めんどくせぇことばかり 雲の中、三国峠を歩いてきた
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雲の中、三国峠を歩いてきた

高校生と一緒の登山です。そのため、予報が雨でも、とりあえず決行です。青春18切符で越後湯沢に出発です。

国境の長いトンネルを抜けると、・・・けっこう明るいんです。群馬側は降ってたのに。少し期待を持ちつつ、タクシーで三国峠登山口に向かいます。
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運転手さんが登坂車線からガンガン抜いていくような気合いの入った人で、三〇分もかからずに、登山口到着です。ただそこは、ほとんどガスの中。 登山口は工事中のトンネルのわき。山道に入ると、やはり、歴史を感じさせる、いい道です。
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高校生と一緒の歩いていやなのは、ゆっくり歩くという能力に欠けること。こっちは、いろいろ考えて、念の為念の為とプラス酒で荷物が重くなりますが、経験と想像力に欠ける彼らは、荷物はできる限り軽くして速く歩くのが正解。
 
その上、石仏に思いを馳せたり、写真に残そうかなんて考えはまだ持ち合わせないらしく、そうなると、立ち止まってしまった私は、遅れを取り戻すために、なけなしの筋力を早々に使わなきゃいけない。

なんて、ぶつくさ考えているうちの、もう三国峠。ほらやっぱり速すぎる。ここもガスの中、というより雲の中。石碑にここを通った人の名が刻まれている。その先頭か、えーと、…坂上田村麻呂?おお、ついに田村麻呂と肩を並べたことに満足して三国山をピストンします。
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峠と山の往来は、木道、と言うよりは木段で、濡れていて、下るときは往生しました。ただ、ニッコウキスゲはじめ、きれいな花がたくさん咲いていて、今日の全行程の中で、一番楽しかったです。
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雨の中でも、花はいいですね。こんなこと、若い頃には思いませんでした。人間って変わるんですね。高校生も変わるかもしれません。私もかつては、速いことを第一としておりました。でも私は、先生のビールを担ぎましたけど。霧のの中にお花畑が霞んでました。晴れていればとは、思いますが、・・・。

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この直後、先に見える樹木の辺りで、先頭を歩いている部員が木道で足を滑らせ転倒。脇のがれ場にプチ滑落。

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三国峠に戻り、永井宿に下ります。この下りで私たちは、ひとつの大きなミスをおかし、ひとつの大きな災難に見舞われました。

ミスは、下山し始めてすぐに分岐があるのをうっかりして慎重さが足りず、法師温泉への道を下ってしまったことです。リカバリーする道があったので、バスを一つ逃しただけで、ほぼ所定のコースを歩くことが出来ました。
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写真は登り返しの登山口。とても分かりづらく、いったんは見過ごしてしまいました。

災難は、蛭の大群に襲われたことです。今まで、気がついたら首筋にひるが、とか、靴下の上から蛭に血を吸われたことはありましたが、今回はあまりにも数か多すぎるんです。

『☆☆☆生息域です』という表示があったんですが、☆☆☆の部分だけ消えています。「そう言えばさっき、蛭を見かけたね」と話をしていたときは、すでに遅かったんです。☆☆☆はまさに《山ヒル》だったようです。

最初に異変に気づいたのは一年生くんで、座り込んでなにか言いながら靴と足首の隙間に指を突っ込んでいます。その様子が伝染するように、他の部員、さらには顧問もかがみ込みます。中には靴を脱ぎ始める部員もいたんですが、よく見れば、周りに蛭がいます。生徒は短い靴下を履いていましたので、すでにそこに蛭が張り付いて血を吸ってました。

無理に取り除くと口が残って血が止まらなくなるという話を聞いたことがあります。ライターの火を近づけてみましたが、すぐには離れません。虫よけは、スプレーではなく、ウェットティッシュ型のものを使っていたんですが。それで上から押さえつけてみたんですが、やはりすぐには離れません。それに数も多いので、やむを得ず、軍手をして除去しました。

とにかく、蛭の巣みたいな場所のようですから、目に見えるものだけ除去して、そこを離れました。その後の生徒の足の速いこと速いこと。

一時間ほどで舗装道路に出ると、部員たちは雨の降る中、靴を脱いで蛭と格闘し始めます。屋根のあるところまで行かせたかったんですが、まあ、蛭を見るのもはじめてのような人たちですからね。気がつけば顧問も靴を脱いでました。「うわ~、何匹も入ってる」って靴を覗いて言ったのは、一年生くんです。

いったんは除去させてますので、その後の一時間でさらに靴から登ってきたか、跳ね上がる泥と一緒に飛んできたんでしょう。おそらく私も・・・。

とりあえず、早く屋根のあるところに行かせたかったので、肌についている蛭は軍手で取らせて、靴についているのは、ライターでナイフを焼いて、それで取らせました。これはよく取れました。ナイフ二本を交互に焼いて、次々渡して、なんとか目処を立て、移動してバス停の控室に入りました。

私も自分を確認したら、靴の表面に、何匹か、もぞもぞしています。私は足首の高い登山靴に膝までの靴下をはいていましたが、その靴下の上から、4ヶ所、血を吸われていました。それをナイフでこそげ落とし、靴を確認したところ、中も含めて軽く10匹は越えてました。靴紐の裏側に隠れているような奴らがいるんです。それらを焼いたナイフで取り除いて、ほっと一息です。ふと気がつくと、靴下が赤く染まっています。蛭に吸われたところの血が止まってないのです。

バス内も含めて、この後も、「まだいた」って声を、何回聞いたことでしょう。バスを乗り継いで、上越線後閑駅につく頃には、その声もなくなりました。

後から考えてみると、蛭に血を吸われるってのは、とてつもなく嫌な経験ではありますが、血が止まってしまえばそれで終わりですね。他の毒をもった生き物や獣と違って、気持ち悪かったいい思い出になりそうです。

今、同様のルートを考えている方、いろいろな蛭対策があると思いますが、あそこの蛭は今、数が多すぎます。私は首筋に一匹いましたし、髪の毛に蛭を付けている部員もいました。下が悪く、泥が跳ね上がったときに付いたんでしょう。靴から上がってきた奴らばかりとも思えません。それに靴にスプレーで対策しても、下がドロドロですから効き目が長持ちしないと思います。梅雨明けまでは、再検討をおすすめします。

この日歩いたのは、以下のようなコース。
7月22日三国峠越え地図



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テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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