めんどくせぇことばかり 腰越城跡~官ノ倉山から細窪山~安戸城跡
FC2ブログ

腰越城跡~官ノ倉山から細窪山~安戸城跡

埼玉県の寄居町から、東秩父村の落合を経て小川町に抜ける道は川に沿って続いている。大内沢は落合で槻川に合流し、東に流れる。その北側に、寄居町(大里郡)、東秩父村(秩父郡)、小川町(比企郡)を隔てる尾根がある。三郡境から伸びたその尾根は、小川の町にはいる辺りで尽きる。その尽き際に、尾根は南に向かって鼻を伸ばし、槻川はそこで大きく蛇行することになる。街道も川に沿って蛇行する。

南に延びたその鼻の突端に、城が築かれていた。腰越城という。三方を槻川に囲まれた、天然の要害に築かれた山城で、本郭を中心に、二の郭・西の郭・帯郭・竪堀・堀切が複雑に配置されている。頂上部の本郭からは、安戸城方面、小川町方面が見通せる。

この城は、安戸を根拠地とする松山城主上田氏に、家老として仕えた山田伊賀守直定(1562歿)の居城と伝えられ、安戸への入口を守る重要な役割を果たした城と考えられるそうだ。

地図を調べていたら、この腰越城跡から、尾根伝いに官ノ倉山に向かう道があるようだ。そこから、上記の三郡境に向かう尾根道を歩き、臼入山標示のある細窪山手前から安戸城跡に下山する道があるようだ。どちらも“山と高原地図”には記されていないが、その道を歩いてみた。
IMG_7779.jpg (車を置かせてもらったパトリアおがわから、腰越城があった山頂部を見る)

腰越城跡は大変見応えがあった。見学に40分も費やしてしまったが、それだけのことはある。
IMG_7753.jpg IMG_7755.jpg (本郭からは小川町が一望。振り向けば、この地域のシンボルである笠山)

IMG_7758.jpg (とても複雑な縄張り。この城を落とすのは、かなり大変そう)

そこから官ノ倉山への道は、“山と高原地図”にはなかったが、腰越城跡には標示があり、途中、テープも多く付けられていた。いくつかの急登はあるが、道迷いの心配はない。

尾根上の道に合流するのは、石尊山山頂の、ほんのちょっと西側。官ノ倉山と石尊山をつなぐ道は何度も通ってるのに、人って、見ようとしてないものは見えないもんだな。
IMG_7761.jpg (石尊山より。左手前が官ノ倉山山頂。奥は皇鈴山と登谷山)

IMG_7762.jpg (今度は官ノ倉山唐。木の少し右手に山頂標示が見える。奥はもちろん筑波山)

腰越城跡で時間を使ったので、石尊山も官ノ倉山も時間をかけず、水分を補給する程度で先に向かった。

不動沢の頭、鳥森山、天の峰と小さなピークをこなし、いったん林道に出て、すぐに山に入る。細窪山の手前で、安戸城跡方面の道を確認した上で、細窪山に向かう。細窪山山頂は西側が開けていて、そこでお昼にする。北側はこずえ越しに、いくつかの白い山が見える。このお昼タイムに、突然、風が強くなる。周期的に突風がくる。少し下がった位置に移動して、お昼にした。
IMG_7766.jpg (“山と高原地図”によれば、この山頂標示は間違っていて、本来ここは細窪山。奥は皇鈴山と登谷山。大内沢の集落も見える)

IMG_7772.jpg安戸城跡に向かう分岐にも、標示はあった。それ以降の道は、時々薄くなるところもあるが、うるさいくらいにピンクテープが付いている。・・・ああもう、うるさい!

時々くる突風が、木々をゆらす。細かい枝が、吹っ飛ばされて降ってくる。木が倒れるとは思わないが、太めの枝が折れたり、折れて引っかかった枝が落ちてくるくらいのことはありそうに思えた。ヘルメットが欲しかった。

安戸城跡は自然地形を利用した山城のようで、さほどの遺構は見られない。腰越城からは、お互いを視認できる位置にある。何らかの関連性があったんだろう。
IMG_7777.jpg (安戸城跡から下りると、目の前に官ノ倉山と石尊山が見えた)

安戸城、腰越城、青山城、小倉城、菅谷館、青鳥城、松山城と連携しているのか。・・・面白い。

この日歩いたのは、以下のようなコース。
tizu_20210217075313fe8.png


関連記事

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください


ポスト・コロナの新たな世界において日本の歴史と国民性を基盤とした「日本独自の戦略」とはなにか。
地政学的思考方法を基礎として提言する
カウンター
カテゴリ
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本






























































































検索フォーム
RSSリンクの表示
最新記事