めんどくせぇことばかり リベラル『「日本国紀」の天皇論』 百田尚樹
FC2ブログ

リベラル『「日本国紀」の天皇論』 百田尚樹

今年に入って、朝日新聞に、皇室に関するさまざまな意見を紹介した記事があった。

朝日新聞は、女性・女系天皇を、読者に勘違いさせるのが目的であるかのように取り上げ、まるで皇統の万世一系を終わらせようとしているかのような報道が目立つ。憲法改正には防波堤のように立ちはだかろうとするが、皇室に関わる部分においては、まるで改正を望んでいるかのようなのだ。

皇室を取り上げた記事は1月12日だった。《(フォーラム)皇族の「人権」》と題するさまざまな人たちの意見を紹介するもので、さまざまな意見を紹介することで、憲法の記述さえ相対化してしまおうとしているかのようだ。

 30年ぶりに新天皇が即位した昨年、日本はお祝いムードに沸きました。ただ、皇室の人たち一人一人の生き方を見てみると、プライバシーが限られ、結婚や発言にも制約があるなど、「不自由さ」も目につきます。2016年には、天皇陛下(当時)が自らの退位を語ることの是非も議論になりました。天皇や皇族の「人権」とは? 国民とは違う? 改元を機に考えてみませんか。

■税金で暮らすなら/干渉しなくても

 朝日新聞デジタルのアンケートに寄せられた声を紹介します。

 ●税金で暮らす以上制限ある

 判断の基準は、税金で生活しているか否かだと思う。税金で生活している以上、国民が望む範囲で制限があっても仕方がない。ただし、国民が望む制限を時代とともに見直す必要はある。また、そこから離脱する自由は尊重するべきだと思う。もしくは、税金で生活をするという仕組みを変えれば良い。(東京都・30代女性)

 ●人として生き方考える時

 皇室は、とても神聖なものであると同時に、みんなの手本となることを求められていると思います。でも、皇室に生まれたのは自分の意志ではないし、いろいろなものを選択する権利はあってしかるべきだと思います。皇室の継続も課題かもしれませんが、一人の人間としてどう生活していくかについても、みんなで考えるべきではないでしょうか。(神奈川県・30代女性)

 ●「人は平等」と言えないまま

 民主主義の時代に、生まれながらにして身分が保障されている立場であるのがおかしい。だから、それなりに人権やプライバシーについて制限があるのは当然。なので、一方で皇室を離れる自由を与えて、人間らしく生きられる選択もできるようにしてやったほうが良い。皇室があるがゆえに、「人は生まれながらに皆平等なのだ」と子供に教えられずに今に至っている。(青森県・60代男性)

 ●皇室離脱の制度整えては

 本来なら皇族も国民も関係なく自由やプライバシーが保障されるべきであるが、日本国の象徴であり、それに反するようなことはするべきではない。しかし、皇族に生まれたが皇族の公務や役割といった制約を受けたくないといった場合もおこりえる。そのため、個人の判断で皇族を離れるか判断できるような制度を整えるべきだと思う。(兵庫県・10代男性)

 ●天皇制守るなら自由に制約

 日本国内でたった一つの家族に象徴の役割を押し付けることを全国民が強いている天皇制がある以上、皇族になんら自由はないと思う。その家族を不自由な生き方から解放するのならば天皇制を廃止するしかないと思う。国民が天皇制の維持を求めるのならば皇族方に人権や個人の生き方の自由は認められないのでは。(滋賀県・40代男性)

 ●女性天皇を認めるべきだ

 女性天皇を早く認めるべきです。そうなれば男子を産まなければならないプレッシャーもなくなります。配偶者になる方もみつけやすくなるのでは。皇族男子も皇籍離脱を認めても良いと思います。(東京都・50代女性)

 ●犠牲的役割に疑問

 男女平等論には大いに賛成だが女性天皇にはどうしても賛成できないです。皇族への抑圧や特に女性の出産プレッシャー等疑問点が多いので、機会があるのであれば逃げて欲しい、と思ってしまうからです。

基本的人権を保障せず象徴として人身御供的な役割を生涯果たさせることに税金を投与し続けるのは、一般市民の私にとって一体何のメリットがあるのだろう、と思います。(東京都・20代女性)

 ●「自分だったら」想像したい

 皇族相手に「自分だったら」などと共感を寄せるのはおこがましい…はずだが、そうした私たちの恐縮が「人」から権利を奪うのではないか。「自分だったら」あのような境遇にいたくない、そういう想像力を持てない社会はそもそも嫌だ。(神奈川県・20代男性)

 ●特権階級に人権はナンセンス

 人権は、あくまで抑圧されている側の権利を守るために、運動やたたかいの中で確立されてきたものであるから、特権階級の人権なんて考えることがナンセンス。皇族に人権はない。(埼玉県・40代男性)

 ●公務以外は干渉しなくても

 古きよき皇室が日本にあるというのは日本人の誇りです。しかし一方で昔のスタイルの日本人像を今でも求めているということではありません。ご公務以外の部分は触れる必要がないと思います。(埼玉県・40代女性)

