めんどくせぇことばかり 三田誠広『源氏物語を反体制文学として読んでみる』
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三田誠広『源氏物語を反体制文学として読んでみる』

私は以前から、誰が書いた本なのかってことに、あんまり頓着しないんです。そりゃ、限度の問題で、好きな作家さんはいますよ。その人の本を追いかけることもあります。でもそれは、趣味とか主義主張とか性的嗜好であるとか、特別ハマったケースに限られます。

そういう意味では、本書の著者の三田誠広さんは、正直ハマった方ではありません。ですが、この方ほど思いでに残る方もいないんです。

今の仕事についたばかりの若い頃、私が担当になった40人ちょっとの私よりもさらに若い人たちと一緒に8mm映画を作ったことがあるんです。

その8mmのフィルムも今はどこにあるのか分かりません。だけど、その映画を作ったってことは、今でも私と彼らをつなぐ共通の思い出なんですね。

30年も前のことで、内容もしっかり覚えているわけではありませんが、学園モノでした。その学園モノの筋立てを考える時に、三田誠広さんの『やがて笛が鳴り、僕らの青春は終わる』を参考にしたんです。

うん、少し思い出しました。この『やがて笛が鳴り、僕らの青春は終わる』と、映画の『アメリカン・グラフィティ』と『アニマル・ハウス』をまぜこぜにしたようなストーリーの映画でした。

全編アフレコだったんですが、最後は男女20人位が私のアパートに泊まり込んで編集してね。あの中から二組の夫婦が生まれているんですが、私のおかげですね。

ただ、二組の片方の夫婦の“夫”の方は、死んじゃったんですけどね。



集英社新書  ¥ 886

紫式部が時代をどう感じ、またどのようなモチベーションで物語を綴ったのか
第一章  紫式部と『源氏物語』
第二章  源氏一族の悲劇
第三章  摂関家の権威と専横
第四章  紫式部の出自と青春時代
第五章  紫式部の恋と野望
第六章  摂関政治の終焉


『やがて笛が鳴り、僕らの青春は終わる』を映画の参考に取り上げたのは、三田誠広さんがその前に書いて芥川賞をとった『僕って何』の影響かなぁ。“青春”って、もうその時でも正面から相手にするにはいかにも青っくさい言葉になってましたけど、だけど、未熟者の大騒ぎの映画にしたかったんです。


三田誠広さんの本を読んだのは、それっきりでした。『僕って何』が、『やがて笛が鳴り、僕らの青春は終わる』を読むきっかけでした。『僕って何』を読んだのは、たまたまでした。

たまたまですが、三田誠広さんの作品は、その時の私の趣味とか主義主張とか性的嗜好であるとかと沿うところがございませんでした。それから、もう、30年以上もご無沙汰だったんですね。

実は、この『源氏物語を反体制文学として読んでみる』を購入したときも、作者の名前なんか見てませんでした。いやいや、見ていないことはなかったでしょうが、全く頭に入ってきていませんでした。

読み終えて、本をちゃぶ台に投げ出して、「ふう」って一息ついて表紙を見ていたら、今度は題名ではなくて、著者の名前に目が止まったしまったんです。

「あれ~? 三田誠広って誰だっけ。なんだか、以前、読んだような」なんて、失礼なことを、ボーッと考えていたら、ガツンと思いだしたわけです。どこからか、「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」ってチコちゃんの声まで聞こえてきました。

その後は、三田誠広さん、けっこう歴史に題材を取った本を多く書かれてるんですね。今こそ、私にとっては、三田誠広さんの本の読み頃でしょうか。




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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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