めんどくせぇことばかり 菅谷館から、山でつないで杉山城跡
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菅谷館から、山でつないで杉山城跡

この間、よくよく考えた。

人の来ない山もいいけど、罠が仕掛けられている場合もある。今日も、人の来ない山を歩いていて、罠を仕掛けてあるという標示があった。余裕を持って歩いていればいいけど、余裕がなくなると、そういうのが目に入らなくなる。

罠にかかりたくないな。罠猟師は、自分が仕掛けた罠は、必ず1日1回見回るそうだから、明日の今頃までには必ず救出されるだろうけど、恥ずかしいったらありゃしない。

先日は腰越城跡と安戸城跡を、山でつないで歩いてきた。今日はさらに関東平野に近づいて、菅谷館から杉山城跡をつないでみる。

ただし、だいぶ平野に出てきてしまったので、この二つの場所は山道だけではつなげない。舗装道路を歩くことになる。

スタートは、埼玉県立嵐山史跡の博物館。ここは広い菅谷館跡に併設された施設で、今は緊急事態措置で休館になっている。ここに車を置かせてもらって、大平山に向けて出発。菅谷館跡の見学は、帰ってきてからにする。

こちらから大平山に登るのは初めてだったんだけど、本来こちらが大平山の“表”だったようだ。道標の立つ千手堂という地区の交差点は、かつての高札場としての機能も果たしていたようだ。

IMG_7795.jpg〈距日本橋元標東京市十六里・距第十四師団宇都宮市三十三里〉とある。この地域の人が兵役に服するには、宇都宮第十四師団に入隊したんだそうだ。

登山口から山頂までの標高差は、100mちょっと。山頂近くで振り返ると、大蔵地区方面の景色が広がって、清々しい。槻川を挟んで向こうの丘には小倉城跡があって、かつて大平山には物見櫓があったという。

山頂から北側の登山口に下り、大平山登山はほんの25分で終了。ここからは、できる限り山道でつないで杉山城跡を目ざす。大平山の北側にある登山口から道路を渡り、反対側の山に登り口を探す。以前、ここよりも3キロほど西側から、この山の反対側にある大聖寺という寺に山越えでいったことがある。その時、いくつか交差した尾根に道があったのを見た。

ちょっと探しただけで、かつて林道として使ったくらいの道があり、そのまま山道になる。木に巻いたテープに、矢印と大聖寺の文字。とりあえず、そこまではつながる。大聖寺は近隣から、山を越えて訪れる寺だったんだな。
IMG_7798.jpg (桜・・・かな?)

寺に着いたら、一番上の観音堂まで登ってみた。北武蔵の山の向こうに白い山、・・・浅間山が見えた。
IMG_7800.jpg大聖寺観音堂。ここまで登ってくると、浅間が見えた。最初、白い斜面が見えたとき、富士山かと思った。斜面だけ見ると、浅間と富士山はよく似てた。
IMG_7805.jpgそこから少しロードを走って254号線に出る。道路を渡ってお地蔵さまの脇から先の遠ノ平山に向かう。鉄塔の脇を通って山頂に向かうと、“御嶽山大神 八海山大神 三笠山大神”と刻んだ石碑が建っていた。
IMG_7808.jpg下山路は、次に向かう杉山城跡に近い尾根道に進む。途中まで道が付いていたが、道路が近づいた辺りで消えてしまう。無理に道に出ようとしたら、3mほどの擁壁の上に出る。歩道はなく車の通りが多い。諦めて、斜度のゆるくなった尾根道の先に薮をこいで進む。しばらく迷走の後、出口発見。

ここからは長いロード。何とか山に入ろうと試みるも、害獣駆除の罠に怖じ気づいてロードに逃れる。杉山城跡への入り口を間違えて遠回りするが、何とか到着。

これがもの凄い。この間、腰越城跡でも感心したが、杉山城には唖然とした。平成14年からの発掘調査で、次第に詳細が明らかになってきたもののようだ。
IMG_7810.jpg (大手口から、手前の出郭、外郭の向こうに南二の郭、一番奥に本郭が見えている)

IMG_7812.jpg (馬出郭から南三の郭を見る。右手は外郭)

IMG_7813.jpg (南三の郭から、さっきいた馬出郭を見下ろす)

IMG_7814.jpg (本郭から大手口方面を見ている)

IMG_7816.jpg (本郭から東二の郭、東三の郭を見下ろす)

IMG_7818.jpg (今度は東三の郭に下りて、本郭方面を見る)

IMG_7815.jpg (本郭からは、日光連山が遠望できる)

杉山城跡からロードを走って菅谷館に戻ったが、城跡としては、杉山城は菅谷館の上をいく。驚いた。これは嵐山町にとっても、埼玉県にとっても、大変貴重な歴史遺産だ。
IMG_7821.jpg (菅谷館跡に戻ってきた。ここの遺構もすごいけど、印象に残ったのは、この梅の木)

・・・そろそろ県境を越えようかな。

この日歩いたのは、以下のようなコース。
tizu_20210220075909a4a.png


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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本






























































































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