めんどくせぇことばかり 『絶滅危惧種 昭和の少年』 酒井克
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『絶滅危惧種 昭和の少年』 酒井克

著者さんは、1946年のお生まれですね。田舎生まれで、もしも、戦後、多くの方がさらされた食糧難の苦難がなければ、日本史の中で、一番いい時代を生きた方々かもしれませんね。

私も、そこからそう遠くない時代の生まれではあるんですが、残念ながら、“昭和の少年”の範疇には入れてもらえないようです。もちろん、「著者の定義づけによれば・・・」と言うことなんですが。

その定義と言うのが前書きにありますので、ご紹介しておきましょう。
  1. 年齢にかかわらず、“少年の心”を持ち続けていること
  2. 田舎に生まれ、田舎に育ち、幼稚園や保育園にはいかず、朝から晩までの山で遊び続けた少年であること
  3. 遊びに出かけるときは必ず“かくし”(ポケット)に肥後守と言う“折り畳み式ナイフ”を入れて遊んだ少年であること
  4. ランニングシャツ(あるいは上半身裸)にダブダブの半ズボン、麦わら帽子をかぶった少年であること
  5. エビガニや魚釣りの竿、または蜘蛛の巣で作ったセミ取りの篠を担いだしょうねんであること

と言うことです。残念ながら私、著者よりもずいぶん田舎の人間で、著者さんのようにおしゃれではなかったんですが、なにしろまがりなりにも幼稚園に行っていたもんですから、“昭和の少年”ではありません。

そんな“昭和の少年”、なかでも、もしかしたら最後の“昭和の少年”が、そのような少年がいたことを後世に伝えられるべく取り組んだ自分史。それも、「自分史も 満足するのは 自分だけ(自作川柳)」で終わらないよう、心掛けながら書いた自分史であるようです。


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僕はこのような少年がいたことを後世に伝えられる最後の少年になるだろう
1 少年時代(幼年期)
2 少年時代(小学校低学年)
3 少年時代(小学校中学年)
4 少年時代(小学校高学年)
5 少年時代(中学時代)
6 少年時代(高校・大学時代)
7 少年時代(教え子は少年)
8 少年時代(孫は少年)


私は、おそらく老い先短くなっても、・・・すでに短くなっているけど、これ以上に短いと感じるようになっても、このような本を、あとに残そうとは思わないと思います。

私には歴史がなかったからじゃなくて、書こうと思っても、何かと差しさわりがたくさんあり過ぎて、書くに書けません。差しさわりの部分を除いて書けばいいかもしれないけど、その差しさわりの部分を除いてしまうと、そこには本来の私とは全く違う人物が登場することになりかねません。

つまり、その差しさわりの部分こそが、本来の私をあらわすのに必要不可欠な要素であると言いうことです。

この本の著者さんだって、数々の差しさわりがあっただろうと思うんです。ですが、読ませていただいても、書かれていることは、《こんなこと書いてもいいんですか?》と顔を赤らめるような話はありません。

ここに書かれているのが著者さんの本質であるなら、本当にお幸せな人生を過ごされたんだと、うらやましい限りです。

私は“昭和の少年”の範疇にはありませんが、それでも数多く共有できる思い出がありました。そんな数々を懐かしく思い出すことができました。




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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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