めんどくせぇことばかり 『簡単おつまみ』 ei cooking編集部
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『簡単おつまみ』 ei cooking編集部

また、白鳳は穢い相撲を取った。穢い手に、穢い手で対抗しない力士たちが、なんだか可哀想。

山に行かない日の朝は、走るようにしている。

朝7時過ぎにはご飯にしたいので、遅くても、6時までには走りきりたい。10キロ走りたいんだけど、私はまだ、1時間で10キロを走りきれない。10キロ走ると1時間10分近くかかってしまう。4時半くらいに目を覚ませれば行けるんだけど、“春眠暁を覚えず”の時期に入ったようで、年寄りのくせに、最近朝眠い。

今朝(3月9日)は5時15分の走り出し。西の空には満月が浮かんでいる。うちは関東平野の西の端。さらに西にある丘陵地帯から東へ向けて、関東平野が広がっていく。今日は関東平野に駆け下ろうと思ったが、月の引力にあらがえず、沈みゆく月を追いかけて西側の丘に駆け上がった。

この季節、5時半を過ぎると、もう東の空が明るさを増す。月が力を失って、私は我に返る。今日は関東平野に駆け下ろうと思っていたんだった。坂道を駆け下って自宅前を通過、さらに下る。2キロほど行って都幾川の土手が見えてくれば、ほぼ関東平野の懐の中。

そのあたりから家に帰ると、6キロくらいの距離になる。病み上がりの今は、そんなところがせいぜい。時間は6時ちょっと前ってところだ。一休みしたら、朝ごはんの準備をする。

ここのところ、暖冬のせいか、野菜が安い。数年前から、意識して野菜を多く食べている。恥ずかしながら、この歳にして野菜に目覚めた。これまでも、別に野菜嫌いというわけではないが、今になって野菜が食いたいというのは、年相応と言うことなのかも知れない。

昨日、冷蔵庫を開けたら、二人暮らしとは思えないほどの春菊が目に入った。「どうしたの?」と連れ合いに聞いたら、「安かった」と返ってくる。安いと無条件に買ってしまう。それが連れ合いの行動パターン。必要量一袋のところ、一袋130円が三袋300円で売ってれば、迷わず三袋買う。同様の商法で、冷蔵庫にはキノコがいっぱい。

これはうれしいところで、冷蔵庫に野菜がたくさんある時って、なんだか心が豊かになる。

私は酒を飲む。もちろん、つまみを取る。当然、自分で作る。ご飯のおかずと違って、つまみとなると、それを前にしている時間が長い。長い時間、箸を伸ばすことになる。冷蔵庫の豊富な野菜を消費するには、つまみとして食べるのが効果的だ。それは一体、誰に対する言い訳だろう。野菜をつまみに、酒を飲みたいと言えば済むはず。

冷蔵庫の野菜を思い浮かべながら、今日はどんなつまみで攻めようかと考えることが、まず楽しい。これは、『簡単おつまみ』という本。



『簡単おつまみ』    ei cooking編集部

エイ出版社  ¥ 1,320

本書は、最短で3分から作れる、スピードおつまみを中心に集めたレシピブックです
Part1 3分で作れる!人気おつまみBEST20
Part2 メイン食材で選ぶ簡単おつまみ
Part3 飲んでいる間に完成!ほったらかしおつまみ
Part4 事前に仕込めばすぐ飲める!簡単作りおきおつまみ


人は、料理の本をどう読むのだろう。

連れ合いに聞いてみた。「私はこれだけ」と、辰巳浜子の『娘に伝える私の味』という本を渡された。実はこの本、知っている。池波正太郎の書生を務めた佐藤隆介さんが書いた本に、浜子さんの娘さんの芳子さんを取材された話が書いてあった。その中に出ていたような記憶がある。

連れ合いは、それを母親からプレゼントされたそうだ。ペラペラめくってみたが、“安い、早い、うまい”を旨とする私の料理方針とは違い、ほとんど哲学書と言っていい。丁重にお返しした。

私は料理の本をペラペラ見る。もちろん、これはという料理を、そのままに再現してみることも、・・・あるにはあるが、滅多にない。料理の本に紹介されている料理を、そのままに再現することは滅多いないな。でも、最初から最後まで、作り方を興味深く、・・・サッと読んで積んでおく。

料理の本を読むのがお金の無駄なんて、思ったこともない。料理には世相が反映されている。当然、料理の本にもだ。二人用のレシピ、お一人様レシピ、忙しいお母さんのレシピ、定年後のお父さんのレシピってな具合よ。

それに、数多く積んでおくことで、確実に料理の幅が広がる。孫に「チーズ入り卵焼き作って」なんて言われるとうれしいよ。

腹がへってきて、なんか作ろうと思い立って、納戸や冷蔵庫の食材を見て、・・・そうするとあの本の真ん中あたりに書いてあったあの料理の引き出しが、脳みその中で開くんだな。そんなとき、調味料の分量みたいな細かい部分は適当に済ます。料理の核心部分は記憶にあるから、結局、本を引っ張り出して確認することはない。記憶に残らない料理は、もともと縁がなかったものと思うほかない。

連れ合いに出す料理は、そんな思いつきで失敗すると悪いから、一度、自分で試しておく必要がある。そんなとき、つまみとして試しておくのがいい。連れ合いは、私と一緒には飲まないから、つまみとしてなら、自分で痛い思いをすればそれで済む。

このつまみの本の特徴は、つまみとしてだけではもったいない料理が多いというところだな。十分、おかずになり得ると言うこと。特別な食材は一切なし。うちの冷蔵庫にあるもので十分。しかも、調理の手間が一つか二つ。うれしいじゃないか。

“安い、早い、うまい”を旨とする私にぴったり。私にすれば、それも立派な哲学なんだけど。



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テーマ : 料理の本
ジャンル : 本・雑誌

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人生に必要なもの、一人の女性、一人の親友、一つの思い出、一冊の本。
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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本


















































































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