めんどくせぇことばかり 台湾『中国を地獄に導く習近平の罪と罰』 石平
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台湾『中国を地獄に導く習近平の罪と罰』 石平

アグネス・チャンは衝撃だった。

可愛くって、ほっぺたがプクってしてて、まるで天使のようだった。・・・天使は見たことがないが、チョコボールの口に書いてあったエンゼルマークのエンゼルのようだった。なにしろ、その印象的なほっぺたは、私の初恋の娘のほっぺたを思わせて、アグネス・チャンに、その娘を重ねて見ていたような気がする。

しかし、ほんの数年で、アグネス・チャンがつまらなく思えてくる。そりゃそうだ。こっちだって、いつまでもチョコボールのエンゼルマークでもいられない。ベクトルは逆に振れて、やたらと大人の女を目で追ってしまう。まったくみっともないったらありゃしないんだけど、もうどうにも止まらない。

いえいえ、山本リンダじゃない。欧陽菲菲さん。何故か強く惹かれるようになってしまう。健康的なお色気がたまらなく好きだった。勝手なもんで、この健康的なお色気にも初恋の娘を重ねていたな。

大学のとき、所属したサークルで映画を作ったりしたが、欧陽菲菲のラヴ・イズ・オーヴァーをその中で使った。まだ大ヒットとなる前だった。私は卑劣にも、ラヴ・イズ・オーヴァーの歌詞の中の女性にも、初恋の娘を重ねていた。

あのかわいい台湾のチェロ奏者、欧陽娜娜は欧陽菲菲の姪に当たるんだそうだ。欧陽娜娜ちゃんのことがこの本の中でも取り上げられていて、今年の3月に“中国”のネット紅衛兵たちから《台湾独立派》のレッテルを貼られて攻撃されたんだそうだ。それにたいして欧陽娜娜が、“中国”の中央テレビのインタビューで、中華人民共和国を「わが祖国」と呼び、「祖国を愛している」と宣言したんだそうだ。

“中国”にしてみりゃ、この迎合発言は大成功ってことなんでしょうけど、えげつないことを、よく平然とやるもんです。欧陽娜娜さんの方から“中国”を見限った方がいいよ。そうだ、日本で活動すればいい。

台湾といえば、“中国”の札束でほっぺた張られて、ニャ~ゴってなびいちゃってね。爆買工作は、やはり大成功。経済面では、《台湾独立》を叫ぶどころの話じゃなくなっちゃってる。

台湾の総統選も近づいて、民進党の蔡英文総統も、これっきりで終わりかと思ってたら、なんだかそうでもない様子。


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中国では不満噴出!反習近平勢力も台頭か?  「進むも地獄、退くも地獄」となった独裁者の最期
序章 中国の本音とアメリカの本音
第1章 習近平独裁体制の致命的弱点
第2章 本心では対米徹底抗戦は絶対に避けたい習近平
第3章 昨年の中国のGDP成長率は一%台だったという衝撃
第4章 市井の中国人を絶望の淵に追いやる不動産市場の大失速
第5章 アリババ・馬雲引退に見る中国企業家の悲哀
第6章 中国政府にとり至上命題となった「孟晩舟救出」
第7章 習近平主席の「後継者候補」に急浮上してきた胡海峰という男
第8章 習近平が目指す新たなる「長征」と「持久戦論ブーム」
第9章 「第二の江青」誕生の恐怖


対抗馬の中国国民党の押す韓国瑜って言う人物、これがさっき紹介した”中国”の札束でほっぺた張られて、ゴロニャ~ゴってなびいちゃった高雄市の市長。

”中国”との関係を改善して経済効果をあげようという国民党に対して、長らく劣勢の続いていた蔡英文総統。厳しい戦いになるんだろうと思っていたら、なんだか今の所支持率でリードしているとのこと。原因は、・・・そう、香港のようです。


産経新聞 2019/10/24
「一国二制度による台湾統一」89%が拒否
https://www.sankei.com/world/news/191024/wor1910240038-n1.html
(全文)
台湾で対中国政策を主管する大陸委員会は24日、台湾住民を対象とした中台関係に関する世論調査の結果を発表、中国が主張する一国二制度による台湾統一について「賛成しない」が89・3%に上った。中国の武力威嚇にも89・3%が反対した。 

中台関係で「現状維持を支持」は76・5%だった。香港問題では、香港住民による自由と民主主義の要求に香港政府は応じるべきだと主張する蔡英文政権への支持が72・0%だった。

”中国”による一国二制度を受け入れれば、台湾も香港のようになるってことが、確信を持って語られるようになったわけだ。現状維持派は政治的にはチャイニーズタイペイ、経済的には親中というところなんだろうけど、結局、習近平みたいな夢見る指導者が現れると、選択を迫られるわけだ。

香港の現状は明日の台湾ってところ。

かと言って、習近平もこれ以上の失点は命取りになる。おそらく、まさに文字通りの意味で・・・。すでに、アメリカとの貿易交渉を巡って、”中国”国内には、どこか習近平政権批判とも取れる発言が出てきているという。香港との境界まで武装警察を出して脅しておきながら、いまだに手を出せずにいる。手を出せば、アメリカはじめ、国際社会から叩かれる。手を出さなけりゃ弱気を追求される。

結局、香港の林鄭月娥にテコ入れして、なんとかして押さえつけろと、「信頼している」という言葉を通して圧力をかけるわけだ。頑張れ香港の若い奴ら。

アメリカとの貿易交渉で進展があったようなことを言っておきながら、トランプ首相に「なんの進展もない」と暴露されて、ここでも失点一。切羽詰まってひどい手に出なけりゃいいんだけど。・・・かつての毛沢東のように。自分のためなら人の命なんてなんとも思わなかったあの人のように。





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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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