めんどくせぇことばかり 香港『世界は沈没し日本が躍動する』 日下公人 渡邉哲也
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香港『世界は沈没し日本が躍動する』 日下公人 渡邉哲也

武漢発感染症対策は重要だ。

国を挙げて感染症対策に当たらなければならないときに、検察庁法改正なんて賛否対立する法案を持ち出すとは何事だと行っていた人たちが、いまでは感染症対策なんかそっちのけ。

おまけにマスコミも、黒川前東京高検検事長の賭け麻雀と、武漢発感染症意外に世の中に問題は存在しないかのよう。いい加減にして欲しい。黒川前検事長のことなんかどうでもいいから、香港へ行け。頼むから、香港へ行ってくれ。

アメリカでは、香港人権法案を上下両院、全会一致で可決した。もちろんトランプ大統領が署名して、成立した。昨年、11月下旬のことだ。この法案は、香港に高度な自治を認める「一国二制度」が機能しているかどうか、米政府に毎年の検証を義務付け、人権を侵した中国政府関係者らに制裁を科せるようにする内容である。毎日報道されている、デモ隊への強硬姿勢を強める中国政府と香港政府をけん制する狙いから制定されたものである。

アメリカは態度を鮮明にした。

“中国”は武漢から、新型感染症が世界にまき散らされ、世界中の国々がその対応に追われる羽目になっているが、実は武漢で原因不明のウイルス性肺炎の最初の症例が確認されたのは、アメリカが、香港に関するその意思を鮮明にした、その時期と前後する。

“中国”は内政干渉であると非難するが、それはまったく当たらない。一国二制度をもとに、社会主義政策を将来50年(2047年まで)にわたって香港で実施しないというのは、鄧小平の方が持ち出した、国際的な約束だ。

“中国”が、約束を守る国だと思う方が悪いと言われれば、その通りだ。その場その場の都合で、自分に有利な約束をする国だから、過去に交わした“約束”を守ろうなんて、最初から思ってない。19世紀、列強支配時代、強者だけは約束に縛られなかった。その時代の帝国主義国家に、今、“中国”がなっている。

問題は、きわめて単純だ。約束を守らないことが、自分にとって得になるどころか、とんでもないマイナスになると思えば、“中国”は約束を守るふりを続けざるを得なくなる。


『世界は沈没し日本が躍動する』    日下公人 渡邉哲也


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世界に学ぶのも良いかもしれない。しかし、その前に、日本の先人に学ぶのが先
序章 沈没する世界、日本の躍動が始まる
第1章 常識を疑う世界の見方
第2章 立派だった戦前の日本人
第3章 日本は世界よりも江戸から学べ
第4章 日本人への遺言、世界は日本を見習うようになる


香港人権法が成立したことで、アメリカが香港の人権状況を調査し、一国二制度が守られていないと判断した場合、香港の特別な地位が失われる可能性がある。特別な地位とは、“中国”本土とは違う関税、それに金融面や入国条件での優遇などで、そうなれば香港は、国際的な金融センターとしての地位を失うだろう。その上で、民主化運動の弾圧に関わった者に対する制裁が行なわれる。銀行口座の凍結や廃止、入国拒否などである。

5月28日、中国全人代は、香港への国家安全法制を導入することを決めた。国家安全法制は中央政府への反乱や国家転覆、分離独立を禁止し、中国本土の国家治安機関が香港で活動することを認める。

《中国全人代、香港への国家安全法制の導入を決定 CNN》


すでに、香港の民主活動は、動き出している。アメリカは強硬姿勢を崩さない。即座に“中国”の対応を非難する声明を出した。国家安全法制が香港の自由を脅かすほか、1984年の香港返還協定に違反するとしたものだ。この声明は、イギリス、オーストラリア、カナダとともに、4カ国の共同声明という形を取った。

イギリスが加わったことが新たしい。イギリスはEUを抜けて、もはや自力で世界を視野にせざるを得ない。そう考えたときの最良の策は、アメリカとしっかり組むことだ。5Gネットワークにおいて、ファーウェイの参入を認めたイギリスが、ここに来てファーウェイ排除に動き始めた。

まさに、海洋国家によって、“中国”を包囲するかのような体勢だ。しかし、日本が加わらなければ、海洋国家による“中国”包囲は完成しない。

武漢発感染症は、トランプ大統領が行ったとおり、「故意でなければまぬけ」だ。もう一つ、「偶然を最大限利用した」というのもあるかも知れない。

だけど、ヨーロッパは長く、“中国”との相互依存体勢を深め、なくてはならぬパートナーにまでなっていた。その為には、チベットやウイグルの人権問題にも口をつぐんだ。そのヨーロッパが、武漢発感染症に関しては“中国”を非難している。アメリカ、オーストラリア、イギリスに加え、フランスやドイツからも“中国”政府の責任を追及し、賠償を要求する動きが高まっている。

渡邉哲也さんも言っている。“問題は日本”だ。自由社会第二の国家で、世界第三位の経済大国。“中国”経済及び、製造業を技術や基礎材料、機会の面で支えているのは日本。その日本がどう動くのか。それによって、事態は大きく変わる。“中国”による利益と国際信義を秤にかけるのは間違っている。

香港が落ちれば、いずれ“中国”の矛先は台湾に向かう。

天安門が繰り返される。今度は、「高度な自治」が約束されていた香港で。そんなことを許してしまったら、日本の失うものは、計り知れない。




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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本












































































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