2019年9月 『スプートニク』に登場する北方領土
2019年 《スプートニク》に登場する北方領土
9月1日
竹島も「戦争で取り返す」 丸山議員がSNSに投稿 https://jp.sputniknews.com/asia/201909016632818/ 韓国の与野党議員が、日韓で領有権を争う島根県の竹島(韓国名は独島)に上陸した点について、丸山穂高衆院議員が31日、自らのツイッターに「竹島も本当に交渉で返ってくるんですかね? 戦争で取り返すしかないんじゃないですか?」と投稿した。朝日新聞が報じた。 |
9月5日
敗戦と外交勝利 ポーツマス条約と日露戦争の終結 https://jp.sputniknews.com/opinion/201909056641179/ 1905年9月5日、米国ニューハンプシャー州の都市ポーツマスで日露代表はポーツマス条約に調印した。これは日露戦争(ロシア側の表記で露日戦争、1904−1905年)を終結させるためのものである。日本に大敗を期したロシアが、どのようにして全てを失わずにすんだのか、振り返ってみよう。 |
9月5日
日本が「すっぱぬき」報道 クリル諸島に露ミサイル配備 ロシアは以前に公表 https://jp.sputniknews.com/opinion/201909056644934/ 東方経済フォーラムでのプーチン大統領・安倍首相の会談を目前に控えた2日、共同通信に、ロシアがオホーツク海を敵の船から守る目的でクリル諸島(日本名で千島列島)の2島に新型地対艦ミサイル「バスチオン」を配備する計画をもっているという記事が掲載された。これにより近いうちにもロシアは、カムチャッカ半島から北海道までの円弧状の領域に統一の防衛線を築く作業を終わらせる。共同通信はこのことが日露の平和条約交渉を複雑化させる恐れがあるとの見方を示した。 |
9月6日
極東連邦管区大統領全権代表、日本の抗議にもかかわらずクリル列島に今後も新事業を構築すると発表 https://jp.sputniknews.com/politics/201909066648603/ ロシアのトルトネフ副首相兼極東連邦管区大統領全権代表は、東方経済フォーラムの総括記者会見で、クリル列島での産業インフラ建設に対する日本側の抗議について質問を受け、シコタン島やその他のクリル列島の島々では今後も新たな事業が構築されると答えた。 |
ロシア外務省 シコタン島の工場開設に関わる日本政府の抗議を拒否 https://jp.sputniknews.com/politics/201909136667924/ ロシア政府は、シコタン島にロシアの魚加工工場が開設されたことでの日本政府の抗議を拒否した。ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官が明らかにした。 |
9月13日
日本代表団、「ゴミ減容」協議のためクナシル島に到着 https://jp.sputniknews.com/japan/201909136670592/ 日本の「ゴミ減容」専門家グループを乗せた船がユジノクリリスク(日本表記:古釜布)港に到着した。ビャチェスラフ・ウラセンコ・ユジノクリリスク地区長がスプートニクの取材に応じた。 |
9月16日
ごみ処理分野 日本視察団のクナシリ島訪問が終了 https://jp.sputniknews.com/japan/201909166677202/ ごみ処理に関する専門家、企業関係者、政府関係者からなる日本の視察団がクナシリ島を訪れ、3日間の日程を終えて北海道へ向かった。南クリル地区行政府が、通信社スプートニクに伝えた。 |
9月19日
南クリル諸島で10月に初の試験的な観光ツアー イトゥルップ島の温泉など https://jp.sputniknews.com/russia/201909196685696/ 南クリル諸島(北方四島)の露日共同経済活動の1つである観光事業として来月10月に行われる初の試験的な観光ツアーについて、日本政府は、日本人観光客ら約50人が、10月11日から6日間の日程でクナシル島(日本での表記は国後島)やイトゥルップ島(日本での表記は択捉島)を訪れ、名所をまわる計画を固めた。NHKが報じた。 |
9月26日
茂木外相 ロシア・ラブロフ外相と初会談 平和条約などで意見交換 https://jp.sputniknews.com/politics/201909266703270/ 25日午後(日本時間26日未明)、茂木敏充外相は、 訪問先のニューヨークでロシアのセルゲイ・ ラブロフ外相と会談した。 茂木外相がラブロフ外相と会談するのは、就任後はじめて。 日本とロシアの平和条約締結をはじめ、 今後の協議の仕方について意見交換を行った。 |
9月27日
ロシアは深刻かつ原則的な意見の相違にも関わらず、日本との平和条約交渉を続けていく ロシア外務省 https://jp.sputniknews.com/politics/201909276707371/ ロシアのイーゴリ・モルグロフ外務次官はスプートニクからの取材に答えたなかで、双方の見解に 深刻かつ原則的な相違はあるものの、日本との平和条約交渉を続けていくというロシアの姿勢を明らかにした。 |
世界は依然として不確実な状況が続いています。アメリカと“中国”の貿易戦争と呼ばれている争い、あれは覇権戦争というのが正しいでしょう。アメリカが“中国”を締め上げようとしたのは、“中国”がアメリカの覇権に手をかけようとしからこそなんですから。だけど、アメリカが締め上げる前に、すでに“中国”のGDP成長率は一時期の二桁を割り込み、2012年7.9%、2013年7.8%、2014年7.3%、2015年6.9%、2016年6.72%、2017年6.86%、2018年6.6%(IMF予測)と着実に鈍化しています。唯一の中国共産党の一党独裁の根拠であった経済成長が鈍化し、アメリカの締め上げによって経済の後退に拍車がかかれば、なおのこと中国共産党の一党独裁は砂上の楼閣となり、あとは力で締め付けるしかなくなります。当然反発が起こる。まさに今、香港で起こっていることが、北京に飛び火する可能性さえあります。
かつての戦争は、日本vs米英中ソの戦いでした。ある意味で、日本が敗北したあの戦いが世界を変えました。とはいえ、日本は極めて多くのものを失いました。あの戦いで、他のどの国よりも多くのものを手に入れたのがソ連です。“中国”は敗北を前にして、必ず日本を出汁に使おうと手を伸ばしてきます。日本はその手を振り払い、確実に勝者の側にいる必要があります。
その時、いろいろな動揺が走るはずです。目まぐるしく物事が移り変わる中で、本質を失わないことが、何より必要です。あの時、ソ連が何をしていたか、よく見極めるべきだと思います。

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