めんどくせぇことばかり 『関東百名山』 小林千穂編
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『関東百名山』 小林千穂編

うちのパソコンがウィンドウズ7だったので、買い換えなければいけないって言われて、「そんなもんなのか」と思って買い換えました。

使ってみると、・・・当然、使いつけないんだから、最初から何のストレスもないというわけにはいかない。でも、今までが7で、これが10なんだから、三つ分良くなっているんだろう。・・・そういうもんなのかどうかさえ、分かっていないけど。そんなストレスと、新しいおもちゃをいじくり回す楽しさの中で、週末は過ぎていった。

週明けの12月3日火曜日は、秩父夜祭り。ここ三年は孫たちを連れて行ったんだけど、今年はつい先週孫を預かったこともあって、話が進んでない。どうも、これから行くって話にはなりそうもない。月曜日の天気はあまり良くないものの、火曜日からはいい天気が続きそうだ。夜祭りにしても、山にしても、どこかしら出かけてみよう。

さて、いい本を手に入れた。

私は埼玉県の生まれ。もうちょっとポイントを絞ると秩父。高校の時のお祭りでは屋台を引いていた。さらにもっと絞ると影森で、武甲山の麓。かつては武甲山の北参道が庭先を通っているような家に生まれた。

一番最初は、小学校4年の時に、歩け歩け運動の一環で、父や近所の友だちと一緒に登った。高校の時は山岳部にいたんだけど、新人歓迎合宿は毎年、武甲山だった。武甲山に登ることは山岳部のトレーニングの一つでもあった。

日曜日に縁側で山を眺めると、中腹に丸山というところがあったんだけど、そのあたりを登っている人が見えた。その道は、今はない。武甲山は北側斜面をごっそりと削られた。

「痛々しい」と言われることもある。「日本の発展を支えた」と言われることもある。心ない言葉は論外ながら、真摯な言葉にも、地元の者の心は複雑に揺れるのだ。・・・どうしてこの山は石灰岩の塊だったんだ。

どのような姿になっても、地元の者にすれば、心の山であることに違いない。・・・そんなことを言っている私はどうかといえば、大学2年の時、山頂を崩す前に上って以来、一度も武甲山には登ってない。

この本に出ている関東を代表する山々、いずれも同じように、地元の方の心の山であるに違いない。


『関東百名山』    小林千穂編

山と渓谷社  ¥ 2,420

関東地方各地の山々から「名山」にふさわしい100山を「関東百名山」として選出
[群馬]
朝日岳、谷川岳、仙ノ倉山、白砂山、四阿山、黒斑山
浅間隠山、鼻曲山、吾妻耶山、嵩山、岩櫃山、榛名山
至仏山、武尊山、アヤメ平鹿俣山、赤城山(黒檜山)
鳴神山、妙義山1(裏妙義縦走路)、妙義山2(表妙義縦走路)
荒船山、鹿岳・四ツ又山、立岩、赤久縄山、諏訪山
大山・天丸山、帳付山 

[栃木]
鬼怒沼山、日光白根山、男体山、太郎山、霧降高原・丸山
皇海山、鳴虫山、石裂山、三本槍岳、茶臼岳、日留賀岳
高原山、古賀志山、晃石山、三毳山、雨巻山

[茨城]
八溝山、男体山、神峰山、佐白山、難台山、筑波山
[千葉}
鹿野山・マザー牧場、大福山・梅ヶ瀬渓谷、鋸山、伊予ヶ岳
御殿山、富山、烏場山・花嫁街道、高塚山

[埼玉]
二子山、両神山、和名倉山、甲武信ヶ岳、城峰山、宝登山
簑山、笠山・堂平山、武甲山・大持山、日和田山、伊豆ヶ岳
天覧山・多峯主山、棒ノ折山、雲取山

[東京]
蕎麦粒山、鷹ノ巣山、川苔山、高水三山、御岳山、大岳山
御前山、三頭山、浅間嶺、陣馬山、高尾山、三原山、天上山
八丈富士、生藤山 

[神奈川]
石老山、大室山、檜洞丸、蛭ヶ岳、塔ノ岳、大山、ミツバ岳
不老山、大野山、金時山、明神ヶ岳、幕山、鎌倉アルプス、大楠山











百名山と言えば、深田久弥の『日本百名山』。

「あれは山を題材にした文学作品だが、同じ百名山でも本書は登山ガイドブックだ」と書かれている。楽しく安全な登山のヒントとして役立ててほしいという観点からの選考だそうだ。基本的に日帰りを前提としているが故に、選考から漏れたものもあるようだ。島の山は無理だろうけど・・・。

確かに公共交通機関でも、日帰りが可能な計画になっている。時間的に厳しい場合のコース短縮案も添えられている。同時にマイカー情報があって、車で行った場合のコース、駐車場情報もあって便利だ。

それでも、この山なら、ここで一泊した方がいいって山も、実は選ばれている。そういう山の場合は、山小屋情報も添えられているので、是非こちらを使いたい。

深田久弥は山を文章で表した。「この山は、・・・のような山だ」と書いた。山と真っ向から向かい合わないと、なかなかそれは書けない。山の姿は一様ではない。どこから、どんな季節に、どんな天気の中を登るかによっても、その姿は全く違うものになる。

この本は、『日本百名山』とは違って文学作品ではない。楽しく安全な登山のヒントとして役立てるためのガイドブックだ。そう、これをヒントに、山と向かい合ってはどうだろう。

いずれ、このガイドブックである『関東百名山』を土台にして、文学作品である『関東百名山』が生まれ出る日が来るかもしれない。

さて、天気の悪い明日、月曜日は手術した足の経過観察のために病院に行くとして、それ以降、天気がいいようなので、どこかしらの山に登りたい。この本を見て、ゆっくり決めてみようかな。




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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本




































































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