めんどくせぇことばかり 家庭・山『「身体」を忘れた日本人』 養老孟司 C・W・ニコル
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家庭・山『「身体」を忘れた日本人』 養老孟司 C・W・ニコル

今、日本はどこに行こうとしてるんでしょう。

みんなで一生懸命考えてやってるんでしょうから、悪い方に行ってるわけじゃないんでしょうけど、なんだか、気に入らないんです。気に入らないけど、いつも不機嫌そうな顔をしている訳にはいかないじゃないですか。だから、ニコニコしてるんです。そうするっていうと、そのうち、自分で自分が分からなくなっちゃうんですよね。

私は別に、智に働こうとは思わないし、流されるほどの情も仕事には感じていません。通すだけの意地はとっくに挫け、どちらにしても、この世は住みにくく、住みにくさが高じてしまったので、この仕事はもう潮時かなと思ってるんです。

養老さんの言う通り、保育園の充実を求めていけば、結局は、母親はいらなくなります。父親なんて、もっといらない。親がいらないんだから、家庭なんて必要ないですよね。

家制度の廃止を推し進めてきたリベラリストの望みは、ついにここに達成されるんですね。めでたし、めでたし。

もう私には関係ないですから、どうでもいいんです。私の子や、孫には関係ありますが、それはそれ、なんとかやっていくでしょう。私だって、なんとかやってきたんですから。

だけど、それを良いことのように考える風潮が作り出されていて、そう考えざるを得ない状況があって、そう考えているんじゃないかって、私はそう感じているわけなんです。だったら、可哀そうじゃないですか。


『「身体」を忘れた日本人』    養老孟司 C・W・ニコル

山と渓谷社  ¥ 1,404

自然と触れる機会もなくなった現代人は、嗅覚、免疫といった身体機能も衰えている
【1章 森と川と海のこと】
【2章 食べること、住まうこと】
【3章 子どもたちと教育のこと】
【4章 虫のこと、動物のこと】
【5章 五感と意識のこと】
【6章 聞くこと、話すこと】
【7章 これからの日本のこと】


そうそう、ずいぶん前に、東京都が《花粉の少ない森づくり運動》ってのをやってましたね。石原慎太郎都知事の時ですね。養老さんもニコルさんも、石原都知事から頼まれて、その委員をやってたんだそうです。

私の妻も花粉症に苦しんでいるんですが、面白い話が書いてありました。

杉の人工林は、まっすぐに伸びた杉を育てるために、最初に一杯植えて、あとから間伐して、太い木に育てるんだそうです。ところが、人工林の中には間伐を手抜きしたところがあるらしいんです。そうなると、周りが同じような杉だらけで窮屈なんですね。

のびのび育てなくなった杉は成長が止まってしまって、苦しまぎれに、子孫を残すために、必死に花を咲かせて、花粉を飛ばしているんじゃないかっていう事なんです。なんか、納得がいきませんか。

戦争中、燃料にするために、山の木をたくさん切ったんですね。戦後、木材が必要になっても足りません。そこで、国策として杉を植えました。最初は関税で保護されて国際価格の三倍で売れたんだけど、一九六四年に関税を外されて、安い外材が入ってきて、林業をやる人が減って、山が荒れちゃったんですね。

日本は、山だらけなのに、その山が荒れちゃってるんですね。登ってみれば、すぐわかります。

でも、今、高層ビルを木材で建てることができるんですってね。実際、そういうビルを建てようという動きが始まってるんだそうです。新しい技術で、それだけ強度が高く、不燃性の合板が可能になっているらしいんです。000そういう事になると、また林業が魅力のある仕事になるんじゃないでしょうか。

ニコルさんが言うには、水路を整理して、下草を刈って、込み過ぎた木を切って、山に風を通すんだそうです。そうすると木が元気になって、木が元気になると、花も咲くし、虫も来る。虫が来れば、虫を捕る鳥や動物も住むようになるんだそうです。

・・・ちょっと、手をかけてやればいいんですね。手をかけることに意味があるんだと思うんだけど、家庭も山も。




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野党究極の意図か

お早うございます。なる程、山尾志織里・立憲民主衆議が不倫相手と揶揄される
倉持麟太郎弁護士らと組んで意図する最終目的はこういう事かと、改めて思い知らされる所です。

時と共に、確実に旧社会党へと後退している立憲民主党。党勢欲しさに社会的批判の拭えぬ
山尾衆議を平然と擁する 枝野執行部の不良な不見識には呆れるばかり。そも、
幹部党員の辻元清美衆議は有田芳生参議と共に極左勢力との繋がりが強く疑われ、
本人や家族が性犯罪者と言われる議員を一切処分しない位ですから、期待も信頼も糞もないという事でしょう。
この問題を指摘された養老、ニコルの各位のご見識にも一礼です。


HAKASE(jnkt32) さま

小宮山洋子さんなんかもそうですよね。なにしろお父上の、東大総長を務めた加藤一郎さんも、夫婦別姓や婚外子がどうのという活動をされてました。その師匠の我妻栄さんは、家族を解体を進めて文化勲章を受けた方ですからね。

ありがとうございました



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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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