大菩薩に行ってきた。まずまずかな
ポチッ
今度はちゃんとヤマップをつけた。この間、14日の土曜日に、桧笠と地下足袋の旅の出たんです。地元の奥武蔵を、そこそこ歩いてきたんですが、吾野駅に戻ってヤマップを止めようと思ったら、最初からつけてなかったみたいです。
ガーン
でもまあ、ヤマップに記録を残すために登ってるわけじゃないからね。だけど、山を下りたあとの楽しみでもありますから、今日は、しっかり、意識して、・・・ポチッ
さて、なかなか安定して晴れないですね。だけど今週は、19日(木)、20日(金)が晴れる時間が長そう。20日は夜に区長の仕事があるし、21日は高校のワンゲルと一緒に山に登る予定なので、19日(木)にしました。
場所は、大菩薩。奥多摩を越えて山梨に入り、小菅村から大菩薩を目指します。7時半登山開始を目指して、埼玉の家を5時に出発しました。
車は白糸の滝駐車場ってところに無料で置かせてもらいました。ただ、最後の2.5キロはダートでした。到着したのが7時少し前、7時10分に登山開始です。
(白糸の滝駐車場。熊が出るそうです)
林道を10分ほど歩いて登山道に入ります。小菅大菩薩道と呼ばれる道のようです。丹波大菩薩道と合わせて、古くから甲州と武州を結ぶ道だったようです。ところどころに、登山道以前に街道として整備されたと思われる石垣が残されていました。
(ここから沢筋を登ります。細くて急な上りでした。帰りに下るのが思いやられるくらい)
2時間少しで、フルコンバと呼ばれる場所で丹波大菩薩道と合流するんですが、そこまではほぼ展望なしで、ひたすら高度を上げていく我慢の登りです。
(こんな光景に癒やされて登ります)
(宇宙人じゃありません。私です)
(苔にも癒やされます)
(こんな、・・・なんでしょう。これ?・・・とりあえず癒やされます)
(手前は下がけっこう抜けていて、怖かったです)
フルコンバからは奥秩父がよく見えました。ここまでずっと樹林の中で我慢してきただけに、ここの開放感は格別です。
(方角からして奥秩父ですよね。三角は笠取かな)
(だったらこっちは雲取か)
(今日の行動食。ゆで卵はラーメン用なんですが、全部ここで食っちゃいました)
ここから大菩薩峠までは、気持ちが先行しちゃって、少し急いじゃいました。だって富士山や、南アルプス見たいじゃないですか。晴れという予報の割に、頭の上に雲が多いのが不安ですが、峠の気配が近づくにしたがって足が早まります。
(ホコリ茸。大きいやつは私が押しました。胞子がプッと・・・)
大菩薩峠に着いた時、甲斐駒ヶ岳、南アルプスの中部くらいまでは見えてました。それから富士山も、大きな姿を見せてくれてました。
(甲斐駒、千丈・北岳・間ノ岳・農鳥・塩見)
(悪沢・赤石・聖かな。雲がかかっちゃってるからな)
(ドカーン)
富士の勇姿を背にしなければならないのはもったいないんですが、南アルプスを左手に見ながら大菩薩嶺山頂を目指しました。峠から大菩薩嶺までは、完全に展望の稜線歩きでした。ああ、大菩薩嶺山頂を除いてね。
(大菩薩嶺方面に向かいます)
(賽の河原。墓標のように積石がたくさん)
(すれ違った美人を写真に撮ろうと振り返ったら、東側からガスが吹き上がってました)
(ずっと展望の良い稜線歩きなのに、山頂だけ樹林の中)
(稜線で大菩薩ラーメン。もやし、餅入です)
大菩薩嶺からの戻り、どうも、やはり雲量が増えています。南の方に台風の卵が生まれているみたいで、東から吹き付ける風が山を駆け上がりながら雲を作っているようです。それはこの大菩薩でも、そして富士山や、南アルプスでもそうみたいで、やがてその姿は雲に隠されてしまいました。
(きれいに稜線上で世界が別れています。帰りはあのガスの中に入っていきます)
(振り返れば自分が往復してきた稜線が・・・。気持ち良い道です)
(峠、介山荘もガスに巻かれそう)
大菩薩の山塊にも東からの風がガスとなって吹き上がってきます。私の下山は、そのガスの中に入っていくようで、ちょっと気が乗りません。そんなことを言っても下りなきゃいけません。下り始めれば、それなりに気が乗ってくるんですよね。
(フルコンバに戻りましたが、もう奥秩父にも雲がかかって)
帰りは白糸の滝によりました。こういうときって、行って見て、こんなもんだと納得して帰ることが多いですが、白糸の滝には感動しました。どうせ大したことないだろうと、この滝を見逃している人がいたら、それは大きな損失です。私は感動しました。
(滝の下から)
(滝見台から)
15キロほど歩いたようです。今回も地下足袋で歩いたんですが、痛い足裏マッサージを3万歩ほど続けたようなもんでしょうか。ここを街道として使った人たちは、わらじで歩いたんでしょう。谷が深くて怖い場所もあったのに、先人の物凄さは想像を超えますね。
今度はちゃんとヤマップをつけた。この間、14日の土曜日に、桧笠と地下足袋の旅の出たんです。地元の奥武蔵を、そこそこ歩いてきたんですが、吾野駅に戻ってヤマップを止めようと思ったら、最初からつけてなかったみたいです。
ガーン
でもまあ、ヤマップに記録を残すために登ってるわけじゃないからね。だけど、山を下りたあとの楽しみでもありますから、今日は、しっかり、意識して、・・・ポチッ
さて、なかなか安定して晴れないですね。だけど今週は、19日(木)、20日(金)が晴れる時間が長そう。20日は夜に区長の仕事があるし、21日は高校のワンゲルと一緒に山に登る予定なので、19日(木)にしました。
場所は、大菩薩。奥多摩を越えて山梨に入り、小菅村から大菩薩を目指します。7時半登山開始を目指して、埼玉の家を5時に出発しました。
車は白糸の滝駐車場ってところに無料で置かせてもらいました。ただ、最後の2.5キロはダートでした。到着したのが7時少し前、7時10分に登山開始です。

