《山めし礼賛》というブログです。そりゃまあ見事なブログです。美味そうっていうか、なんというかって、美味そうなんです。そちらで紹介されている料理も、まさに秒速で、〈きゅうりとみょうがの生ハム巻き〉は朝っぱらからゴックンです。3ゴックンです。
完成した料理の写真を見ると、料理の隣に缶ビールが写ってます。いずれも、どちらかの山で食された料理の紹介みたいですが、なんて上品な趣味でしょう。こんなやり方も、登山の一つの形なんですね。一度どこかでやってみよう。一人だとめんどくさいが先に立っちゃうから、徳ちゃん誘ったときにやってみよう。
そちらのブログでも、この本のことが紹介されていました。
『秒速! 山ごはん』 萩原浩司✖げんさん 山と渓谷社 ¥ 1,512 最速3秒、最長300秒で作れる激ウマ山ごはんレシピを紹介します |
今のところ、単独の日帰りがほとんどなもんで、お昼はラーメンか、スパゲッティですね。行動食はいろいろですけど、おむすびやロールサンドを家で作っていって、あるきながら食べてます。おむすびは大概が塩むすび。ロールサンドは、すりこ木で食パンをペラッペラに潰して、ソーセージと野菜の千切りを巻いてラップで巻き巻きするんです。潰してあるだけ、大きさの割にお腹にたまるんです。
テント泊で行って、早めに行動やめて、夕ご飯までの酒の時間っていいですよね。この間、連れ合いと尾瀬に行ったときもそうだけど、あの時間は至福ですね。特に、一番のパートナーの先輩と一緒に過ごすあの時間は、自分の人生の中でも大切にしたい時間の一つです。
夕焼けの空が次第に暗くなっていくのを眺めるのもいいし、雨の音を聞きながらテントの中で飲むのも、またいい。「おい、今日のつまみはなんだ?」って感じにピッタリの本ですね。
以前にはなかった、新しい食材が登場してますよね。そういうのを使ってるのも面白いです。缶詰に至っては、今や何でもありですからね。でもね。この間、尾瀬に行って分かったんです。手の加えようがないくらいに調理しきってある缶詰って、値段の割に、魅力が少ない。本当は、素材としての缶詰がいいですね。
30年も前に食べたのは、大根の千切りに塩をしてしんなりさせたのと、ホタテの缶詰を和えたやつ。うまいですよ。ホタテの缶の汁を一緒に入れるか、入れないかで、先輩と喧嘩になったいわく付きの秒殺料理です。
どっちがいいかって?
やってみりゃ分かりますよ。


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