めんどくせぇことばかり 鎌北湖紅葉と周辺の山
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鎌北湖紅葉と周辺の山

鎌北湖に水が貯まりはじめたのを確認したのが一〇月一五日だった。その時、鎌北湖を囲む木々は、まだ青々としていた。

あれから赤城山、榛名山、雲取山と、紅葉していそうな場所を歩き回った。紅葉は、いよいよ鎌北湖にも下りてきた。しかも、一ヶ月前よりも水が増え、湖面に紅葉を写していた。



鎌北湖から大谷木浄水場を経て蟹穴山の伐採地に上がった。晴れてはいたが雲も出ていた。だから、そんなに期待してなかったのだが、西の空はよく晴れていて、久しぶりにここから長沢背稜を見た。大岳山と御前山の間には、真っ白い富士山も見えた。
IMG_1110.jpg 鎌北地区にいた彼。肩口から背中に漂う哀愁は、なかなか出せるものではない。

IMG_1112.jpg ここからのこの景色は、いつもながら清々しい。

IMG_1113.jpg ここから富士山が見えたのはずいぶん久しぶりだな。やっと見える小さな富士山も、嫌いじゃない。

IMG_1114.jpg 越上山を挟んで、右に関八州見晴、左にチョコッと武甲山。

エビガ坂を経てスカリ山に到着。スカリ山からは、赤城山、日光白根、日光家族が見えていた。“見える”季節に移り変わってきたんだな。

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IMG_1116.jpg 武甲山、子持、大持から鳥首峠までの稜線、長沢背稜、伊豆ヶ岳から子の権現までの稜線が重なり合う。

IMG_1119.jpg スカリ山からは、関八州見晴、越上山、茶嶽山が重なり合って見える。右手は蟹穴山。

IMG_1121.jpg 八月で賞味期限の切れた小西の五目ご飯。うまい!

北向地蔵にはよらず、愛宕山から東稲荷山を経て保線の道に入る。保線の道だから誰もいないと思っていたら、私と同じ静かな道を歩くのが好きなおじさんがいた。

おじさんお勧めの新ルートを進んでみたら、薮だらけの急下り。もはや、バリエーションですらない。やはり知らないおじさんと“中国”の言うことは、聞くべきではなかった。こんな状況で北京五輪なんて冗談じゃない。

計画通りのしっかりしたバリエーションルートを経て、鎌北湖第一駐車場上にある、誰も来ない東屋につく。ご飯を食べて、しばらく本を読んで、静かな時間を過ごした。今読んでいるのは、門井慶喜の『なぜ秀吉は』。まだ読み始めたばかりだけど、結構おもしろい。

さて、駐車場に下りようと思ったら、このあたりの紅葉もきれい。あっちこっちと紅葉を愛で、駐車場に下りると、ほぼ満車状態になっていた。



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テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

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ひょっとしたら、どうも大変失礼したようです

いつも、楽しく読ませていただいています。
先月の山歩きの記録を本日見てみたら、11月19日の09:50頃に東三角山に居りました。
ひょっとしたら、私が「知らないおじさん」だったかもと思いお詫びのつもりで筆を摂りました。
先日あの場所を下ってみると、確かに踏み跡がかなり分かりずらく、直に谷に降りてしまいました。あの節は本当に申し訳ありませんでした。
私が中国大好きの 「知らないおじさん」かもでした。

たっクォさま

返信が、大きく年をまたいでしまいました。大変申し訳ありません。しばらく、コメントの確認をしていませんでした。

あの後、“おじさん”の所まで戻るのはばつが悪いので、巻いてルートの復帰しました。懸案のもう一つの東屋には行きました。場所は、地図を拡大していただくと分かると思うのですが、鉄塔の少し手前を左手に下っていったところです。

時間が経ってしまったので、当ブログにお立ち寄り頂けないかもしれませんが、お目にとまれば幸いです。

ありがとうございました



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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。

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中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。

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高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。

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今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本
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