 ●出生で責任背負うのはおかしい

 私は皇族の方々を尊敬しています。その上で申し上げたい。皇族に生まれてしまったがために、身分と責任とを背負わされてしまうのはおかしいと思います。脈々と続いてきている(らしい)ことを理由に尊重して継続させねばとする考え方には賛成できません。(北海道・20代男性)

 ●バッシング許されない

 子供を作るために、「ふさわしい」人と結婚し、男性が生まれるまで、生まれなくても、生まれたあとも騒がれ続ける。皇室離脱を前提とする女性ですら、ふさわしくないとみなされた人間との結婚の自由もなく、ひたすらバッシングが続くのが現状。人間としてではなく皇族すなわち国と国民の奴隷として生きることを要求されている。許されることではない。(奈良県・30代その他)

 ●海外のように個性出して

 海外の王室のようにもっと個人、個性、というものを出してもいいのではないでしょうか。少しぐらい世間からの雑音は無視してもいいと思います。(海外・50代女性)

以下省略
朝日新聞は、天皇とか皇族という存在を、この国に生きる人間とともに歩んだ歴史から切り離して、極めて形而下的に読者に捉えさせることを目指しているようだ。そうすることで平等だの、人権だのといった外来の物差しを天皇や皇族に当ててみる。そんなことをしなくても、皇室と国民は、常に節度を持ってともに歩んできたよ。

私の周りにはこのような下卑た意見を持つ人は一人たりともいないんだけど、朝日の読者はみんなそうなのか。・・・これはすごい。私も少し前まで、朝日新聞を購読していたんだけど。




産経セレクトS16  ¥ 968

『日本国紀』の著者が、日本の歴史に浮かび上がる「天皇」について語り尽くす
序章 日本にとって「天皇」とは何か
第1章 天皇の権威と万世一系
第2章 万世一系のすごさ
第3章 歴代天皇の大御心
第4章 消された絆
第5章 天皇を教えない教科書
第6章 令和の国体論
第7章 聖域と祈り



令和という新元号が発表された時、いろいろな意見が表明されたんだそうだ。ずいぶん面白い意見があったことを、このほんにおしえられた。そんなわけで、いくつかの新聞に紹介された意見を集めてみた。

社民党の又市党首は記者団に対し「『令』は『命令』の『令』であり、安倍政権が目指す、国民への規律や統制の強化がにじみ出ている感が否めない。わが党は、社会党時代から元号は象徴天皇制とはなじまないものだと反対し、昭和を最後に西暦に一本化すべきだと求めてきた。元号がどうなろうと、平和で、豊かな、戦争のない社会を望むことは言うまでもないが、元号の強制はあってはならない」と語ったそうだ。

社民党って言うのは、社会党時代からキリスト教徒なのか。「西暦に一本化」なんて言えるところが、うらやましいほど単純脳天気。まあ、共産主義者だからな。革命暦使えばいい。

デーブ・スペクター氏は「いずれなじむだろうけど、響きはよくない。令は命令の令だし、『冷』の字を想像させ、冷たい雰囲気がまずある」「『平和に従え』みたいに読める。上から目線が、安倍政権っぽい感じ」と語ったそうだ。アメリカ人で上から目線でないやつにあったことがない

漫画家の小林よしのり氏はニュースサイト「BLOGOS」にて、「『令』は王冠の下に人が跪いている図だから、やっぱり君主か支配者の命令の意味である」「『令和』を見て、なんとなく冷たい感じがするのはやむを得ない」・・・そんな気はしなかったけどな。

京都産業大学の所功名誉教授によると、1864年に「元治」に改元された際に「令徳」の候補があったが、幕府側が「徳川に命令する」という意味があるとして難色を示し、採用に至らなかったという

共産党の志位委員長は記者会見で「元号は、もともと中国に由来するもので憲法の国民主権の原則にはなじまないと考えている。国民が慣習的に使用することに反対するものではないが、西暦か元号か、いかなる紀年法を用いるのかは自由な国民自身の選択に委ねられるべきで、国による使用の強制には反対する。『一般国民にまで、元号の使用を強制することにはならない』という政府の統一見解を厳格に守ることを改めて求めたい」と述べました。将来的な廃止も視野に「国民の総意で解決されるべきだ」と主張した。

・・・やっぱり共産党が政権を握ったら、当然、一党独裁になるだろうし、元号だけでなく、皇統が絶えるな。

歴史学者 本郷和人という人は「令っていう漢字を漢和辞典で確かめてほしい。一番最初に良い意味が来るか、来ない。最初は命令の令。「巧言令色鮮し仁」口先がうまく顔色をやわらげて人を喜ばせ、媚びへつらう事は仁の心に欠けている。そういう言葉を何で学者が令という字を使ったのかな」と。

ここまで来ると、イチャモンだな。

関連記事

テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください


「沖縄の人は優しい」と皆が口をそろえる中、なぜ、自殺率やいじめ、教員の鬱の問題は他の地域を圧倒しているのか。
誰もなしえなかったアプローチで、沖縄社会の真実に迫る。
カウンター
カテゴリ
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本






















































































リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
最新記事