めんどくせぇことばかり 『枝元なほみのリアル朝ごはん』 枝元なほみ
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『枝元なほみのリアル朝ごはん』 枝元なほみ

朝はごはん。

食べるのは、いつも連れ合いと一緒。もう知り合って40年にもなると、顔を合わせてもドキドキするわけでもない。代わり映えしないことこの上ない。まあ、変わっては困るけど。

パンを食べて朝食にすることはない。昼にパンを食べることはあるが、朝はごはん以外考えられない。今日は、さやエンドウのみそ汁、青物のもずく酢和え、ハムエッグ、焼きたらこ、それから各種漬物。たらこがめざしに変わったり、ハムエッグがなんかの玉子焼、もしくは納豆に変わったり、もずく酢和えが煮浸しになるくらいかな。飽きの来ないように努力はするものの、本質的なところは変わらない。

料理研究家なら、そんなことないんだろう。朝から、ビシッと一本筋の通ったものを食べてるんだろう。思想的な裏付けのある、哲学的な朝ごはんなんだろう。

なんて思ってたら、枝元なほみさん、料理のお仕事をしている人の朝ごはんの様子をばらしてしまった。

ええ?時間に追われて、パック詰めの冷凍ごはんをレンジでチンして、容器のまんま、香味しょうゆを垂らしてワシワシ?料理を本業にしている人の朝ごはんが、そんなことでいいの?ビシッとはどうした。筋の通ったふきはどうした。思想はどこにある。ワシワシが哲学か?

そんな自分にふと気づいて、自分の〈リアル朝ごはん〉に後頭部をガツンと打たれて気を失って、気がついたらお昼になっていたらしい。

だけど、世間の人だって、朝はもう少し寝ていたい。いけないと思って起き出せば、なんだかんだと面倒な料理をしている暇なんてない。誰だって、忙しい朝を過ごしている。

それじゃあ、〈香味しょうゆかけごはん〉をワシワシ食べている枝元さんの、日々のそのままの朝ごはん、〈リアル朝ごはん〉、〈すっぴんごはん〉でつながりたいと、出版されたのがこの本と言うことだ。





海竜社  ¥ 1,540

身体のスミズミにピッタリ合致する食べ物は何かを考え、そうやって作られた朝食
梅しらすごはん 肉まん ふきのサラダ 梅とろろにゅうめん 
ごはんみたいなパン こまごまおかず 冷たい緑茶 江戸前玉子焼
スープの朝ごはん 混ぜ寿司 ぶっかけうどん シウマイ弁当
焼肉朝食 煮なすうどん 薄茶色ごはん はんぺんトースト
めかぶ蕎麦 クイックおでん 足跡混ぜ寿司 お雑煮 その他


さっき、お昼に“梅とろろにゅうめん”を作って食べた。

この間、夕ご飯に作った親子丼の具が余っていたので、“半親子丼・半にゅうめん”にして食べた。大変おいしかったし。これを朝ごはんにしているわけだ。なかなか面白いですね。スイミングから帰宅した連れ合いにも、大変評判がよかった。

そう言えば、スイミングの帰り、家を出てすぐのところで、スピード違反の取り締まりをしていたと言っていた。そこは2車線の広くていい道で、信号から400mほどの下りの直線になっている。3台、左折した道に引き込まれていたそうだ。きっと、今日のお昼ごはんは、おいしく食べられないだろう。

さて、“梅とろろにゅうめん”に戻る。とてもおいしかった。ただ、家でそれをやるとなると、困った事態が生じる。なにしろ、基本的に隠居の身。山に行く時を除けば、お昼も家で食べる。感染症でお出かけを控えているので、なおのこと。連れ合いがスイミング通いしているので、たいていは私が先に食べることになるんだけど、準備は私がやる。

お昼には、麺類だったり、丼物だったり、中華だったりする。朝、麺類を食べ始めると、朝と昼の区別が、じきに崩壊してしまうだろう。それがなくなると、なんだか決まりが悪い。

きっと枝元さんは、外でお仕事をしているから、朝と昼の区別をつける必要もないのだろう。しかも、フリーランスの一人暮らしで、時間も場所も、その時々。そうなると、決まった時間に朝ごはん、昼ごはんというわけにはいかないね。

だから、この本に紹介されているような、何にもとらわれない、自由な朝ごはんと言うことになるわけだ。

なんと、“豆苗ラーメン”はインスタントラーメン。サッポロ一番塩ラーメン。連れ合いに、朝からインスタントラーメンを食べさせようとは思わない。私もふだんであれば、朝ラーメンはご免願いたい。だけど、山では朝ラーメンをよく食べる。特に暑い時期、あの塩気は、大事な塩気。

スープがいいね。あれは、真似しよう。白菜漬けの酸っぱいスープ。出たおつゆごと、ジャガイモやベーコンと一緒に煮る。白菜漬けからもいいだしが出るし、コンソメ味にしてもいい。軽くしょうゆを回すくらいでも良さそう。

〈リアルお昼ごはん〉として、とても参考になった。



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テーマ : 料理の本
ジャンル : 本・雑誌

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本






























































































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