めんどくせぇことばかり 『孤独は男の勲章だ』 志賀貢
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『孤独は男の勲章だ』 志賀貢

ここで言われる“孤独”は、比較的若い人の、精神的な“孤独”を言っているのではありません。物理的な“孤独”を扱っています。「妻が逝き、友が逝き」と言うんですから、実際に自分の周りから人が消えていって感じる“孤独”のことです

還暦を前にして、・・・そうですね。私にも、そんな景色も見えてきました。

思い起こせば、幼い頃の私の周りには、ずいぶん人がたくさんいたもんです。父母、祖父母、兄弟、伯父伯母、叔父叔母、いとこたち。学校の先生や友だち。

故郷を離れたもんですから、それで多くの人たちと分かれました。もちろん、新しいつながりもできました。仕事を通しても、そうですね。

だけど、性格的なもんでしょうか。突っ込んだ付き合いしかできないもんですから、間隔が必要になるんですね。時間的にも、距離的にも。自分でも分かるんですけど、・・・面倒くさい性格なんですね。子どもたちも離れていったのもそれが理由かもしれません。だとしたら、よく連れ合いが付き合ってくれてるもんです。・・・ありがたい話です。

だから、人とは、心がけてさらっと接します。

時間的にも、距離的にも感覚をあけて、心がけてさらっと接するってのは、つまり、一人でいるってことですね。もちろん、それでも連れ合いがいてくれるんですが。

祖父母た逝ったのはずい分前で、連れ合いと二人で四人の父母を送りました。たくさんいた伯父伯母、叔父叔母もだいぶ少なくなりました。兄弟は、それぞれの連れ合いと一緒に、年に何回かあってます。早くに逝った友人もおりますが、まだ大半は元気でいます。それぞれの段階の友人たちとは、普段はさらっと、間隔をあけて合ったときには濃密に付き合っています。

それでも確実に、私の目にも、そんな景色は見えています。



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妻が友が、つぎつぎに旅立っていく。現実は容赦がない。でも一度しかない人生
序章 孤独は男の勲章だ
第1章 精力を高める「孤独飯」
第2章 男は女の長寿にあやかれ
第3章 色気は墓場まで持っていけ
第4章 死を早める習慣を変えよ
第5章 孤独ストレスを撃退せよ
終章 華やかに人生を締めよう


ということで、目次をご覧いただければお分かりと思います。

「妻に先立たれても、たとえ子に先立たれても、長生きすればするほど周りから人がいなくなり、寂しくなって、独りぼっちになったとしても、健康に留意して、世間と関わって、生涯現役として生きていけ」と、そういう本です。

だけど、決してそれは辛いことではないでしょう。だって、一人なんですよ。孤独なんですよ。誰にも邪魔されないじゃないですか。どんな危険なことであろうが、やりたいことがやれるじゃありませんか。それこそ、死んでもともとってくらいの気持ちで、生きられるじゃないですか。

そして、「その気になったなら、そのために必要な方法は、医学博士でもある自分が教えるよ」と、そういう本です。どちらかといえば、高齢者のための保健衛生“うわ~ぉ”の本という感じでしょうか。2qw

ただねぇ。《八〇過ぎても毎朝元気!のコツ》であるとか、《「黄金サバ」が生んだ夜の帝王》であるとか、《性欲はスルメイカで磨け》であるとか、そういう本だと思って、この本に手を出したわけではないんです。

風呂に入るたびに、睾丸に水をかけるつもりもありませんし、長寿の妙薬としてキスをするつもりもありません。

だから、「ちょっと、ちょっと」って感じですね。

「ちょっと、ちょっと」っていう感じではあるんですが、この本に書かれたような生活をすることで、元気な60代、・・・だけじゃないんですよ。100まで生きようって本なんですから。

歳とっても、元気でいられるなら嬉しいですから、興味深い本ではあります。

まあ、これからは黄金サバやスルメイカを食べる機会が増えるかもしれません。ですが、それは決して、私の頭の中がそんなことでいっぱいというわけではないので、誤解されませんようお願いいたします。






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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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