めんどくせぇことばかり 『今が分かる 時代が分かる 2021年度版 世界地図』
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『今が分かる 時代が分かる 2021年度版 世界地図』

なぜか、還暦を過ぎた夫婦二人で暮らす家の居間に、世界地図と首都圏広域鉄道路線図が貼ってある。

日本地図もあったのだが、こちらはエアコンの風が当たる場所にあったためにボロボロになって、撤去された。いずれも、子どもたちが小さい時分に貼ったものだが、二人の子どもが家を出て、もうずいぶん経つのに、今でも二つは、そのまま貼ってある。だいたい、こういうのを貼ったのは私で、オリンピックやらニュースやらでいろいろな国名や地名が出るたびに、地図で確認してた。首都圏広域なら、鉄道での行き方までたどったりもした。

今じゃ、パソコンひとつあればことが足りるので、いらないと言えばいらない。だけど、路線図はともかく、世界地図はあった方がいいな。どこかの国の場所を確認する時に、顔を左に向けるだけで見られるし、なにしろ精神安定剤としての役割も大きい。

日本が世界の中心にあって、目立つように赤く塗られていると、なんだかホッとするんだよね。

だいたい、地図がもともと好きなんだ。山岳部だった影響かな。自分がいる場所から、道がつながって、違う場所に行ける。そんなことだけで、なんだか嬉しくなれる。鉄道の好きな人が多いけど、結局そういうことなんじゃないだろうか。

そして、道は、さらに先へ続く。どこまでも、どこまでも、すごく遠いところへだって行くことができる。地図を見ていてそんな思いに駆られたら、もう大変。時間が経つのを忘れてしまう。

高校で社会科の教員をしていたので、地図帳はいくらでも手に入った。本来、地図帳というのは安いものじゃない。だけど、教科書会社が見本として献本していったり、退学する生徒が置いていったりするので、社会科室の書棚には、常時、最新の地図帳が何冊か並んでた。

そこに授業で使う資料を探しに行って、ついつい地図帳を手にしようもんなら、もうダメ。教材研究の貴重な時間を、地図帳に持って行かれてしまう。

2万5000図で山の計画を立てるときも、本来の計画からそれて、稜線伝いにどんどん気持ちが逸っちゃうんだよね。そんな方まで行ったら、その日のうちに帰れないっていうのに。

でも今は、仕事を辞めた隠居の身だから、地図に時間を持って行かれちゃうのも、もう悪いことでもない。


『今が分かる 時代が分かる 2021年度版 世界地図』

成美堂出版  ¥ 1,760

今年も世界は伝えるべきニュースが盛りだくさん。最新の情報地図最新版!
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《今が分かる 時代が分かる》そんなうたい文句に惹かれて購入した。

前からご紹介のところだけど、今がどういう時代なのか、そういうことを考えるとき、渡部昇一さんや、長谷川慶太郎さんの意見や分析を、よく参考にさせてもらっていた。

そんなお二人も、お亡くなりになってしまった。渡部昇一さんは平成29年に、長谷川慶太郎さんは令和元年に亡くなった。

そして今、世の中が急に動き始めているように感じる。流れが速まったように感じるのは、なぜかお二人が亡くなったあとのように思えるのはなぜだろう。二人の意見を聞きたいという思いが強すぎるんだろうか。

トランプ大統領の登場であるとか、ブレグジットであるとかという辺りは、自分でも捉えていた。グローバル化とそれに取り残された人たちの虚無感、あるいはブルドーザーのように世界を更地化されて、自分の寄って立つところを失ってしまったかのような不安感。

そこから声を上げた人たちがいたわけだが、それでもグローバル化は止められない。それも理解できる。さて、その先だ。今がまさにその時のように感じるのだが、渡部さんも長谷川さんもいないんだよな。

だから、一生懸命、《今》や《時代》を探している。

そんなわけで、中身を良く確認もしないで買ってしまった。ああ、いやいや、こんな言い方をすると、後悔しているかのように取られてしまう。そういう訳ではない。

この本は、《世界地図帳》だった。そう、《地図帳》。実際に、今の世界情勢を理解するための「国際政治」「産業経済」「社会」「資源・エネルギー」「環境・自然」「文化・スポーツ」その他に関わる、かなり細かいところまでの統計資料が掲載されている。

通常の地図帳であれば、ページの前半に、各地域ごとに、各種の地図が色つきで掲載されていて、後半にちょっと紙質を落して、単色の統計資料が掲載されている。

この本の場合、まず順番が違う。統計資料が前、地図が後ろ。それから、地図もきれいだけど、統計資料も同様に色つきで、きれいにまとめられている。

成美堂出版というところは、年に1度、これを改訂して“当年度版”として出版しているようだ。変化の早い昨今、毎年の違いを比べてみることに意味があるかもしれないが、とりあえず、一冊、こたつに座ったまま手の届く棚に並べて置くことにした。

その棚には、他に、地図帳が2冊ある。二宮書店のものと、帝国書院のものだ。



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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本






























































































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