めんどくせぇことばかり シンプルキッチン『頑張らない台所』 村上祥子
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シンプルキッチン『頑張らない台所』 村上祥子

まだ、一人にはなってしまったわけじゃありません。

それに、どうせ私のほうが先に行くことになるでしょうから、私は一人にはならずには済むでしょう。だから、この本は、連れ合いに読むことを勧めた方がいいな。きっと、連れ合いは、いつか一人になるから。

まだ、読み始めたばかりなんです。それでも、「こんな台所の工夫あるんだ」って、ビックリしてしまって、ついつい、記事を書き始めてしまいました。

ここでも何度も書いていますが、娘が結婚して、息子が就職して家を出て、義父が亡くなったことで、六人家族だったこの家も、連れ合いと二人きりになりました。

村上さんも書いてらっしゃいますが、連れ合いも私も、二人分のご飯を作るっていうのが、最初、なかなか馴染めませんでした。ついつい多く、・・・もう、食材を買うところからなんですよね。買いすぎ、作りすぎ、味もなかなか決まりませんでした。この症状は、連れ合いの方がひどかったですね。私が作っていたのは、せいぜい、連れ合いと子どもたちと私の四人分。連れ合いは長く、六人分の食事を作ってきましたから。

二人きりになって三年経ちました。私が仕事をしている間、昼、連れ合いは一人です。どうも話を聞くと、一人のときは、なんだかいい加減に済ませてしまっているように、見受けられました。そんな事もあって退職した今は、以前から仕事に出かける前にみそ汁だけは作っていた流れで朝食と、それに加えて昼ごはんを、私が分担することになりました。・・・なんとなく。

なんとなくの流れとは言え、分担として自分でやることになると、台所に連れ合いの動線がしっかりと作られていることが分かってきました。台所道具の置き場所全部に、しっかりとした意味があるってことですね。


大和書房  ¥ 1,512

六〇歳を過ぎ、夫と二人きりになり、夫がなくなった今、私一人の台所
第1章 シンプルキッチンの作り方
第2章 簡単・おいしい料理のコツ
第3章 食べることから始まる体力作り
第4章 おいしく食べて楽しく生きる


ただ、それは、さすがに義母の存命中とまではいかなくても、妻が四人分くらいの家族の食事を準備していた頃を前提とした台所になっているような気がします。つまり、“二人分の食事”に向けて、改善点があると考えられるということです。

もちろん、基本的に台所は連れ合いの城ですから、分断を受け持っているとは言え、私の口を出せるところではありません。でも、この本の第1章を読み進めているところとは言え、村上さんのおっしゃるシンプルキッチンは、「口を出せない」とあきらめてしまうには、あまりにも惜しい内容を持っています。

二人になれば、以前よりも食事の規模が縮小しています。それに合わせて《よく使う道具や食器だけが、見えるところに収納されている》台所を作っていくということです。

鍋も含めて、調理道具はすべて取り出しやすいところ、一箇所に収めます。また、収まる程度の調理道具で十分足りるはずだというんです。たしかにそうですね。

食器も、お気に入りのものだけをいつも使うようにすれば、気分もいいし、場所を探さなくても済みます。しかも、その食器棚に扉はいらないっていうんです。いやそれ以前に、仕舞わずに出しておけばいいというんです。

たしかに、洗った食器をしまう時、小皿はこちら、茶碗はこちらと、あっちこっちの扉を開けては締め、開けては締めて、仕舞っていきます。取り出すときも、もちろんそうです。その時そこに扉がなければ、・・・。

おお!とっても楽じゃないですか。今、楽に食器や調理道具の収納をしている自分の姿が思い浮かんでしまいました。

私から言い出すわけにはいかないわけですから、連れ合いに、「この本を読んでみよう」という気持ちにさせる必要があります。・・・んん、一体どうすればいいでしょう。

・・・そう言えば、この間、私の通帳の名義変更がどうのこうのと言ってたような気がするな。なら、テーブルの上に置いとくだけで大丈夫かな。




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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本












































































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