めんどくせぇことばかり 『大放言』 百田尚樹
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『大放言』 百田尚樹

天邪鬼なところがあるんだな。

人と同じ方向に進むのが嫌なんだ。無駄な自尊心が、勝手に体を乗っ取っちゃうんだな。ロイコクロリディウムっていう寄生虫がいる。これが卵の状態でカタツムリに寄生するんだ。このカタツムリは、ロイコクロリディウムの第一宿主となる。カタツムリの中で卵からかえり、成長したロイコクロリディウムはカタツムリの触角を乗っ取ってこれを操り、例えばカタツムリを木に登らせるんだ。

鳥からはっきり見えるところにね。カタツムリが自分の意思を持っていれば、絶対登らないところにね。あるいは芋虫のような動きをさせて、鳥の関心を引くんだ。つまり、ロイコクロリディウムは、カタツムリに自殺をさせようとしてるんだな。鳥に食われるようにね。

このようにして、ロイコクロリディウムは第二の宿主である鳥の体内に寄生する。そして鳥の体内で栄養を横取りし、成虫になって卵を産む。

まれに、カタツムリを食べて、ロイコクロリディウムの宿主になってしまう人がいるそうだ。

話が気持ち悪い方に行ってしまった。寄生虫の本を、以前に読んだ。強烈な本でね。今でもときどき夢に見る。

まあ、天邪鬼は私の寄生虫みたいなもので、よく考えれば理屈に合わない行動なんだけど、よく考える前に天邪鬼が私を動かしてしまう。

先日もそう、ブログでも書いたけど、宝登山っていう山に登ったんだ。長瀞という景勝地にある山なんだけど、隣の野上という駅から山伝いに歩いて行った。山頂から40分も下れば宝登山神社があって、そこから長瀞駅、さらに駅から荒川の間にはたくさんの店が並び、河原は岩畳という景勝地。

宝登山の山頂は、季節によって、寒桜、蝋梅、梅などの花を楽しめる。今は蝋梅の終わり時。わざわざ野上から山伝いにやってきて、蝋梅を楽しんで、長瀞観光をしてかえればいいものを、人がそちらから登ってくる、あるいは下りていくのをみて、天邪鬼は私を野上駅に戻らしちゃったんだ。

ああ、行きたかったなー、長瀞!

だけど、私の天邪鬼の方が、まだましかもしれない。

百田尚樹さんの性分の方が、はるかに質が悪い。これは奥様の言葉。「この人、叩かれることのストレスよりも、言いたいことを黙ったままにしておくストレスの方が大きいから」

大変な、性分だな。


『大放言』    百田尚樹


新潮新書  ¥ 836

思考停止の世間に一石を投じる論考集。今こそ我らに「放言の自由」を!
第1章 現代の若きバカものたちへ
第2章 暴言の中にも真実あり
第3章 これはいったい何だ?
第4章 我が炎上史


その性分の結果による発言を、《第四章 我が炎上史》に並べている。ちょっと、以下に挙げてみる。
  • 「人間のクズ」発言
  • 「東京大空襲は大虐殺」発言
  • 「南京大虐殺はなかった」発言
  • 「ナウル・バヌアツはクソ貧乏長屋」発言
  • 「日教組は日本のガン」発言
  • 「九条信者を前線に送り出せ」発言
  • 「土井たか子は売国奴」発言
  • 「百田尚樹NHK委員、放送法違反!」
  • 「きれいなオネエチャンを食べたい」発言
  • 「軍隊創設」発言
  • 「沖縄の二紙はつぶさなあかん」発言
「人間のクズ」発言はひどいね。誰とは特定していないとは言うけど、2014年の東京都知事選で田母神さんの応援演説で、「田母神さん意外は人間のクズ」と言ったんだそうだ。これはひどい。舛添要一、細川護熙、宇都宮健二、百田さんの頭にあったのは誰だろう。・・・みんなかな。だめだよ。思ってたって、口に出しちゃ。・・・だけど、これを国会で非難した有田ヨシフは、ある政治家を“カンナクズ”と揶揄したんだそうだ。

それ以外は、すべて、間違ってない。なんだ、アメリカのウォー・ギルド・インフォメーション・プログラムで洗脳されちゃった日本人に、本当のことを報せて啓蒙しているだけだ。

まったく間違えていない。しかも、そう洗脳されているために、日本はずーっと、大変な被害を被ってきている。なんとしても正していかなきゃいけないことばかり。間違えてない以上、これは炎上させる側に問題がある。これを炎上させたのは、野党、左翼系の新聞。

「問題がある」なんて軽い言葉で済ませられない。「東京大空襲は大虐殺」というのは間違いない。彼らは、その100年前にインディアンに使った手を、もっと大規模に日本人に使ったんだ。銃後の女子どもを皆殺しにして、戦意をくじく。インディアンはこれで滅亡した。・・・今もいる。が、彼らは誇り高きインディアンではない。

毎日新聞は、これをアメリカ大使館に告げ口した。大使館が「非常識な発言だ」とコメントすると、今度は朝日新聞が米本国国務省にご注進に及ぶ。

卑怯で、下劣だ。カタツムリの刺身でも食わせてやりたい。



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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本


















































































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