めんどくせぇことばかり 『教科書に載ってない最先端の日本史』 現代教育調査班
FC2ブログ

『教科書に載ってない最先端の日本史』 現代教育調査班

この間読んだ、安部龍太郎さんの『信長はなぜ葬られたのか』という本もそうでしたね。歴史の研究は進んでいるんです。

この本の目次に示されるように、歴史研究の最前線は、古文書の調査、美術品の鑑定、発掘調査、資料精査、科学的分析ってところにあるようです。

これでも私、かつては歴史家と呼ばれてみようかなんて思ってた時期もあるんですが、・・・どうも、やめといて良かったみたいです。だって、どれ一つとして、私には向きません。

どうやら私は、歴史家の先生方が駆けずり回って、ほこりにまみれ、泥にまみれ、本の雪崩に押し流されながらつかんだ新事実を、何年かのちに面白おかしく読ませてもらうのが関の山。

だけど、歴史っていうのは世界の広がりの上に時間の軸が重なっていくわけですからね。歴史家の先生方が駆けずり回って、ほこりにまみれて、本の落石に頭をかち割られながらつかんだその新事実ってやつは、世界の広がりに時間軸を重ねた歴史の混沌の中の“ちり”みたいなもんじゃないですか。私たち凡人は、そんな“ちり”を見ても、面白くもなんともないわけです。

でも、歴史家の先生たちは、そんな“ちり”を一生懸命集めて、なんとかつなぎ合わせていくんですよね。それが歴史家の先生の仕事です。それこそ、めんどくせぇ仕事ですね。やはり、私には無理です。

そんな“ちり”だって、積もれば山になるんです。

山になってくれれば、私たち凡人にもわかります。・・・どうも、ありがとうございました。


青春出版社  ¥ 1,080

あなたの知らない“新説”が満載!あなたの日本史の知識を「最新版」にアップデート
第1章 「古文書調査」で見つかった新発見
第2章 「美術品鑑定」で見つかった新発見
第3章 「発掘調査」で見つかった新発見
第4章 「資料精査」で見つかった新発見
第5章 「科学分析」で見つかった新発見


だけど、まだ問題があります。

私のような中途半端な歴史好きになりますと、過去に一度、頭の中に、かつてそうだと言われた歴史がドデンっと居座っているわけなんです。こいつが牢名主のように畳を何枚も重ね、一段高いところで他を睥睨しているわけなんですね。

新しい“ちり”なんかが入ってくれば、それこそひと吹きです。

そんな牢名主様に対抗するためには、きっちり整合性を高めて、まとまった体系となって登場してもらいたいわけなんですね。そうすりゃ、もともと牢名主様は、どっかに物足りない部分、理屈に合わない部分をかかえているわけですから、今度は頭から出ていくのは牢名主様の方ってことになるわけです。

典型的な牢名主様の例が多いように感じるのは、《第4章 「資料精査」で見つかった新発見》ですね。例えば具体例を挙げてみますね。

『最強の「武田騎馬軍団」はただのイメージ戦略だった!?』
『上杉謙信が敵に塩を送ったのは単に金もうけのため』
『「おんな城主」井伊直虎はやっぱり男性だった!?』
『三下り半は実は女性に配慮した制度だった』
『西郷隆盛は実際には征韓論者ではなかった』
『太平洋戦争での戦没者の六割は餓死だった』

・・・どうでしょう。たしかによく考えてみれば、資料精査までもなく、「・・・ってなんかおかしい」ってものもありますよね。“武田騎馬隊”って、あまりにもかっこいいけど、当時の馬はサラブレッドじゃありませんからね。アラブ馬でさえありませんでしょ。 中頃の馬で体高136センチじゃ、私より全然小さいです。赤備えなんか着こんでたら、馬が重くて走れません。

『太平洋戦争での戦没者の六割は餓死だった』ってのは悲しはなしで、戦争指導のミスで日本は負けたんですね。指導的立場にあった連中が、ようやく全部死んだから、本当のことが語れるようになったってことじゃないでしょうか。

そうそう、昔はJRAのレースにアラブ馬の競争ってのもありましたね。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
関連記事

テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」

リンク

よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください
人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログへ


私達日本人の心と命
その本当の煌きとは。
新たな生の息吹に向けて、今、心の旅路へ
これから出る本
























































人気図書 
















































カウンター
カテゴリ
ブロとも一覧
アジシオ次郎の時事原論
はりこのはやしや 
ハシビロコウ
素足のアイドル達
うさぎ屋の四方山話
わくわく株式投資
プロモデラー林哲平のジャンクロボット創作ブログ『ケルバーダイン』
大好き!グラビアアイドル!
伊織のブログ
Re:BAD TASTE♥
QWERT 5w1h
「伝わる技術」オトデザイナーズ・坂本真一
歌と知恵でハッピーライフ^^
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本






















































検索フォーム
RSSリンクの表示
最新記事
応援して下さい