めんどくせぇことばかり 南京事件『歴史問題の正解』 有馬哲夫
FC2ブログ

南京事件『歴史問題の正解』 有馬哲夫

「中国の外交はパンダとプロパガンダしかない」

この本の著者有馬哲夫さんが、知り合いの欧米人から言われた言葉だそうだ。パンダだって本来、チベットから盗んだもんだしね。チベットと言えば、同じように“中国”からエスニッククレンジングを受けているウイグルに関して、アメリカの上院が、これを問題視する法案を可決した。

REUTERS 5/15
米上院、ウイグル人権法案を全会一致で可決
https://jp.reuters.com/article/usa-china-xinjiang-idJPKBN22R01N

米上院は14日、中国政府がウイグル族などイスラム教の少数民族を弾圧しているとして、トランプ政権に強硬な対応を求めるウイグル人権法案を全会一致で可決した。

チベットでも、ウイグルでも、内モンゴルでも、だいぶ酷いことをしているみたいだからね。新華社なんか見てると嘘ばっかり並べ立ててさ、逆に酷いことになってるんだろうなって思ってしまう。

「プロパガンダと思える情報は軽蔑されるだけでなく、それがその国の信頼性を損なうなら、むしろ逆効果と分かるだろう」というのはアメリカの政治学者ジョゼフ・ナイの言葉だそうだ。
何しろ、世界中の人々の半分以上がインターネットを使う時代だからね。発信した情報はずっとネット上に残る。仮に一時的にプロパガンダが効果を上げることがあったとしても、時間が経つうちにプロパガンダと歴史的事実の乖離に気づく人が出てきて、嘘つき国家であることがバレてしまう。

「多くの人々を短い間だますことは出来る。少ない人々を長い間だますことも出来る。だが、多くの人々を長い間だますことは出来ない」

これはエイブラハム・リンカーンの言葉だそうだ。そうそう、リンカーンが人道的見地から奴隷解放を唱えたわけじゃないことを、私ですら知ってるよ。



『歴史問題の正解』    有馬哲夫


新潮新書  ¥ 836

中韓露のプロパガンダや、アメリカの洗脳を排し、冷静に歴史を見つめ直す
第1章 「南京事件」はプロパガンダから生まれた
第2章 真珠湾攻撃は騙し討ちではなかった
第3章 ヤルタ会議は戦後秩序を作らなかった
第4章 北方領土はこうして失われた
第5章 ポツダム宣言に「日本の戦争は間違い」という文言は存在しない
第6章 日本は無条件降伏していない
第7章 原爆投下は必要なかった
第8章 天皇のインテリジェンスが國體を守った
第9章 現代中国の歴史は侵略の歴史である
第10章 日韓国交正常化の立役者は児玉誉士夫だった
第11章 尖閣諸島は間違いなく日本の領土である


満州事件を最初に必要にしたのは、アメリカだったみたいだね。

なにしろ広島と長崎に原爆を落として、20数万人を殺したからね。それよりも前、3月10日には東京を空襲して、一晩で10万人を焼き殺した。問題は原爆の方だったんだろうな。とりあえず20数万人を確実に上回る30万人を、日本人は南京で虐殺した。だから、日本人はやられても仕方がない。

「日本人のあらゆる階層に対してその敗北の事実を明瞭にしなければならない。彼らの苦痛と敗北は、日本の不法にして無責任な侵略行為によってもたらされたものであるということを、彼らに対して認識させなければならない」

これが、1945年の11月の時点でマッカーサーに伝えられていた初期基本指令だそうだ。これにしたがってウォー・ギルド・インフォメーション・プログラム(WGIP)が動き出すことになるんだな。

嘘ばっかり突いているアメリカ人宣教師じゃなく、現地に残った欧米人の日記や記録を有馬さんがイギリス公文書館で調べたところ、当時、南京の安全区の人口は25万人ほどだったという。

それらの日記や記録には、小規模な殺戮や暴行の目撃証言はあるものの、数百とか数千という単位の証言はすべて伝聞で、目撃されたものではないという。さらに、大きな規模の人口減少の証言もないという。

死者が多かったことは間違いない。戦争なんだから。朝日新聞は国民党軍の戦死者を8万前後、捕虜を1万500人としている。

問題は、ソ連をこの戦争に引き込むことに失敗した蒋介石が、戦いの前に部下の兵士や南京市民を置き去りにして逃げちゃったことだ。後を任された司令官の唐生智はじめ高級将校まで、蒋介石の後を追って逃げちゃった。蒋介石は、自分は逃げたくせに督戦隊は残して、逃亡しようとする兵士を撃たせた。

指揮官に逃げられ、日本軍に包囲され、しかも督戦隊に銃を突きつけられて逃げることも出来ない兵士たちは、軍服を脱ぎ捨てて南京市民になりすました。便衣兵ってやつだな。日本軍は安全区から青壮年を抜き出して、便衣兵を見分けて処刑・・・ってのがうまい具合に出来ればいいけど、誤って殺された民間人もいたようだ。

実は、大将のの松井石根は、ここまでずいぶん兵士たちに無理をさせていたらしい。そこへ来て国民党軍兵士の便衣兵化によって、日本軍兵士はさらに緊張を強いられたんだろう。組織的ではないし、大規模なものではないとしても、一般市民への残虐行為や婦女暴行が実際に行なわれたのは、そのあたりに大きな原因があったんだろう。松井石根は一身を以て償い、その責任を取ったことになる。

当初はアメリカが必要としたプロパガンダであったが、今それを最大に利用しているのは“中国”だ。“中国”がしかけるプロパガンダを受け入れなければならないいわれはない。“中国”は軍事行動による戦闘員の戦死と、便衣兵の処刑と、民間人の虐殺を故意に混同している。さらに、松井石根よりもはるかに罪の重い蒋介石と唐生智、さらにそれに続いた高級将校たちの責任を不問にしている。

そのプロパガンダは、現在の“中国”を支配する中華人民共和国が政治的利益を得るために流されている。その責任は死刑判決を受けて死んだ松井石根だけのものではなく、当時の日本政府、そして現在の日本政府と日本人、将来の日本政府と日本人にもあるとするのが彼らの態度だ。なにかにつけ日本に謝罪を求め、譲歩を迫るために行なわれている。日本が一歩譲れば、中華人民共和国は一歩踏み込んでくる。・・・将来にわたってね。





関連記事

テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください


現代とはなぜこんなにも棲みにくいのか。
前近代から近現代へと変貌し続ける世相の本質をつかみ生き方の支柱を示す。
カウンター
カテゴリ
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
最新記事