めんどくせぇことばかり 天気がいいって言うから榛名山に行ったみた
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天気がいいって言うから榛名山に行ったみた

 晴れるって言うから赤城に行ってみたのは五月一七日のことでした。あの日は残念なことに、下山も大詰めにかかろうかというところまで、ほぼガスにまかれっぱなしでした。

今回も、天気がいい日を狙っての登山。連れ合いに、「相模ダムから小仏城山に登って富士山でも見ようか」って誘ったんだけど、「また今度」ってことでした。一人でどこ歩こう。それこそ、赤城に再挑戦しようとも思ったんです。おそらく、アカヤシオも見事に咲きそろっていることだろうし。それもいいなあって思ったんですけど、朝になって、考えが変わっちゃいました。時間を置かずに同じ道を歩くことに、なんだか心がワクワクしてくれないんです。

ということで、今回は榛名山に決めました。登るのは、静かな山って評価の多い掃部ヶ岳。

朝五時過ぎ、自宅のある埼玉県東松山市にを出発。湖畔の宿記念公園の駐車場に車を置かせてもらったのが六時四五分ころ。あの湖畔の宿って歌はここがモデルなのか。女性の像があって、それに近づくと、人の接近を感知して、湖畔の宿のメロディーが流れてきます。数百メートル先の国民宿舎のあたりから登るのが一般的のようですが、そちらは下山に使うことにします。
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少し分かりづらいんですが、登山口は写真の像の上にあります。取り付きは、すごい急斜面。もうちょっと、「つづら折りの道にできないかな」なんて泣き言を言いながら、膝丈くらいの笹で覆われた道を登っていくと、周囲から聞こえてくるのは春せみの声。今回の登山は、終始春せみの声に包まれていました。

春せみの鳴き声って、ミンミンゼミやアブラゼミと違って、重量感がないんですよね。なんだかあの世から聞こえてくるような声で、私は異界をさまよっていたのかもしれません。
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尾根に出るといったん収まった急登も、次の尾根下に差し掛かって、さっきに輪をかけた急登。ほぼ垂直に露出した岩場は五メートルじゃきかなかったと思います。でも、無理ない程度の足場とホールドがありました。
榛名 (3)

次の尾根に登って、それなりの斜度を歩いていくと、やがてもう一つの登山道と合流します。この合流点まで来ると、掃部ヶ岳山頂はもうすぐです。そうそう、山頂目前の場所から榛名湖が見えました。
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「きれいだな~。来てよかったな~」ってほんの少し先に進んだら、そこが掃部ヶ岳山頂でした。

ドカーン!

そんなに広い山頂ではありませんが、南側一八〇度、遮るものなく抜けています。榛名湖は山頂からは見えませんが、山頂ちょっと手前から見えました。いや、それよりも、山頂の絶景の素晴らしこと。頭だけだけの富士山、南アルプス代表は北岳と間ノ岳かな。八ヶ岳は赤岳がくっきりに北八まで全部。頑張って首を西に向けると浅間山。なんだよ、なんだよ。そんなに皆さんお揃いでお出迎えとは・・・。
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ピザソースを付けたバケットをかじって絶景を堪能し、「帰りもまた来るからね」と断って、先に進みます。そう、今日はここから杏ヶ岳を往復してきます。杏は"あんず”ですよね。でも、杏ヶ岳は”すもんがたけ”。・・・まあ、いいか。

ここから先は、なんだか笹が濃いです。道が見えない場所が続きます。間違えないように、意識しながら行きましょう。
榛名 (9) 

西峰直前で前方左側から右側へ、野生動物が道を横切っていきました。黒というより灰色がかったなにか?・・・瞬間的に浮かんだのは熊ですが、実際にはカモシカでした。カモシカは右側一〇メートル位のヤブの中で私を観察し、やがてゆっくり下っていきました。怖かった。でも、本当に瞬間的にですが、「熊かも」って思った時、そういう時のいくつかの方法が頭をめぐりました。冷静に対処できるのかななんて思ったんですが、怖さが湧いたのは、その後です。私は熊鈴は携行しないので、いつにもまして、声を出したり、笛を吹いたりしながら進みました。

耳岩にはとりあえず上がっておきました。写真に映る岩の上に立とうかどうしようか迷っていたら、上昇気流に吹き上げられて、正直足がすくみました。下の写真は、帰りに通った裏側から耳岩を見上げたものです。
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耳岩を過ぎると杖の神峠に向けて急な下りが始まります。後でこれを登り返すのかとゾッとしました。下りきったところにお地蔵さまがいらっしゃいました。榛名 (18)

なんてことはない。杖の神峠から、まずは鷲の巣山に向けても急登です。火山の山ってのは、どこもかしこもそうなんですね。赤城もそうですもんね。
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このあたりは笹が茂って道を隠しているところがあったり、ヤセ尾根があったり、そんなところをツツジが飾られていたりして、変化に飛んだ面白い道でした。
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杏ヶ岳は、山と高原地図には「鏡台山・榛名湖の展望が良い」ってありますが、展望はありません。木が伸びてしまったみたいですね。ここで景色を見ながら、榛名ラーメンにしようと思っていたんですが、残念です。行動食、行動食でごまかして、掃部ヶ岳で榛名ラーメンにします。
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行動食のあんドーナツと羊かんが効いて、火山特有のメリハリのある登り下りを頑張ることができました。西峰は、最初に通ったときは、カモシカと遭遇したあとの動揺で、景色すら頭に残ってませんでした。あらためて見ると、ここからは榛名湖がきれいです。
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一一時には掃部ヶ岳に戻りました。日が上がりきって、気温は上がったもののとても爽やかな天気。だけどさすがに朝とは違って、遠くの山は霞に隠されてしまいました。それでも八ヶ岳は見えてたんだから、本当に天気に恵まれていました。
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無事、榛名ラーメンを食べて、下山です。途中からもう一つの登山道に鞍替えし、国民宿舎をめざしました。途中、登山道から一〇〇メートルほど外れたところにある硯岩によりました。榛名湖を見下ろす絶景ポイントです。ただ、ここも榛名湖側が切れ落ちているんですね。
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国民宿舎に下山しました。一二時位だったと思います。五時間ちょっと歩いてきたんですね。平日ですが、朝と違って、観光の人が増えてました。湖畔からも榛名富士を写真に取りました。硯岩からとったものとは違いますね。
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ありがとうございました。この日歩いたのは、以下のようなコースです。5月30日榛名山地図





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テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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