めんどくせぇことばかり 『新聞という病』 門田隆将
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『新聞という病』 門田隆将

少し前まで、新聞は二紙とっていた。朝日新聞と読売新聞。

私のところがそれ以前からの朝日新聞で、同居していた義父母のところが読売新聞。義父は認知症が進んでからも新聞を読んでいた。施設に入ることになって、連れ合いが読売をやめると言うから、朝日をやめてくれと頼んだ。

子どもの頃から朝日新聞だった。理由は分からない。父はどっちかというと朝日の報道姿勢とは大局にいる人だったけど、あまり新聞にこだわりを持ってなかったんだろう。

四コマ漫画、テレビ欄から始まって、そのうち週刊誌や書籍の広告欄に強い関心を抱くようになり、やがてはスポーツ欄、社会欄の記事を読むようになっていた。ものすごくスムーズに、朝日新聞読者になっていた。

大学後半から高校の世界史の教員になることを本気で意識し、世界情勢、日本の戦争に関わること、皇室あたりをテーマ別にして新聞記事をスクラップしていった。

私の世代は仕事をするようになってから、いろいろな技術革新が進んで、便利になるものの、それらを使いこなすことを求められて苦労した。最初の頃は、印刷は手書きだからね。・・・それはいいとして、新聞記事のスクラップはパソコンを使いこなすようになるまで続けた。15年くらいはやってたろう。

大学ノートに張っていたが、恐ろしいほど膨れ上がった大学ノートが百冊でも追いつかないくらいの量になった。今は全部捨てた。だけどあれは、目に見えるものではないものの、すごく力になった。・・・たとえそれが、朝日新聞でもね。

今は、読売新聞一紙のみを取っている。主に連れ合いが読む。私は日に一度、最初から最後までペラペラめくって、読みたい記事があれば読むというだけ。

さまざまな情報は、主にネットで手に入れる。


『新聞という病』    門田隆将


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日本の新聞は、なぜ今、「国民の敵」となってしまったのだろうか。
第1章 朝鮮半島危機に何を報じたか
第2章 報道は歴史を直視しているか
第3章 「謝罪」の後の主義主張
第4章 命より憲法という観念論
第5章 なぜ「現実」を報道できないか
第6章 “ビラ”になった新聞
第7章 自ら放棄する言論の自由


先日の、『意味のない質問だよ』という首相の発言に対するいろいろな意見が面白い。あれは、ヤジなのか。ヤジってのは発言者の発言中であったり、発言と発言の合間に行なわれる冷やかしや非難でしょ。辻本さんは発言を終えていた。

朝日新聞は《荒涼たる国会 安倍首相の責任は重い》と銘打った社説を展開する。朝日新聞がこんな風に安倍首相を責めることになった、辻本さんの発言を見てみる。


「今回は加計学園の渦中の人(編注:和泉首相補佐官)でしたけどね、森友(学園)疑惑も同じ構図なんですよ。真実を知り得る中核にいた人たちは、みんな出世してるんですよ。(当時の財務省の)佐川(宣寿)理財局長は国税長官、ほとぼりが冷めたらですね、中村(稔・理財局)総務課長もイギリス公使に栄転じゃないですか。普通は処分される人なんですよ。

そして今度、加計疑惑の和泉補佐官には何も言うこともできない、すくんでますよね。こんな事、普通の会社だったら『ちょっと来い』と、『お前らはもうダメだ』とやるじゃないですか。結局はですね、口封じだと思われますよ、言えないんですよ、弱み握られているから、そう思われたって仕方がないじゃないですか。だから私は総理のためにもですね、そんなことはないと、仰るんだったら、はっきりとけじめを付けろと言ってるわけです。

総理、最後に申し上げます。鯛は頭から腐るという言葉、ご存知ですか。これはですね、英語とかロシア語でもあるんですよ、死んだ魚の鮮度は魚の頭の状態から判断できる、従って社会、国、企業などの上層部が腐敗していると、残りもすぐに腐っていく。総理が桜とか加計とか森友とか疑惑まみれと言われているから、それに引きずられるように官僚の示しがつかない。私ね、官僚のみなさん、可哀想です。心痛めてる官僚の方、たくさんいると思いますよ。今回(和泉補佐官に関する問題)も見るに見かねて(編注:メディアへの情報提供は)内部からじゃないかな、というぐらい心配しています。子供の教育にも悪いです。長期政権だからじゃないですよ、最初からやってるんですから。桜を見る会も、森友だって総理大臣になる前から講演に行こうとしてた。

まあですね、ここまで来たら原因は鯛の頭、頭を変えるしかないんじゃないですか。私は今日、総理がしっかりけじめをつけると仰ったら、ここまで言うつもりはなかったです。まあ、『私の手で憲法改正を成し遂げたい』と、総理の手で成し遂げることは、そろそろ総理自身の幕引きだということを申し上げて終わります」

・・・辻本さん、最後まで言いたいことを言い切ってる。しかも、言いたい放題。森友、加計、桜、いずれも自分がそんな風に感じているだけのこと。それでここまで言われているわけだ。その首相から“意味のない質問”と図星を突かれて、何をそんなに怒るのか分からない。そのくらいのことを言われるのは当たり前。

あり得るとすれば、それをネタに相手の責任を追及するというのは、最初からの思惑通りだったな。だけど、それは普通の人間のやることではない。一般社会においてこのようなことを行なうのは、いわゆる“モンスター”と呼ばれる人たち。揚げ足取りを狙ってる連中だね。

まあ、野党と朝日新聞は、それぞれがそれぞれの特性を生かすことで、一体のモンスターと化している。野党が難癖をつけて、朝日新聞が糾弾するという構図だな。

安倍政権を全面的に支持しているわけじゃないけど、朝日新聞は自分の意思を通すために手段を選ばないからな。恐ろしいよ。門田さんの言ってるとおりだ。


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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本






















































































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