2020年3月 『スプートニク』に登場する北方領土
2020年 《スプートニク》に登場する北方領土
3月1日 産経ニュース
「ロシアに自由を」 反プーチン派元副首相殺害5年で追悼デモ https://www.sankei.com/world/news/200301/wor2003010003-n1.html ロシアのプーチン大統領の批判者で、2015年2月にモスクワで殺害されたネムツォフ元第1副首相の追悼デモが29日、モスクワ中心部で開かれ、参加者らは2キロ以上にわたって市内を行進した。 |
3月3日
ビザなし事業の会議中止 コロナウイルス感染拡大の影響で https://jp.sputniknews.com/politics/202003037238735/ 南クリル諸島(日本表記は「北方領土」)を日本人が訪れるビザなし交流事業の2020年事業度計画を協議する日本側とロシア側の代表者会議は中止される。3月3日(火)明らかになった。共同通信が伝えている。 |
3月3日 産経ニュース
北方領土は「割譲禁止」の対象外 プーチン氏が改憲条文案 https://www.sankei.com/world/news/200303/wor2003030017-n1.html ロシアの憲法改正で「領土割譲と領土交渉」を禁止する条項の創設が検討されている問題で、プーチン露大統領が該当する条文案を下院に提出した。ボロジン下院議長が2日、露主要メディアに明らかにした。条文案には「隣国との国境の画定や再画定を除き」との文言が入っており、日本の北方領土交渉は新憲法に抵触しない見通しとなった。 |
3月10日 産経ニュース
プーチン大統領、5選に道 出馬制限撤廃、下院で承認 https://www.sankei.com/world/news/200310/wor2003100035-n1.html ロシア下院は10日、プーチン大統領から提出された憲法改正法案を承認した。法案には、大統領経験者のこれまでの任期をゼロとすることで、プーチン氏が2024年の大統領選に出馬できるようにする内容の条文が加えられた。5選に道を開く内容となる。 |
3月10日
プーチン大統領、領土割譲に関する憲法改正案の一部変更を指示:露日の平和条約交渉は続くのか https://jp.sputniknews.com/reportage/202003107255671/ 3月3日、プーチン大統領による憲法改正案の内容が明らかになった。そこには領土の割譲禁止が含まれており、この点で露日の平和条約交渉に触れるものだ。しかし、様々なことを考慮すれば、日露の対話はそれでも続くだろう。 |
3月12日 産経ニュース
露改憲法案、上下両院を通過 「プーチン体制永続」に懸念 https://www.sankei.com/world/news/200312/wor2003120002-n1.html ロシア下院は11日、憲法改正法案を審議する3度目の読会(本会議)を開き、プーチン大統領の5選出馬を可能にする改憲法案を可決した。法案は同日、上院でも可決され、上下両院を通過した。プーチン氏の出馬制限を撤廃する条文が突如、10日の下院第2読会で盛り込まれたのを受け、露反体制派やリベラル系メディアはプーチン体制永続化への懸念を強めている。 |
3月17日 産経ニュース
ロシアも入国禁止を発表 18日から https://www.sankei.com/world/news/200317/wor2003170006-n1.html ロシア政府は16日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、18日から外国人の入国を禁止すると発表した。 |
3月25日 産経ニュース
露政権、コロナ横目に改憲国民投票強行へ 求心力低下に危惧 https://www.sankei.com/world/news/200325/wor2003250025-n1.html ロシアのプーチン政権は、国内で新型コロナウイルス感染が広がりつつある中でも、憲法改正の是非を問う国民投票を予定通り4月22日に実施する構えだ。政権にとって現状での投票実施は投票所で感染が拡大して批判を招いたり、投票率が低下したりするリスクとなる。 |
3月25日 産経ニュース
露、新型コロナで改憲国民投票延期 政権批判リスク考慮 https://www.sankei.com/world/news/200325/wor2003250039-n1.html ロシアのプーチン大統領は25日、国営テレビで演説し、新型コロナウイルス対策を理由に、憲法改正の是非を問う国民投票を予定日だった4月22日から延期する必要があると表明した。 |
3月27日 産経ニュース
ロシア、新型コロナめぐり欧州でも偽情報拡散か https://www.sankei.com/world/news/200327/wor2003270040-n1.html ロシアが新型コロナウイルスをめぐる偽情報を欧州でも拡散させているとして、欧州連合(EU)が警戒を強めている。「新型コロナウイルスは米国や英国が開発した」などとの内容で、感染拡大による混乱が助長されかねないと懸念するためだ。 |
娘がボーイフレンドを家に連れてきたとき、父親の井上陽水は、こう聞いたそうだ。
「君、バルト三国を知ってるかい」
特に意味のある質問ではなかったらしい。♬北京、ベルリン、ダブリン、リベリア♬と並べる感性が、そう聞かせたんだろう。口に出して行ってみよう。「エストニア、ラトビア、リトアニア」・・・、なかなかいいじゃないか。
バルト三国の独立は、ソ連崩壊の口火となった。近代まで、長くロシアの支配を受けた三国は、ロシア革命の混乱の中で独立した。第二次世界大戦中は、独ソの間ですったもんだして、結局、戦後はソ連に支配された。
ゴルバチョフがペレストロイカを進める中で、三国にも独立の気運が高まり、ソ連軍との衝突で死者を出すこともあったが、1991年8月クーデターの後に、三国そろって再独立を達成する。
しかし、バルト三国にはロシア系住民が少なくない。リトアニアで10%足らず。エストニアで三割強。ラトビアは約半数となっている。リトアニアとエストニアではロシア系住民の権利が保全されているが、ラトビアはロシア系住民の国籍を認めず、結果として無国籍者にしているという。住民の半数は無国籍者と言うことらしい。ラトビア国籍を取るための試験は難関で、しかも政治への忠誠度が問われるそうだ。
また、ウクライナが騒がしくなってるらしい。新型コロナのどさくさか。ウクライナが騒がしい間はラトビアも大丈夫だろうが、いつかそのうちという感じもする。いずれにせよ、ロシアとの付き合い方には、いろいろなケースがあると言うことだ。
今のところ、あわてることは何にもない。
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