めんどくせぇことばかり 矢岳『忘れえぬ山々』 相澤修
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矢岳『忘れえぬ山々』 相澤修

著者の相澤修さん、若い頃に秩父の矢岳に登っていて、その時の紀行文が掲載されてました。昭和五十一年一月とありますから、私が十五歳、高校一年の時です。じつは、私も高校一年の時に矢岳に登っています。

高校一年の秋だから、昭和五十年です。昭和五十年の秋に登ったので、相澤修さんよりもほんのちょっとだけ先に登りました。

もう、山に登るのが面白くて仕方がない時期でした。週末はだいたい山でした。雲取、雁坂あたりで歩荷をやって、お金をためて、長い休みの時に上信越の山に行きました。歩荷に行かない週末は、山岳部の一年の四・五人で、秩父や奥武蔵の山をめぐってました。まだ、山のことをあんまりよく知らないので、山岳部の顧問の先生に、お金がかからなくて、一泊で面白そうな山を聞いて、登ってました。

今考えると、けっこう無茶な先生で、私なら、まだ素人に毛が生えた程度の高校一年生には決して紹介しなそうな山も、平気で「行って来い」と紹介されました。

和名倉山がそうだったし、この矢岳のコースもそうでした。

この本の相澤修さんは、日帰りで矢岳に登ってますが、私たちが先生から紹介されたのは熊倉から長沢背陵に出て、コースの終盤に矢岳を通るルートでした。ここ、国土地理院の二万五千図だと、道がないんです。当時はろくに、地図読みもできないかったですからね。

でも、和名倉とこのコースで、必死で地図を読みましたから、ずいぶん読めるようになりました。もちろん、自己流ですけど。

『忘れえぬ山々』    相澤修

白山書房  ¥ 時価

山は、生きる力、生きる喜び。50年間の山行の中から、鮮烈な印象を受けた山々を精選
詩歌編
詩の部
短歌の部
山岳紀行編
青年期の山々(二十~三十代)
壮年期の山々(四十~五十代)
老年期の山々(六十代~)

コース地図に線を引くと、こんな感じだったと思います。

もちろん土曜日も半日授業がありましたから、お昼を食べてから、バイクで出かけました。バイクは秩父線の白久の駅において、その日はたしか、熊倉まではいかないところでテントを張りました。

翌日、早出して、熊倉を越えたらいよいよ地図に道がないところに突入です。ほぼ同じメンバーで和名倉に行って道迷いした後なので、地図と磁石で頻繁に確認しながら進みました。今の地図でも、熊倉から酉谷とか、矢岳の周辺は道がありませんけど、地図にはなくても道はありましたね。
だけど、熊倉を越えちゃうと、高低差はあまりないんですよね。きつくはないんですけど、稜線を外さないように気を付けて進みました。

矢岳の手前とか、何か所か怖いところもありましたけど、その当時は高校一年生ですからね。  “道なき道”なんて、最高の冒険でした。武州中川の駅に下りて、白久に行ってバイクを回収すると、暗くなり始めた道をヒューヒュー言いながら帰った記憶があります。懐かしいな~。会いたいな~。

つい昨日のことのようなんだけど、四十四年も前のことなんですよね。絶句だな。

矢岳のことを書いた本なんて読んだことなかったので、ついつい興奮してしまいました。そうそう、ずいぶん懐かしい山がの話が載ってるなと思ったら、相澤修さんは同じ埼玉県の大先輩でした。




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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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