めんどくせぇことばかり 日露戦争『習近平は日本語で脅す』 髙山正之
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日露戦争『習近平は日本語で脅す』 髙山正之

ロシアのバルチック艦隊を打ち破った日本海海戦。

『海上権力史論』でシーパワー理論を展開したアルフレッド・マハンは、「海の支配はカルタゴ、ローマ、イタリア、スペイン、イギリスの歴史に見られたように世界的な覇権に常に強く関わってきており、また世界的な交通路は海上交通路に依存している」と、海軍力増強の重要性を強調しています。

ところが、日本海戦以前の海における戦いは、舳先を相手艦の横っ腹に突っ込ませるのが唯一無二のでした。だからこそ、日本海海戦における戦いの結果に、白人国家群は肝をつぶしたわけです。何しろ連合艦隊は、38隻からなるバルチック艦隊のうち30隻までを、砲撃によって沈めてしまったわけですから。バルチック艦隊は壊滅したんです。

もとより、ウラジオストク艦隊、旅順艦隊も、すでに壊滅しています。

ロシアの海は、丸裸でした。

高山さんに教えられました。ニューヨーク・タイムズは、日本海海戦から三日目の紙面で、「日本はペンシルバニアの会社に軍用トラックと鉄道資材を大量に注文した。日本陸軍は北上し、ウラジオストクを目指すだろう。制海権を失った今、陥落ははっきりしている。工程が停戦をためらえば、日本は交戦国の権利として、大西洋、バルト海に出て、ロシア商船を拿捕、破壊できる。ロシアに選択肢はない」と書いたそうです。

セオドア・ルーズベルトが日露の若い仲介の宣言をしたのは、その翌日のことだったそうです。

私達が教えられているポーツマス条約締結の顛末とは、だいぶ違います。日本は、すでに2月の奉天会戦に勝利した段階で、戦いを継続する余力はなかったって教えられました。

日本が、バルチック艦隊を日本海に沈める三ヶ月前に、日本はすでに戦う余力を失っていたってことになります。・・・オイオイ。

『習近平は日本語で脅す』    髙山正之


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尖閣強奪のみならず、日本併合まで企む「皇帝」の演説は70%が日本語だった
第1章 新聞では何も学べなくなった
第2章 歴史を正しく知れば何も怖くない
第3章 新しい時代を前に知っておくべき事
第4章 世界に蔓延するウソつきの面々
第5章 やっぱり朝日の記事は奥深い


日本が、白人の支配する世界に傷をつけたということを、もっともっと大きなこととして考えなきゃいけないんでしょう。セオドア・ルーズベルトも、同窓の金子堅太郎との間に友情はあったかもしれないが、あくまでもニコライ二世と同じ白人です。

そして、セオドア・ルーズベルトがしきったポーツマスでの講和会議では、日本はロシアから一銭の賠償金も、樺太の南半分以外、領土の割譲もありませんでした。南樺太以外で日本に与えられたのは、ロシアが“清王朝”からかすめた満洲の権益くらいでした。

第二次世界大戦で、日本はずいぶん多くの国に賠償金を払わされている。イタリアにまで払っている。え~、イタリアって同盟国で、一番先にこけて、終戦間際に日本に宣戦布告しているんですよね、他にも、スイス、スペイン、スウェーデン、デンマーク、オーストリア、カナダ、ギリシャ、アルゼンチンと、ほぼ無関係な国が続きます。

日本は世界中からむしゃぶられたわけです。もちろん、この戦場となったアジアの国々も、日本から搾り取りました。多くの国を勝ち組に取り入れることによって、戦争の勝者側に立たせることで、敗者である日本の口を抑えようとしたわけですね。日本との戦争に関しては、イタリアまでが戦勝国なわけですから。

実際に戦争をしたのは、アメリカ、イギリス、オランダ、ロシア、“中国”ですね。それにしたってアメリカ、ロシア、ドイツがやりたい放題に“中国”を炊きつけて、日本にぶつからせてました。

ドイツは第一次世界大戦の敗北でどん底まで落ち込んだ経済を立て直すために、“中国”に兵器を売ることも大きな利益でした。ロシアは、日露戦争で負けたことへの意趣返し。今度はアジアへの共産勢力の拡大を模索しています。アメリカは、“中国”進出にとって、日本がどうしても邪魔でした。

白人たちの利害は一致していました。

そして、それによって日本や“中国”が、さらにはアジアがどんな不幸な状況になろうが、彼らの心は蚊に刺されたほども傷まないんです。

それが、白人が支配する世界というものです。




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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