めんどくせぇことばかり 『攻める山城50城』 清野明
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『攻める山城50城』 清野明

笑点の司会の春風亭昇太さんの城好きは有名ですね。

私もそこそこの城好きだけど、この城好きってのが、なかなか分かってもらうのが難しい。手っ取り早いのは一緒に行って見てもらうことでしょう。天守閣の残ってる超有名なお城なら、理解してもらえる可能性がかなり高いですね。私の連れ合いなんか、これで城好きへの理解が深まりました。三年前かな。滋賀県の会社に入った息子の工場見学に行く途中、犬山城と彦根城を訪ねました。ずいぶん熱心に見学していました。まあ、写真はお城よりも、ひこにゃんをたくさん撮ってたみたいですが。

天守閣がなくなると、理解してもらう難易度はとても上がってしまいます。それが山城となると、なおさら難しい。だけど、一緒に行っても分かって貰える確率が少し上がる程度。山城では分かってもらえなかった場合、罵倒される可能性すらあります。

「なにこれ!こんなところまで連れきて、ふざけないでよ!」ってことになりかねません。気をつけましょう。

埼玉県には関東平野と関東山地の際があります。この際っていうのが重要で、この際を制することが関東を制することにつながったんでしょうね。だから、私が歩き回る山の中には、あちらこちらに城跡があります。そこを通るたびに思います。「本気だったんだ」って。「こんなところに城を構えるなんて、本気でやる気だったんだ」ってことが分かるんです。

越生と都幾川の間にある大築山は城山とも呼ばれていて、北条氏の家臣である松山城主の上田朝直の築いた城があった山です。当時、一山七十五坊を有する天台宗関東別院の慈光寺を攻略するために築かれたんだそうです。確かに慈光寺はその時代に焼き討ちされていて、かつての七十五坊がほとんど残っていないのも、そのためと言われているそうです。城跡からは都幾川方面が見渡せて、上田朝直もそうして見ていただろうと思わせられます。残念ながら、この山城はこの本には載ってませんでした。
 松山城は載ってました。たまたま、先日の日曜日、吉見の百穴(右の写真)に行ってきたんですが、松山城は、そのすぐ隣です。百穴で埴輪造りをすれば、もう午後になります。百穴
吉見観音に行って御朱印帳書いてもらって、一〇月だったらコスモス祭りに行きましょう。見渡す限りのコスモス畑。そう言えば百穴の売店のおじさんが、そのコスモスを持って帰れるようなことを言ってました。その際は、コスモスは弱いから、バケツかなんかに水を入れて、コスモスに水を吸わせたほうがいいって言ってました。


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いにしえの時代に思いをはせながら、日帰りで楽しめる山城トレッキングに行ってみませんか
東京都の山城
1.滝山城、2-3.辛垣城・桝形山城、4.八王子城、5-7.勝沼城・藤橋城・今井城、
8.戸倉城、9.網代城、10.小野路城、11.浄福寺城
神奈川県の山城
12.足柄城、13.石垣山城、14.津久井城、15.河村城、16.衣笠城、17.浦賀城、
18.土肥城、19.鷹取山烽火台、20.鉢岡山烽火台、21.嵐山烽火台
埼玉県・千葉県の山城
22.腰越城、24.青山城・小倉場、25.虎ヶ岡城、26.松山城、27.杉山城、
28.佐貫城、29.久留里城
山梨県の山城
30.要害城、31.岩殿城、32.駒橋御前山砦、33.大倉砦、34.鶴島御前山砦、
35.綱之上御前山砦、36.四方津御前山砦、37.斧窪御前山砦
その他の県の山城
38.金山城、39.足利城、40.唐沢山城、41.多気城、42.山中城、43.岩櫃城、
44-45.山名城・根小屋城、47.笠間城、48-49.金山城・三津城、50.春日山城


埼玉県内にも多くの城があります。戦いに巻き込まれた城も数々あります。中でも松山城は何度も戦いに巻き込まれた城ですが、戦国の末期の戦いでは、のぼうの城の忍城と鉢形城でしょうか。

今年に入って六月六日に、北武蔵の山を歩いてきたんですが、まず最初に訪れたのが鐘撞堂山でした。鐘撞堂山は北条氏の拠点である鉢形城を監視する場所で、なんかあれば、鐘をついで知らせる場所だったそうです。たしかに、荒川が光って見えました。鉢形城はあの荒川の、お満が淵の断崖絶壁の上に立つ堅城です。

鐘撞堂山を下りて、今度は虎ヶ岡城址から陣見山をめざしました。虎ヶ岡城址はこの本でも取り上げられている山城です。この虎ヶ岡城は、鉢形城の支城だったようです。小田原征伐においては、ここ、北武蔵の山も激しい時代に巻き込まれていたんですね。(写真は虎ヶ岡城址から本庄方面)tora.jpg

北条に仕えた猪俣範綱の築城だそうです。この地方で猪俣といえば武士団発生時の武蔵七党の一つ。その猪俣一族がこの城にこもって、豊臣勢と奮戦したようですが、残念ながら鉢形城とともに落城したそうです。ああ、往時を思えば・・・。

そう言えば、この日、私は虎ヶ岡城址への登りで猪に遭遇しました。気がついたのは私が先。あとから私の存在に気がついた猪は、これから私が進もうとしている方向に、ものすごい勢いで走り去っていきました。それはまるで、《もののけ姫》のオコトヌシ様のようでした。

私はいったん山を下り、ルートを変えて虎ヶ岡城址に登り返しました。こんなところに山城に理解のない人を案内していたらと思うと・・・。




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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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