槇寄山から浅間峠まで、笹尾根を歩いてみた
11日の建国記念の日には、冬型の気圧配置が緩んでくるという。
今の寒さはたしかに本格的、ようやくの寒波だけど、その前には立春を待たずに春のような陽気の日もあった。11日以降暖かくなっても、そこから三寒四温が始まるものと信じるが、今回のような本格的寒波が、今後もあるかどうか。
ということで、冬を惜しんで、10日に奥多摩を歩いてきた。奥多摩と言っても、今回向かったのは、まだ脚を伸ばしてない檜原村。
冬に入って雪は降ったが、今回の寒波の前のポカポカ陽気であらかた溶けた。それ以来降ってないから、山には残っていても、里にはない。道も大丈夫そうなので助かる。
5時半に車で自宅を出発。武蔵五日市から奥に入った上川乗バス停すぐのところに、村営の無料駐車場がある。そこに車を置かせてもらって、6時51分発の“数馬行き”のバスを待つ。
数分遅れで到着。乗り込むと、私の他に乗客はなし。下車したのは仲ノ平バス停。この間の料金は400円。身なりを整えて出発。槇寄山を目指す。
バス停の少し先から始まって、適所に道標があり、登山口まで導いてくれる。最後は民家の軒先から登る。道標がなければ二の足を踏むところだ。
しばらく登って、暖まったところで、ヤッケのうちに来ていたフリースを脱ぐ。7日は、一度も脱がなかった。その分、今日の方が暖かい。道は良く踏まれていて歩きやすい。最初こそ暗い林を歩いたが、まもなく急坂ながらも尾根歩きとなる。
やがて右手が開け、樹林越しながらも向こうの山が見える。三頭山手前の大沢山か、三角形のピラミッド型の山としばらく併走する。左手には時折、大岳山が樹林越しに見えていたのだが、途中尾根から外れたところできれいな姿を見せてくれた。いつもの左肩上がりの山型が右肩上がりだ。・・・ちょっとした違和感。
(大沢山の向こうに三頭山が見えてきた)
(大岳山がくっきりきれい。右手につながるのは馬頭刈尾根か)
高度を上げると雪が出てくる。ところどころ凍っているが、アイゼンなくても大丈夫。・・・大丈夫ではあるけれど、神経を使うくらいなら着けちゃった方が楽。・・・着けた。やっぱり楽。
((笹尾根は、尾根の少し北側を歩く道が多く、丸山までは結構凍っていた)
北斜面を上がってきたから、西原峠がとても明るい。槇寄山はここからわずかに三頭山側。
槇寄山到着。うわっ、でっかい富士山。これなら西原峠ですでに見えていたはず。気がつかなかったけど、気がつかなくて良かった。

(マルシンハンバーグサンド これはうまい 富士山を見ながら食うと余計うまい)
今日歩く浅間峠までの道で、一番山頂らしいのは槇寄山。ここから歩く尾根は、ずっと右手に富士山と一緒だけど、クリアに見えるのは前半だけ。時間を取って楽しんでおいた方がいい。特に槇寄山では、富士山が体の中に入ってくるまでいると良い。・・・私は先に行く。
(少し歩いた先からの富士山 クリアーに見えたのはこれが最後 正面はおそらく権現岳)
笹尾根は、浅間峠に向かっては、基本的に下り基調。気持ちの良い道、ゆっくり歩きたい。
(これじゃ見逃す 笹ヶタワノ峰)
(笹尾根の笹尾根たる由来の場所はここか)
(土俵岳からの大岳山)
(土俵岳からの御前山 だいぶ見え方が変わってきた)
(土俵岳は北側の展望がいい。南は残念)
(日原峠 笹尾根は峠が多く、武州と甲州をつないでいる)
(浅間峠の東屋が見えてきた)
(ラーメン作ってるところ)
(浅間峠ラーメン 切り干し大根入り 連夜の鍋物で野菜がなくなって。・・・これが意外とうまい)
浅間峠から上川乗バス停まで下る。これが、急峻な斜面につけられた細い道で、単調に長く続く。仲ノ平から槇寄山を選択して良かった。
(浅間峠からの下山路 大木に囲まれたお社が・・・)
(あの橋を渡って、ほぼ下山完了)
この日、やはり冬の風が吹いていた。
この日歩いたのは、以下のようなコース
今の寒さはたしかに本格的、ようやくの寒波だけど、その前には立春を待たずに春のような陽気の日もあった。11日以降暖かくなっても、そこから三寒四温が始まるものと信じるが、今回のような本格的寒波が、今後もあるかどうか。
ということで、冬を惜しんで、10日に奥多摩を歩いてきた。奥多摩と言っても、今回向かったのは、まだ脚を伸ばしてない檜原村。
冬に入って雪は降ったが、今回の寒波の前のポカポカ陽気であらかた溶けた。それ以来降ってないから、山には残っていても、里にはない。道も大丈夫そうなので助かる。
5時半に車で自宅を出発。武蔵五日市から奥に入った上川乗バス停すぐのところに、村営の無料駐車場がある。そこに車を置かせてもらって、6時51分発の“数馬行き”のバスを待つ。
数分遅れで到着。乗り込むと、私の他に乗客はなし。下車したのは仲ノ平バス停。この間の料金は400円。身なりを整えて出発。槇寄山を目指す。
バス停の少し先から始まって、適所に道標があり、登山口まで導いてくれる。最後は民家の軒先から登る。道標がなければ二の足を踏むところだ。
しばらく登って、暖まったところで、ヤッケのうちに来ていたフリースを脱ぐ。7日は、一度も脱がなかった。その分、今日の方が暖かい。道は良く踏まれていて歩きやすい。最初こそ暗い林を歩いたが、まもなく急坂ながらも尾根歩きとなる。
やがて右手が開け、樹林越しながらも向こうの山が見える。三頭山手前の大沢山か、三角形のピラミッド型の山としばらく併走する。左手には時折、大岳山が樹林越しに見えていたのだが、途中尾根から外れたところできれいな姿を見せてくれた。いつもの左肩上がりの山型が右肩上がりだ。・・・ちょっとした違和感。


高度を上げると雪が出てくる。ところどころ凍っているが、アイゼンなくても大丈夫。・・・大丈夫ではあるけれど、神経を使うくらいなら着けちゃった方が楽。・・・着けた。やっぱり楽。

北斜面を上がってきたから、西原峠がとても明るい。槇寄山はここからわずかに三頭山側。
槇寄山到着。うわっ、でっかい富士山。これなら西原峠ですでに見えていたはず。気がつかなかったけど、気がつかなくて良かった。




今日歩く浅間峠までの道で、一番山頂らしいのは槇寄山。ここから歩く尾根は、ずっと右手に富士山と一緒だけど、クリアに見えるのは前半だけ。時間を取って楽しんでおいた方がいい。特に槇寄山では、富士山が体の中に入ってくるまでいると良い。・・・私は先に行く。


笹尾根は、浅間峠に向かっては、基本的に下り基調。気持ちの良い道、ゆっくり歩きたい。










浅間峠から上川乗バス停まで下る。これが、急峻な斜面につけられた細い道で、単調に長く続く。仲ノ平から槇寄山を選択して良かった。


この日、やはり冬の風が吹いていた。
この日歩いたのは、以下のようなコース


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