めんどくせぇことばかり 『外国人記者が見た平成日本』 ヤン・デンマン
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『外国人記者が見た平成日本』 ヤン・デンマン

週刊新潮に連載されたヤン・デンマンの「東京情報」っていうコラムがあるんだそうです。結構人気のコラムだそうです。本書は、最新の5年分から珠玉の80本を厳選したものだそうです。

ただ、筆者のヤン・デンマンさんという人がどういう人物なのかがはっきりしません。なにしろ、「東京情報」っていうコラムは1960年に始まって2018年4月に終了したんですって。・・・58年間???

どうも、外国人ジャーナリスト、または日本在住の外国人が、あるいは複数で書いた可能性もありそう。・・・ということです。

ヤン・デンマン、出てこーい!

最初は、どうしたもんかと思ったんですよ。まあ、買っちゃいましたからね。いつ読もうか。そのうち読もうか。それとも後に回そうかってね。押し入れ行きも近かったんです。なんせ、ちょっと分厚い本で、ここんところ茶の間に本をため込んでるところで二の足踏んじゃってね。

茶の間に本が乱雑に置かれてると、連れ合いがいい顔をしていないもんですからね。乱雑がダメなら横にして積んでおくと、これ見よがしすぎて、かえって連れ合いの神経を逆なでしてしまうんです。

そんなわけで、とりあえず、押し入れ行きが迫ってたわけです。

とりあえず、ぺらぺらーってめくっていたら、日本に派遣された外国人ジャーナリスト同士の罵り合いのページだったんです。《第1章 黄昏ゆく国》の最初のテーマ『「夫は外、妻は家庭」という若者が増えている』という題名のページでした。

フランス人記者
『結局、フェミニズムなんて言ってる連中は、マルクス・レーニン主義が流行らなくなったから、その源流にあるルソーを利用して世の中を攪乱しようとしているだけなんだ』

スウェーデン人おばさん記者
『あんた本当にバカね。ルソーの理論がフランス革命に引き継がれ、それが女性の解放につながったのは事実じゃない』

フランス人記者
『ルソーは女性差別主義者だろ。知的障害を持つ女性を次々に強姦し、生まれた子供は投げ捨てた。奴は露出狂の変質者だから“自然人”なんて言い出すわけだよ。こんな人間を教祖に担いでいる連中は頭の中がすっぽんぽんなんじゃないかね』

スウェーデン人おばさん記者
『私帰る!』

・・・ああ、小気味いい。



ベストセラーズ  ¥ 1,836

週刊新潮』長期連載の名物人気コラム「東京情報」の中から珠玉の80本を厳選!
第1章 黄昏ゆく国
第2章 日本人の日本観
第3章 教育改革と知の劣化
第4章 「日本文化」を知らない日本人
第5章 日本のジャーナリズムの弱点
第6章 日本経済は衰退するのか


そんなわけで、他の本に先駆けて読んでみることにしました。

選ばれているテーマがいいんですよ。もちろん、ヤン・デンマンとしては、自分にとって興味深いものをテーマにしているにすぎないんでしょう。だけど、「そうそう、それについて、外国の方の意見が聞きたかった」って、そういうテーマが選ばれているわけなんです。

上の目次紹介では、章の題名しかあげませんでしたので、あらためて、その章の下の各テーマを紹介しときます。
第1章 黄昏ゆく国「夫は外、妻は家庭」という若者が増えている
「母さん助けて詐欺」
羊水検査訴訟
高校野球
いいかげんにしろ「性愛特集」
同性婚
女子大に入りたい男
LGBTに優しすぎないか?
痴漢の「痕跡」
ジョークとヘイトの間
弁護士に品位を求めるな
第2章 日本人の日本観富士山信仰
「昭和天皇実録」と日本の強さ
お祭りと夜店の意味
明治維新の禍根
自爆テロをカミカゼと言うな
刺青文化論
消されていく言葉
聖徳太子論争
教科書に「龍馬」も「桶狭間」もなしでいいのか
「西郷」の表と裏
辞書礼賛
第3章 教育改革と知の劣化死ぬ権利、死ぬ義務
国立大学改革の誤り
東大ブランド
組体操の是非
寿司屋と手袋
部活と規律
豊かな日本の賞味期限
文化祭という文化
PTAは役割を終えた
学歴社会の差
第4章 「日本文化」を知らない日本人ベストセラー今昔
歌舞伎盛衰史
人間国宝と「滅私」
いつまで「国技」と言えるか
梨園の妻
政治と音楽
岩波の功罪
天才は不意に現れる
庶民のための将棋
豊饒なる文庫文化
第5章 日本のジャーナリズムの弱点新聞社説の劣化
「金髪、高い鼻」が差別だって?
女の涙、男の涙
取調室の「浪花節」
世論調査の麻薬性
イギリス人とサル
イルカをめぐる雑音
性差なき「they」
変わるブンヤ稼業
テロの時代に
上下関係について
「山本五十六」騒動
性教育と人権
第6章 日本経済は衰退するのか沖縄に燻る「独立運動」
定年制
入社式
民衆は間違う
英語「公用語」の会社
グローバル人材とは何か
接待は悪か?
島国の外国人社長
労働闘争の本気度
財閥の権勢
悪妻、良妻
こんななんです。

第1章の中だけで考えてみても、“羊水検査”とかさ、“LGBT”とかさ。さらには、“同性婚”に“痴漢”ですからね。今は、とりあげにくいじゃないですか。どこから、どんな反発が来るか分かりませんからね。

だからこそ、このコラムが人気のある所なんでしょうね。そういう事についての外国の方の意見が聞きたいってところが、また日本人らしいところってことでもあるのかな。

また、あとで、この本で取り上げられている意見について書きたいと思います。

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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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