林道を10分ほど歩いて登山道に入ります。小菅大菩薩道と呼ばれる道のようです。丹波大菩薩道と合わせて、古くから甲州と武州を結ぶ道だったようです。ところどころに、登山道以前に街道として整備されたと思われる石垣が残されていました。


2時間少しで、フルコンバと呼ばれる場所で丹波大菩薩道と合流するんですが、そこまではほぼ展望なしで、ひたすら高度を上げていく我慢の登りです。


(宇宙人じゃありません。私です)



フルコンバからは奥秩父がよく見えました。ここまでずっと樹林の中で我慢してきただけに、ここの開放感は格別です。



ここから大菩薩峠までは、気持ちが先行しちゃって、少し急いじゃいました。だって富士山や、南アルプス見たいじゃないですか。晴れという予報の割に、頭の上に雲が多いのが不安ですが、峠の気配が近づくにしたがって足が早まります。

大菩薩峠に着いた時、甲斐駒ヶ岳、南アルプスの中部くらいまでは見えてました。それから富士山も、大きな姿を見せてくれてました。



富士の勇姿を背にしなければならないのはもったいないんですが、南アルプスを左手に見ながら大菩薩嶺山頂を目指しました。峠から大菩薩嶺までは、完全に展望の稜線歩きでした。ああ、大菩薩嶺山頂を除いてね。





大菩薩嶺からの戻り、どうも、やはり雲量が増えています。南の方に台風の卵が生まれているみたいで、東から吹き付ける風が山を駆け上がりながら雲を作っているようです。それはこの大菩薩でも、そして富士山や、南アルプスでもそうみたいで、やがてその姿は雲に隠されてしまいました。



大菩薩の山塊にも東からの風がガスとなって吹き上がってきます。私の下山は、そのガスの中に入っていくようで、ちょっと気が乗りません。そんなことを言っても下りなきゃいけません。下り始めれば、それなりに気が乗ってくるんですよね。

帰りは白糸の滝によりました。こういうときって、行って見て、こんなもんだと納得して帰ることが多いですが、白糸の滝には感動しました。どうせ大したことないだろうと、この滝を見逃している人がいたら、それは大きな損失です。私は感動しました。


15キロほど歩いたようです。今回も地下足袋で歩いたんですが、痛い足裏マッサージを3万歩ほど続けたようなもんでしょうか。ここを街道として使った人たちは、わらじで歩いたんでしょう。谷が深くて怖い場所もあったのに、先人の物凄さは想像を超えますね。

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