めんどくせぇことばかり 『六甲かもめ食堂 野菜がおいしい季節の献立』 船橋律子
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『六甲かもめ食堂 野菜がおいしい季節の献立』 船橋律子

4連休は、孫のお守りで終わった。

一週間ほど前に連絡があり、4連休は、久し振りに親子4人で来ることになっていた。連れ合いと二人で、事前に買い出しに出かけ、いろいろなものを存分に食わせてやろうと買い出しをしておいた。

ところが、連休前日に、娘が、・・・私の娘、孫の母親、その娘が熱を出したらしい。ここのところ、更年期にはまだ間があると思うが、頭痛や発熱に悩まされることが少なくないようだ。結局、孫二人を爺婆が預かって、娘にゆっくり身体を休めてもらうことにした。

娘が来るのは久し振りのことだったので、大好きな煮ものを作ってやろうと、茄子を買い込んでおいた。半分に切った茄子の背中に、斜めに細い切れ込みを入れ、油で炒めた上で、甘辛い煮汁で煮る。そのまま冷やして食べるんだけど、冷えた煮汁で素麺を食べてもうまい。茄子素麺と呼んでいる。

連休最終日、孫を車で送り返すときに、作っておいて持ってってやろうかと思ったんだけど、孫のお世話で私にはそんな暇はなかった。なにしろげんき盛りの孫たちで、四六時中目を離すことが出来ない。あれじゃあ、娘も疲れ果てるだろう。

ごはんの時間もそうで、おとなしく食べるような玉じゃない。「ごはんの時間にふざける子は、大人になってから、ごはんが食べられなくなるぞ」と脅しつけて、卓に戻して食べさせる。とても余分なことは、していられない。

連れ合いが頑張って、孫たちを寝かしつけてからなにか作ったようで、それを買っておいた肉と一緒に持っていった。

そうか、感染症の流行で苦労してた六甲かもめ食堂も、ようやく、9月に入ってから、イートインを再開したのか。

この本は、『六甲かもめ食堂の野菜がおいしいお弁当』の第2弾。“食堂”が本を出すんなら、“食堂”の献立の方が先に本になりそうなもんなのにね。順番が逆のような気がしないでもないけど、まあ、そんなことはどうでもいいや。

外食ではあっても、自分の家で食べているような、食べ慣れた料理。こだわるのは、“旬の野菜とごくふつうの調味料”って言うのがいいね。

そこで出される定食は、ごはん、汁もの、漬物に、旬の野菜をたっぷり使った7品のお惣菜。組み合わせで気をつけるのは味や素材がかぶらないようにすることだそうで、それだけでもけっこう大変そう。



誠文堂新光社  ¥ 1,540

色とりどりのおいしさが花開く、かもめ食堂の季節ごとの献立
春の献立
夏の献立
秋の献立
冬の献立
おそうざい
メインのおかず
サブのおかず



まずは春夏秋冬の定食に供されている、12の献立。

その中の、汁もの一つ取っても参考になる。

セロリのみそ汁、レタスととろろ昆布のすまし汁、トマトとニラのみそ汁、モロヘイヤのスープ、カボチャとオクラのごまみそ汁、ニラともやしのみそ汁、小松菜と天かすのみそ汁、冬瓜入りコーンスープ、カリフラワーの豆乳ポタージュ、春菊となめこのすまし汁。

なかでも小松菜と天かすのみそ汁には驚いた。血圧を気にしている連れ合いは、ラーメンの汁は飲まない。うどんの汁も残すんだけど、先日、冷やしたぬきそばを昼に出したら、めんつゆのしみた天かすがあまりにもおいしくて、汁まで全部飲み干していた。室のしみた天かすは、たぬきそば、たぬきうどんだけと限る必要はどこにもない。

たとえば、そこで紹介されているのがデミグラスソース風ハンバーグ定食の献立ならば、ハンバーグのアレンジレシピとして、おろしハンバーグや、照り焼き蓮根ハンバーグが紹介されていたりする。

たとえば、そこで紹介されているのがゴーヤの肉巻カレー照り焼き定食の献立で、その副菜にトマトと厚揚げの卵とじがつけられていれば、卵とじのアレンジレシピとして、マイタケの卵とじ、竹の子の卵とじ、なすの卵とじ、白菜の卵とじが紹介されていたりする。

仕事を引退するような歳になって、それでも肉や魚が食べたいけれども、野菜の料理にホッとする思いは、圧倒的に強くなってきた。

買い物の仕方にもよるけど、感染症が流行する中、混雑するスーパーに行く数は減らしたい。夫婦二人暮らしの私のところでは、卵の特売日の火曜日に、スーパーで買い出しをする。その日に農産物直売所も訪ね、目についたものを買い込んでくる。火曜日の買い出しだけで全部まかなえるわけじゃないけど、とりあえずは、その日の買い出しが基本。

旬のものと思えば、似通った野菜を使った料理が続く。せめて、目先は少しずつ変えていきたい。今時の農産物直売所には、なすとオクラがところ狭しと並ぶ。

なすの卵とじ、麻婆なす、なすとトマトのそぼろ煮、なすとトマトの甘酢マヨサラダ、なすの明太子和え、焼きなすと茗荷のエスニックサラダ、蒸しなすの梅しらす和え

ほんの少し、目先を変えるだけで大部違う。

蒸したなすを納豆昆布で和えたらどうだろう。ささみを割いて、なすと一緒に梅肉で和えたらどうだろう。そういう食べ方があってもいいんじゃないかな。そんな風に考えさせてくれる本だな。

とりあえず今朝は、刻んだオクラと納豆昆布を混ぜ合わせて、しょうゆを少し垂らして食べた。これがうまいこと、うまいこと。なんだか朝ごはんから遊んでいるようだけど、ふざけているわけじゃないからね。大きくなってから、ごはんが食べられなくなることはないだろう。


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テーマ : 料理の本
ジャンル : 本・雑誌

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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本


























































































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