伊豆ヶ岳東尾根。どんどん急になって、最後は・・・
奥武蔵のマイナールートも、冬なら葉が落ちて、薮もだいぶ薄くなる。尾根を歩けば、梢をすかして遠望に恵まれることもある。
今のうちにそんなマイナールートを歩いておきたいんだけど、このご時世、公共交通機関は控えたい。本当はある程度はいいと思っているんだけど、制限をつけてコースを考えるのも、なんだか、それなりに面白い。実際、こんなご時世でなければ、通らなかったろう道を、このところ、いくつか歩くことができた。
この日は、奥武蔵でも人気の伊豆ヶ岳に、マイナールートで登ってみた。正丸駅に車を置いて、ロードを3キロほど歩いて登り口に向かい、東尾根ルートで山頂をめざす。
登り口の琴平神社で身なりを整え、急坂を尾根を目ざして登る。神社で防寒具を脱いだのだが、尾根に出ると、北からの風がかなり冷たい。ヤッケを身につけ、ネックウォーマーで鼻まで隠す。登り下りを繰り返しつつ高度を上げていくが、ほぼそのすべてが、すごく急。
(あの鳥居が東尾根への入り口 道ばたにも木の標示あり)
(ムジナ入とあった。“入”はこの辺では小さな沢のこと。ここはどうやら“ムジナ入の頭”)
670の表示のついたピークをから、いったん鞍部まで下りて、その先は反っくり返りそうなくらい急な道なので、ゆっくり慎重に歩いた。ここからは、急な坂道を登れば、その次の登りはもっと急。古御岳からの縦走路への巻き道が左手、南側に二度ほど現れるが、今日は巻かずに直登する。
(670ピーク。向こうは伊豆ヶ岳かな)
(南側に古御岳と思われるピーク) (古御岳からの縦走路の向こうに長沢背稜がみえる)
(穏やかそうに見えるけど、嫌になるくらいな急登)(登ると黒々とした伊豆ヶ岳が壁のように)
(やせ尾根を越えるとさらに急な登りが現れる。これを越えれば、あとは40メートルの壁だけ)
最後の最後、ロープが現れると、そこから落差40メートルは、ほぼ壁。最初の短いものを加えると、全部で4本のロープをつないで直接山頂に出る。東尾根ルートのゴールは、大黒様のすぐ後ろ側だった。最後の登りは、気持ちがはやって、気がついたら取り付いてしまっていて、写真に収めることができなかった。・・・残念。
(頂上にある大黒様の後ろがゴール)
山頂からは、浅間山から谷川連峰までが、きれいに見えていた。冬以外ではあり得ない。
(伊豆ヶ岳でこの景色が見られるのは、この季節だけだな)
(頂上から東尾根を振り返る)
新しい道を歩いた達成感と、山頂からの展望の余韻を感じながら、正丸峠を経て、正丸駅を目指した。
(奥武蔵グリーンラインの走る山々。左手の飯盛山から関八州見晴台にかけて)
この日歩いたのは、以下のようなコース。

今のうちにそんなマイナールートを歩いておきたいんだけど、このご時世、公共交通機関は控えたい。本当はある程度はいいと思っているんだけど、制限をつけてコースを考えるのも、なんだか、それなりに面白い。実際、こんなご時世でなければ、通らなかったろう道を、このところ、いくつか歩くことができた。
この日は、奥武蔵でも人気の伊豆ヶ岳に、マイナールートで登ってみた。正丸駅に車を置いて、ロードを3キロほど歩いて登り口に向かい、東尾根ルートで山頂をめざす。
登り口の琴平神社で身なりを整え、急坂を尾根を目ざして登る。神社で防寒具を脱いだのだが、尾根に出ると、北からの風がかなり冷たい。ヤッケを身につけ、ネックウォーマーで鼻まで隠す。登り下りを繰り返しつつ高度を上げていくが、ほぼそのすべてが、すごく急。


670の表示のついたピークをから、いったん鞍部まで下りて、その先は反っくり返りそうなくらい急な道なので、ゆっくり慎重に歩いた。ここからは、急な坂道を登れば、その次の登りはもっと急。古御岳からの縦走路への巻き道が左手、南側に二度ほど現れるが、今日は巻かずに直登する。







最後の最後、ロープが現れると、そこから落差40メートルは、ほぼ壁。最初の短いものを加えると、全部で4本のロープをつないで直接山頂に出る。東尾根ルートのゴールは、大黒様のすぐ後ろ側だった。最後の登りは、気持ちがはやって、気がついたら取り付いてしまっていて、写真に収めることができなかった。・・・残念。

山頂からは、浅間山から谷川連峰までが、きれいに見えていた。冬以外ではあり得ない。


新しい道を歩いた達成感と、山頂からの展望の余韻を感じながら、正丸峠を経て、正丸駅を目指した。

この日歩いたのは、以下のようなコース。

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