めんどくせぇことばかり 『おつまみ便利帳』 小田真一編集
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『おつまみ便利帳』 小田真一編集

まったく、私の仕事人生っていうのは何だったんだか、還暦を目前にしたこの歳になって呆然と考え込んでしまう。

やっぱり勤め人っていうのは、どうしたって効率っていうのを考えてしまいます。そのために仕事が半端になっちゃダメなんですが、ある程度の線まで行ってれば、それ以上に完成度を高めるかどうかは、効率と相談ですね。

でもね。仕事をやめた今、玄関先の落ち葉を掃いていて思うんです。時にはどうしたって箒の摩擦にかからない葉っぱがあったりしますが、そんなものにいつまでもかかずらっているのは時間の無駄って思ってました。だけど、その一枚の葉っぱのために、箒を当てる角度を変えてみたり、それでもダメなら屈んで指で摘み、塵取りに移しても良かったんですね。

効率を考えるときって、一心に葉っぱに向き合ってるんじゃなくて、他のことが頭にあるんですね。他のことが頭にあるからこその効率なんです。

世の中の多くを効率で測った来てしまいましたので、一つのことと一心に向き合えるようになるにはどうすればいいのか。どんだけの時間をかければいいのか。思えば気が遠くなりますが、そっちの方向に進まなければしょうがありませんからね。

まあ、今日も一杯やりながら、ゆっくり取り組んでいきましょう。・・・ということで、おつまみの本です。

晩酌の欠かせない私ですが、おつまみは自分で準備します。連れ合いは、私が晩酌をすることに関して理解があるとかないとか言うよりも、私が酒を飲むことに関して、完全に諦めているということです。それでも、いつも夕飯のおかずを多めに作ってくれていて、それに手を加えて翌日のおつまみにすることが多いです。それとか朝ごはんのおかずの残りですね。余りもの万歳です。

たとえば今、私がおつまみにしているのは、朝のみそ汁の余りものです。大きく切ったじゃがいもがゴロゴロ入ったやつで、玉ねぎとなめこも入っていて、とてもうまいんです。とりあえず、最初の一杯は、このみそ汁で十分です。


『おつまみ便利帳』    小田真一編集

主婦と生活社  ¥ 1,320

人気料理研究家によるぱぱっと作れるおつまみのレシピ300が勢揃い
おつまみ
シメのご飯と麺
汁物
スイーツ


さて、この本ですが、主婦の友社の料理本編集者、小田真一さんが編集した本です。

小田さんと言えば、いくつものヒット作を手がけていることでも知られた料理本編集者です。どうやら料理本の世界は結構厳しいもののようで、初版が完売しても赤字ってことが珍しくないんだそうです。だから、編集者は、版を重ねて利益を出せる本造りを目指すんだそうです。小田さんは、まさにそんな“もうかる本”の、編集職人ということになるでしょうか。

この『おつまみ便利帳』の特徴は、冷蔵庫を除いてから、どんなおつまみを作るか決めるっていうタイプの飲み方をする人に向けた本ということだと思います。

冷蔵庫にはなにが入っているか、そりゃその時々で分かりません。ピーマンかも知れませんし、ナスかも知れません。中途半端に餃子の皮が残っているかも知れませんし、サンドイッチに使った食パンの耳が冷蔵庫の片隅で拗ねているかも知れません。

だから、最初の“おつまみ”の章で取り上げられている食材は82種あります。ですから1食材あたりのレシピ数は多くはありません。でも、いくつかの食材に関しては、結構ページを割いているものもあります。他のものはなくとも、だいたいいつでも冷蔵庫の中に、鎮座ましましているあれらの食材です。

たとえば、豆腐。たとえば、卵。たとえば、きのこ。たとえば、じゃがいも。たとえば、ツナ缶。たとえばチーズ。たとえば、スパム。・・・スパムは、家には常備されておりませんね。

最近は、ちくわと言うと、うちに常備されているのは小さいやつです。これは結構使いでがあるんです。何しろ私はちくわ好きで、おでんの具の中で一番好きなのは、やっぱりちくわです。もちろん、この場合は大きいやつですが・・・。いずれにせよ、ちくわはそのまま食べても、十分嬉しいおつまみなわけです。

それなのに、ちくわレシピはたったの二つ。さ、さびしい。さびしいけど、そのまま食べてうまいんだから、レシピはいらないか?・・・な~んて思ったら、二つのうちの一つ、“ちくわののりわさびのせ”、・・・これはうまい!




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テーマ : 料理の本
ジャンル : 本・雑誌

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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本
































































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