めんどくせぇことばかり 『乾物マジックレシピ』 サカイ優佳子 田平恵美
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『乾物マジックレシピ』 サカイ優佳子 田平恵美

乾物屋さんってのが、昔ありましたね。今もあるんでしょうが、私は近くのスーパーで済ませてしまっています。

この本に載ってる乾物は、切り干し大根、干し人参、干し椎茸、高野豆腐、煎り大豆、煮干し、棒寒天、干しわかめ、油麩、ドライフルーツ、ナッツってところです。

日頃、私が使ってるのは、切り干し大根、干し椎茸、高野豆腐、煮干し、干しわかめってところです。山に行くとき、まず間違いなく、干しぶどうとナッツを持っていくので、これも冷蔵庫の中に、いつもありますね。油麩って、仙台麩ですよね。よく連れ合いが肉じゃがの肉代わりにこれを使います。その他にも普通の麩ね。昔は金魚の餌だとばかり思ってたやつ。あれが冷蔵庫にあって、みそ汁がなんか寂しいときに、よく入れます。

その他にも、おぼろ昆布、干しエビは常備されてるし、私が身欠きにしんや刻み昆布の煮物が好きなもんで、時々作ってもらいます。

そう考えてみると、うちはかなり乾物を使ってるみたい。

大根みそ汁が、子どもの頃から好きなんですが、これを切干大根でやってみると、みそ汁が甘くなります。さらに、生の大根の千切りと切り干し大根、五分五分のみそ汁にすると、味わいに深みが出ます。

他の乾物も、それなりに、なんとか美味しく頂いてますが、だったらこの本はいらないじゃないかってことにはならないんです。何しろ私の乾物使いは、あくまでも今までの使い方、和食の粋を出ていませんから。

・・・つまり、この本は、そこから飛び出しちゃってるんです。和食じゃなくなっちゃってるってことです。


『乾物マジックレシピ』    サカイ優佳子 田平恵美

山と渓谷社  ¥ 1,404

ふだんは地味で目立たない存在の「乾物」ですが、じつはすごいポテンシャルを秘めています
1 時短×おいしい×ヘルシー乾物ってこんなにすごい
2 忙しい平日のとにかくカンタン時短レシピ
3 毎日食べても飽きない作り置きレシピ
4 水で戻すだけじゃない!乾物マリアージュレシピ


この本を作り上げたサカイ優佳子さん、田平恵美さんが、乾物をもっと広く使ってもらおうという取り組みを始めたのは、2011年からだそうです。

・・・そう、2011年。それだけで分かりますね。きっかけは、東日本大震災だそうです。生鮮食料品の入手が困難になる中、いつも生鮮食料品を並べる棚が空っぽだったのに対して、乾物の棚はいつもどおりだったそうです。冷蔵庫も使えない中だから、乾物を使えばいいんです。だけど、たしかに多くの人にとって、乾物は縁遠い食材になってますよね。

そんな乾物に、お二人はもう一度光を当てようと言うことのようなんです。乾物は、《古くて新しい未来食》って、お二人は捉えているということなんです。

この本を読んでみると、乾物の未来は、和食って縛りから解き放たれたところにあるようですね。この本のレシピには、ほぼ、国籍はありません。

さっき、切り干し大根をみそ汁に使ってるって話をしましたが、他の使い方では、切り干し大根の炒め煮なんか好きですね。私にとっては、それでも十分なんですが、さらにそこから「一歩前へ」ってのもいいじゃないですか。

前に出るためには、たとえば、“丸干し大根と高野豆腐と干し椎茸のグリーンカレー”ってことなんですが、・・・どうしましょうか。

それから、戻し方を工夫すると、それだけで国籍が変わります。たとえば、カレーで戻せばインド、トマトジュースで戻せばイタリアやスペインといったラテン系、ヨーグルトで戻せばトルコの宮廷料理ってところでしょうか。

切り干し大根を水で戻して、戻り切る前に水を絞ってからしマヨネーズで和えるととても美味しいです。とても美味しいです。和え衣をいろいろ変えれば、バラ色の未来が広がります。切り干し大根を戻すのに、トマトジュースやヨーグルトを使ってみてもいいですね。

大根の値段が下がる季節ですね。今日は、この本に触発されて、大量に大根を干して見ることにしました。




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テーマ : 料理の本
ジャンル : 本・雑誌

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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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