秩父のお祭りの前に破風山
連れ合いが行かないって言うから、秩父のお祭りは今年は見送りでしょうがねえか。天気が良いらしいから山でも行くかと計画を立てるんだけど、どうも気に入らない。
秩父にいくことにした。適当な山に登って、秩父のお祭りをふらついて帰る。
と言うことで、皆野の破風山。破風山はやせ尾根の登り下りで、飽きの来ない山。本当なら、バスで奥に入って皆野駅まで歩けばいいんだけど、昼過ぎには秩父で一杯やりたいので、始発バスを待つと遅くなる。皆野駅から歩いて、山頂からは違う道で皆野に戻ろう。破風山はそれができる便利な山。
秩父で一杯やるから車はだめ。と言うわけで、暗いうちに歩いて駅に向かった。皆野駅についたのが7時40分。霧か、朝もやか、もしかしたら、盆地を覆い尽す雲海が見えるかも。登山口で身なりを整えて、登山開始。
(7時40分 皆野駅に着いた)
皆野アルプスとも呼ばれ、岩稜帯まじりのやせ尾根。ずーっと前に登ったことがあるはずなんだけど、ほぼ記憶にない。途中の岩稜帯から、雲海は見えたが、もう少し早く樹林帯を抜けてれば、きっと、もっとすごかったな。
(岩稜を行く道なので、時々開ける。これが一度目。霧は晴れかかってるかな)
(これは二度目。破風山直下の霧は晴れたみたい。小鹿野の方はまだ霧が・・・)
(三度目。 武甲山の下、秩父の町は、完全に霧の中)
(登山道に戻ると、正面が目指す破風山かな)
(四度目にして、これまで最高の展望。盆地は雲海に沈んでいる)
( 盆地から霧が流れ出すかのように見える)
けっこう緊張を強いられる道なのに記憶には残ってない。ということは、以前よりバランスが悪くなってるってことなんだろうな。
(痩せ尾根の岩稜帯を慎重に通過する)
(急坂を越え、岩をよじ登ると・・・)
飽きの来ない尾根歩きに加え、このあたり、紅葉まっただ中で、見入っていると、ついつい時間を使ってしまう。それでも、けっこう消耗する登り下りを我慢すれば、いよいよ山頂も近い。
(このあたりから紅葉が目立ち始める)
(紅葉する猿岩 ・・・岩は紅葉しないけど)
山頂手前も約束通りのやせ尾根で、それをこえれば、ドカーンだ。
秩父は、やはり盆地だ。武甲山を正面に、南から西は奥武蔵、そして奥秩父に閉ざされ、北は長尾根を越えたところで北武蔵の山々、さらに上州の山々に閉ざされる。幾重にも及んで盆地だ。それが全部見える。
(武甲山がドカーン!)
(両神山がドカーン!)
(霧の晴れて秩父盆地がドカーン!)
(ドカーンな山頂です)
もう、お祭りは動き始めているはずだ。屋台は神社に参拝を済ませて待機し、夜を待つ。夜、屋台は神様の先導として、お旅所に向かい、その熱気を花火が煽り立てるはずだ。もしも、その時までここに居たら、さぞきれいな花火を下に見ることになるだろう。
そんなことを考えながら、下山を始めた。
(下りも、山頂直下の紅葉は見事)
(駅からの破風山 朝は霧で見えなかった。 さて、秩父をふらついてこよう)
(平日だってのに人出が多い。ったく、仕事はいいのかなぁ)
(神社に向かう宮地の屋台)
(神社から出て来て遠ざかる下郷の山車)
(代わって神社に向かう宮地の屋台)
(かっこいい!)

(余韻に浸りつつ、おでんに熱燗 一杯が二杯、、二杯が三杯で、おつもり)
この日歩いたのは、以下のようなコース。
秩父にいくことにした。適当な山に登って、秩父のお祭りをふらついて帰る。
と言うことで、皆野の破風山。破風山はやせ尾根の登り下りで、飽きの来ない山。本当なら、バスで奥に入って皆野駅まで歩けばいいんだけど、昼過ぎには秩父で一杯やりたいので、始発バスを待つと遅くなる。皆野駅から歩いて、山頂からは違う道で皆野に戻ろう。破風山はそれができる便利な山。
秩父で一杯やるから車はだめ。と言うわけで、暗いうちに歩いて駅に向かった。皆野駅についたのが7時40分。霧か、朝もやか、もしかしたら、盆地を覆い尽す雲海が見えるかも。登山口で身なりを整えて、登山開始。

皆野アルプスとも呼ばれ、岩稜帯まじりのやせ尾根。ずーっと前に登ったことがあるはずなんだけど、ほぼ記憶にない。途中の岩稜帯から、雲海は見えたが、もう少し早く樹林帯を抜けてれば、きっと、もっとすごかったな。






けっこう緊張を強いられる道なのに記憶には残ってない。ということは、以前よりバランスが悪くなってるってことなんだろうな。


飽きの来ない尾根歩きに加え、このあたり、紅葉まっただ中で、見入っていると、ついつい時間を使ってしまう。それでも、けっこう消耗する登り下りを我慢すれば、いよいよ山頂も近い。



山頂手前も約束通りのやせ尾根で、それをこえれば、ドカーンだ。
秩父は、やはり盆地だ。武甲山を正面に、南から西は奥武蔵、そして奥秩父に閉ざされ、北は長尾根を越えたところで北武蔵の山々、さらに上州の山々に閉ざされる。幾重にも及んで盆地だ。それが全部見える。




もう、お祭りは動き始めているはずだ。屋台は神社に参拝を済ませて待機し、夜を待つ。夜、屋台は神様の先導として、お旅所に向かい、その熱気を花火が煽り立てるはずだ。もしも、その時までここに居たら、さぞきれいな花火を下に見ることになるだろう。
そんなことを考えながら、下山を始めた。










この日歩いたのは、以下のようなコース。


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