めんどくせぇことばかり 『世界の歴史はウソばかり』 倉山満
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『世界の歴史はウソばかり』 倉山満

そう言えば、市立図書館が、ずいぶん長く閉鎖されている。

もちろん、新型コロナウイルスの関係でね。3月5日に行ってみたら閉まってて、そのまま3月いっぱいってことだった。これには驚いた。図書館で借りて読む本は、私の読書の2割くらいは占めている。それ以来、その分だけ本屋、古本屋率が上がるわけだ。まあ、3月いっぱいってことならなんてことはない。そう思っていたら、閉鎖期間が延長された。

図書館で、そんなに濃厚な接触はない。しかし、感染者が出た場合のことを考えると、どうか。何が起こるか。たとえば、私が感染者だったらどうか。

・・・この地域で感染者が出ました。どうやら感染後、市立図書館に何度か通っていた模様です。図書館はすでに閉鎖されておりますが、その感染者が借りた本を、手にした可能性のある方は名乗り出て下さい。その人が借りていた本は、『昼下がりの背徳』、『真夜中の保健室』、『二度目の男』です。

・・・これはマズイ。やはり図書館には、もうしばらく閉鎖していてもらおう。

『世界の歴史はウソばかり』か。

私も嘘をつくからな。母から、「お前は嘘をつくから」とよく言われた。母の財布からお金を抜いてね。どうしてそんなすぐバレることをやったんだかね。「盗ったでしょ」「盗ってない」「本当は盗ったでしょ」「盗ってない」「怒らないから本当のことを言いな」「盗った」バシッ!

だけど、世界のウソだって、私と同じレベルの“すぐバレる嘘”なんだ。私は、欲しかったんだ。一回5円のくじで、エイトマンのシールを当てたかったんだ。10円、20円、30円。・・・50円くらいまでは気づかれなかったから、もうちょっと盗っても大丈夫だと思っただけなんだ。

世界の国がやってることも、あまり変わらない。




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世界の国々が知られたくない、暗黒の歴史を大暴露!格調高きヘイト本
序 章 日本人がまったく知らない国民国家論
第一章 典型的な「国民国家」フランス
第二章 国民国家の理論でナチズムをやっている中国
    主権国家にすらなれていない韓国
第三章 常に異ネーションをかかえた帝国ロシア
第四章 国体と政体の区別がない「人工国家」アメリカ
第五章 「民族主義」のヒトラーに破壊された国民国家ドイツ
第六章 エンパイアから始まった国民国家イギリス
第七章 七世紀には国民国家だった日本


1945年5月8日にドイツは無条件降伏し、6月からは連合軍の占領下におかれた。飛び地となっていた東プロイセンがソ連とポーランドに分割されたほか、敗戦前の約4分の1の東側の領土を失った。

ナチスの排除は国際公約で、それが、戦後、西ドイツが独立国として生き残る条件でもあった。同時に、共産党も議会制民主主義と相いれないという理由で排除した。

戦後のドイツは、かつてのナチスや現在の中国と違って歴史上の最大版図を取り戻すような野心はもたず、ヨーロッパ連合と言う超国家的機関を通じて他の国を間接支配するという知恵をつけた。

第二次世界大戦で失った領域を国土とするポーランドや、オーストリアはじめ旧ハプスブルク帝国のハンガリー、チェコ、スロバキア、クロアチア、スロベニア、バルト三国も参加するヨーロッパ連合の、ドイツは盟主として君臨していると言っていい。

その状況に異議を唱えたのがイギリスだった。イギリスは2016年7月の国民投票でヨーロッパ連合からの離脱を選択した。

そのイギリスはというと、第二次世界大戦以降、労働党に負け続けた保守党を立て直し、イギリス病と呼ばれる長い不振から国民国家を取り戻そうと立ち上がったのがマーガレット・サッチャーだった。

彼女は、ドイツや日本にならおうとする流れの中で「大英帝国に学べ」と強いイギリスを目指した。国内政局に勝ち、フォークランド紛争に勝ち、冷戦に勝って、勝つことでイギリスを立て直した。勝利することで国がまとまっていく、イギリスにとって政治はそのための方法論であった。

サッチャーの立て直したイギリスを破滅の方向に向かわせたのが、1997年に首相になったトニー・ブレアだった。スコットランド出身のブレアは労働党から出た首相で、スコットランドやウェールズの自治権を拡大し、イギリスの憲法秩序を担ってきた貴族院の権限を縮小した。内においては国家の解体、外においては超国家統合を指向したのがブレアだった。

2014年にスコットランドの独立をめぐる住民投票が行われたが、これはブレアが始めたことの結果だった。ブレアは在任中にスコットランド議会を創設し、住民投票で独立の可否を問う権限を与えた。ブレアのあと、保守党から首相になったのがデーヴィッド・キャメロンで、スコットランドの住民投票は彼の時に行われたが、スコットランドの独立を食い止めるために、さらなる自治権拡大を約束しなければならなかった。そのキャメロンは、EU離脱の可否を国民投票にゆだねると言う約束をしてしまった。

イギリスの政治の仕組みは、歴史を通じて下院が方針を決め、上院が細かな技術論を検討するという役割分担があった。しかし、キャメロンの決定は、国家の命運を決める権限を国民投票にゆだねてしまうというものだった。



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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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