めんどくせぇことばかり 『「いのち」を養う食』 佐藤初女
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『「いのち」を養う食』 佐藤初女

ずいぶん前に、『初女さんのお料理』って本を、このブログで紹介したことがあります。その初女さんがお亡くなりになって、年が明ければ、まもなく3年になるんですね。

佐藤初女さんは、自宅を開放して、苦しみを抱え、救いを求めて訪れる人達を受け入れ、食事をともにし、寄り添う活動を続けてこられました。私は、何冊かの本を通して佐藤初女さんという方を知っているだけですから、本に書かれている程度のプロフィールしか紹介できません。

今日、紹介する本は、前回紹介した本よりも前に出されたものです。特別なことがあったわけでもないんですけど、なんだかここのところ、少し心がカサカサとささくれだっているように思えて、本屋に行って初女さんの本を探してきました。新しいものよりも、以前のもので、まだ読んでないものがあればと思って買ってきました。

それというのも、私も分別のつくとしではあるんですが、まだまだこの後も、初女さんの本の世話になることがありそうな気がするもんですから、その時のために新しいものは取っておこうというわけです。

私は、到底、初女さんのようには生きられません。この本を読んでいても、「あっ、これは私には無理だな」と思うことが、いくつもあります。サランラップも、冷凍庫も、電子レンジも使います。たまにはインスタントラーメンも食べます。山頂で食べるインスタントラーメンは楽しみでもあります。

旬のもの、新鮮なもの、地場のものばかりじゃなくて、値段を優先することも、多々あります。さすがに、“中国”の食材には手を出しませんけど。なにしろ、五つ星ホテルでさえ、雑巾でカップを拭いてしまうお国柄ですからね。



講談社  ¥ 1,512

森のイスキア開設から20年。食を通して伝えたい、心が「活きかえる」ヒント。
第1章  食はすべての基本
第2章  料理は五感で作る
第3章  ご飯を食べるのが大事
第4章  森のイスキアの「読むレシピ」
第5章  料理は手間と心づかい
第6章  食べることは生きること
第7章  ふれあい、ともに生きる


昨夜、連れ合いが、たくさんのほうれん草をゆがいてくれたので、その三分の一を分けてもらって、この本でも紹介されている“黄身和え”にしました。本の中では、“ニラの黄身和え”で紹介されていたものです。黄身と味噌と砂糖をネットリまぜんるんですが、白味噌を使ったので砂糖は入れませんでした。ただの味噌味ではなく、とっても食べやすく、味噌の香りが優しく漂いました。

“おにぎり”という呼び名の方が、最近は一般的なんでしょうか。私は、実はしばらくの間、大勢に押されて忘れていたんですが、子どもの頃からの“おむすび”派でした。“おむすび”ではなく、“むすび”ですね。

部活動で出かける時は、いつも母の“むすび”を持っていきました。高校の時は、よく山に持っていきました。母の“むすび”には、一つにつき、梅干しが一つはいってました。どんなに家を早く出る日でも、かならず“むすび”を作ってくれました。

一度、わけあって食べそびれた“むすび”を、翌日、廃棄したことがありました。思い出すたびに、心がチクチク痛みました。今も、それは変わりません。母が、何かの思いを結んでくれていたんですからね。

仕事では、たくさんの若い人たちと関わり合うことがあります。どうも、その仕事の向かうところは、私自身の思うところとは違う場所を目指しているところがあって、組織の中で仕事をすれば、ともすれば自分を見失います。

還暦を目前にする年齢になっても、達観するどころか、そのギャップからくるストレスに、自分の思いを抑えることが難しくなっています。他人事のように、心に波風立てないようにするだけで精一杯です。

ああ、この本を読んで、紹介されている料理を作ってみたりして、・・・。そうですね。今、私の心は、ささくれだってはいないようです。また、ささくれだって来ることがあったら、初女さんのところに帰ってこようと思っています。

今は、連れ合いと、一緒にいいものを美味しく食べようと、楽しく食に向き合ってます。この先、もし一人になることがあっても、私はしっかりご飯を食べるつもりです。




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テーマ : 料理の本
ジャンル : 本・雑誌

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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