めんどくせぇことばかり “中国”『今こそ「米中」を呑み込め』 長谷川慶太郎
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“中国”『今こそ「米中」を呑み込め』 長谷川慶太郎

いずれ“中国”が崩壊するであろうということは、ずいぶん前から言われてきたが、おそらく長谷川慶太郎さんがその始まりだったでしょう。長谷川さんは、その崩壊のストーリーまで、恐れず大胆に予想された。

今、“中国”は共産党が支配する国家として以前と変わらず存在しているし、習近平はかつての毛沢東を思わせるほどに権力基盤を強化させています。文化大革命で不動の権力を手に入れた毛沢東は、その直前まで、政治生命を立たれかねないほどの危機的状況に置かれていた。そんな状況で打った天才的手法が文化大革命でした。

今、習近平がさまざまな、異様とも思える手法で権力基盤を強化している背景には、実は、彼のみならず、中国共産党そのものが政治生命を立たれかねないほぢの危機的な状況があるということです。政治的危機が訪れると、“中国”って国は、密告制度で権力を強化して、異分子の押さえ込みにかかるんですね。
産経ニュース 2017/6/28
中国が国家情報法を施行 国内外の組織、個人対象か
https://www.sankei.com/world/news/170628/wor1706280035-n1.html
中国で28日、国家の安全強化のため、国内外の「情報工作活動」に法的根拠を与える「国家情報法」が施行された。新華社電によると、全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会で昨年12月に審議に入りし、今月27日に採択された。国家主権の維持や領土保全などのため、国内外の組織や個人などを対象に情報収集を強める狙いとみられる。

習近平指導部は反スパイ法やインターネット安全法などを次々に制定し、「法治」の名の下で統制を強めている。だが、権限や法律の文言などがあいまいで、中国国内外の人権団体などから懸念の声が出ている。

国家情報法は工作員に条件付きで「立ち入り制限区域や場所」に入ることなどを認めたほか、組織や市民にも「必要な協力」を義務付けた。(共同)

文化大革命は、学生が師を、子が親を告発するような事態を、全“中国”に蔓延させました。すげーな-と思うけど、これって“中国”のお家芸なんですよね。明王朝の始祖である洪武帝こと朱元璋は、政治の現場に宦官を利用した密告システムを取り入れて恐怖政治を現出させました。

つまり、“中国”が崩壊するという予測事態は、間違いなかったんだと思います。だからこそ中国共産党は、習近平の権力を集中することを認めざるを得なかったんじゃないでしょうか。

習近平に権力を集中すると共に、さまざまな異様な法令を、中国共産党は成立させていきました。上記のように、私は基本的に、長谷川さんらの“中国”は崩壊するという予測は、間違っていなかったと思います。しかし、新たな事態、予測もしなかった対応が行われたために、その時点では崩壊しなかったという考え方です。

それを予測しなかったんだから、予測は外れたという考え方もあると思います。しかし、もともと予測にそこまで求めるのは無理な話で、新たな事態、予測を超えた対応を取り入れて、修正しながら、できる限り世界を正確に捉えていく努力を続けていくってことじゃないかと思うんです。



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いずれも失敗は許されないが一つでも破たんを来せば世界は動乱の時代に突入する
第1章 米中覇権戦争は国を挙げての総力戦
第2章 英独仏が苦境でEU崩壊か?
第3章 不穏な中東・南米・朝鮮半島情勢は大波乱含み
第4章 憲政史上最長となる安倍政権 最後の踏ん張り


だけど、最近の長谷川さんの予測は、だいぶ軌道修正をしているように思います。

いまだに日本のマスコミは、米中貿易戦争という言葉を使いますが、これは米中覇権戦争というべき事態ですね。これはアメリカが“中国”に対して、本気になって立ちはだかろうとしていることを意味します。・・・本当にトランプ大統領でよかったですね。これがオバマやヒラリーだったらと思うとゾッとします。これは取りも直さず、“中国”はアメリカが本気になって立ち向かわなければならないだけの力を持った国であるということです。

昨年十二月に、カナダの司法当局がファーウェイの創業者の娘を、イランと違法な取引をしたという容疑で逮捕しました。もちろんアメリカから要請されてのことです。かつて、“中国”の国営企業ZTEが同じような立場で、アメリカから制裁を受けて倒産寸前まで追い詰められました。今回アメリカがそうしなかったのは、ファーウェイが世界最先端の技術を持っていて、ZTEと同じような手法が効果的ではないからです。だからこそ、正面からではなく、創業者の娘に手をまわすという方法をとっています。“中国”にも本当に最先端の技術を持った企業が現れているということです。

世界が原発に及び腰になっている状況の中で、“中国”は猛スピードで原発の開発を続けています。最近の原子炉の主役は、フランスのフラマトム社の欧州加圧水型炉(EPR)やアメリカのウェウチングハウス社のAP1000という次世代炉に移っているそうです。そして世界でそれを最初に可動させたのは、“中国”だそうです。

“中国”が危機的状況にあることは、依然として間違いないと思います。だいたい、“中国”のものすごい国防費が話題になることがありますが、治安維持費はそれ以上だっていうんですから、“中国”っていう国が何を一番恐れているか、分かろうってもんです。“中国”が一番恐れているものを支援するっていうのも、効果的でしょうかね。

“中国”とロシアによって、アメリカの原発におけるリーダー的地位は、危うくされている状況だそうです。だからこそ、アメリカは変わったし、変わりつつあるんだろうと思います。

日本は、・・・どうでしょう。




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ジャンル : 本・雑誌

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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