めんどくせぇことばかり エール『危うい国・日本』 百田尚樹 江崎道朗
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エール『危うい国・日本』 百田尚樹 江崎道朗

NHKには極左活動家が何人もいるという。

もとNHKの経営委員を務めた百田尚樹さんが言うんだから、間違いないことなんだろう。それで分かった。NHKの朝ドラで、時代背景に大東亜戦争が絡んでくる場合がある。そんな時、物語は必ず、庶民を戦争に巻き込む軍国主義国家日本と、健気に戦争の時代を生き抜くヒロインという構図で展開する。

先週はヒロインではなく、主人公の古山裕一が戦争に向き合うことになった。インパール作戦で苦戦を強いられているビルマの部隊を慰問している様子が描かれたのだが、なんと慰問先の部隊長は、恩師の藤堂清晴先生だった。慰問の演奏会が開かれるまさにその日、部隊は敵襲を受け、多くの隊員とともに、藤堂先生まで裕一の目の前で撃たれ戦死してしまう。

番組の中では、だいぶ戦局の不利が表現されており、戦争も押し迫った感じが出ていたので、終戦間際という感じだった。そんなときに、慰問目的でバシー海峡を越えるなんてあったのかと疑ったが、実際に古関裕二は行っていたようだ。

古関裕二は実際、戦場の慰問にも積極的だった。1938年には中国戦線、42年には南方の東南アジアを回り、44年3月のビルマ訪問が、先週の番組のもとになった慰問だったろう。44年3月のビルマ訪問は、当初は特別報道班としての派遣だったが、現地では実際、軍楽隊と各部隊を慰問してまわったそうだ。

番組の中で、妹婿の五郎ちゃんがキリスト教に入信し、宗教的反戦を貫いて特高に捕まる。その姿と、戦争で活躍の機会を得、結果として多くの若者を戦場に駆り立てたという罪の意識を背負い込んだ古山裕一の姿を対照させる。まったく、いやらしい。

福島民友新聞によれば、演出の方は、「裕一が信じていたもの全てが崩壊していく。全ての自我の喪失なんです。裕一が追い詰められていくのを映し出すことができたんじゃないか。彼を描く上で戦争は避けられないと思って撮りました」と語ったそうだ。“戦争は避けられない”のはたしかにそうだが、“信じていたもの全てが崩壊し、全ての自我の喪失”に至るほど、古関裕二は弱くはない。だから、戦争中も戦後も、音楽の力を決して疑わなかった。

それにしても、なぜ、裕一の“信じていたもの全てが崩壊していく。全ての自我の喪失”を、そこまで強調する必要があったのか。慰問先の部隊が敵襲され、部隊長を務めていた恩師が戦死するという衝撃的なシーンで描くあたりに、庶民を戦争に巻き込む軍国主義国家日本をアピールしたい演出の方、ご自身のお気持ちが表されているように思える。


『危うい国・日本』    百田尚樹 江崎道朗


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いま日本を危機に陥れている元凶・デュープスが官僚・マスコミを支配している
はじめに―日本を危機に陥れる「デュープス」をご存じですか?
第1章 日本はやっぱり「カエルの楽園」―「中国肺炎」の教訓
第2章 憲法改正はなぜ進まないのか
第3章 本当に危うい日本の安全保障
第4章 日本人のための「日本の歴史」を取り戻そう
第5章 インテリジェンスなき日本でいいのか
第6章 コミンテルンの亡霊に怯えるな。しかしデュープスを注視せよ
おわりに―インテリジェンスの重要性を知ってください


NHKの極左活動家の力というのが、そういうところに働いているんかな。

水曜日、木曜日の番組は、テレビ画面に目を向けられなかった。
福島民友新聞 2020/10/11
【エールのB面】古関の従軍体験『戦場の現実』・・・兵士の心情を思い作曲

https://www.minyu-net.com/serial/b-men/FM20201011-545730.php
(抜粋)
陸軍病院へ慰問に行った際には、ちょうど軍楽隊の演奏会が開かれており、「露営の歌」の大合唱を聞いた。すると伴奏が途中で止まり、軍楽隊の隊長から作曲者として紹介された古関は頭を下げたまま泣いたという。古関は「兵隊の顔を見たとき、一人一人の肉親が無事に帰ることを祈っており、はたしてその中の何人が? と思うと、万感胸に迫り、絶句して一言もしゃべれなく、ただ涙があふれてきた」と振り返った。古関の涙声を聞いた兵士に共感が広がり、感涙の合唱となった。

どうかな。慰問先での古関裕二の戦場体験として、恩師が目の前で戦死する作り事より、この本当の話の方が、古関の人となりを表しているような気がするんだけどな。

演出の方には、恩師の戦死の方がふさわしいと思われたんだろうな。

悪化しつつあった日米関係を修復すべく動いていたのは、日本の方だった。
戦争を望んでいたのは、ルーズベルトの方だった。そのルーズベルトを対日戦争に誘導していたのが、ホワイトハウスにもぐり込んだソ連のスパイたちだった。時間とともに明らかにされつつあるヴェノナ文書によって、すでにそれは明らかだ。

ソ連のスパイは日本の政治決定にも潜入していて、日本を南進に向かわせて、アメリカとの衝突に誘導した。死刑になった尾崎秀実がその代表だ。

それらの事実をなぜ無視するんだろう。目の前にあるのに見ようとしない。知ることを恐れているようにしか見えない。学術会議の6人もそうだけどさ。

ハルノートの原案を書いたハリー・ホワイトや、知日派のジョゼフ・グルーの助言を握りつぶしてヤルタ会談を仕切ったアルジャー・ヒス、それから尾崎秀実たちのようなソ連のスパイの暗躍がなければ、日米戦争の悲劇はなかったかも知れないんだよ。

なぜ、それを平然と無視できるのか、不思議でならない。



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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本






















































































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